【感想・ネタバレ】西洋美術史から日本が見えるのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
西洋美術史を学ぶと西洋の文化がより鮮明に見えてくる。
赤い薔薇は「性愛の女神」アフロディテを表すこともあるので、お客様の目に付くところに飾るのは品がないのに、そういうことを知らない外国文化大好きな人たちの無邪気さは性質が悪い。
何でも表面だけ取り入れる「おフランス」病から抜け出して、むしろ日本人としての矜持を持つべきだ。
西洋美術史を学べば日本のことも客観的に見ることができて、もっと楽しめるはず。
市民講座などで大人気の講師による、エスプリの効いたエッセイ集。

[ 目次 ]
BOOK考
シネマ考
西洋美術史考
何処も同じ考
花考
セレブ考
ワイン考
私的グルメ考
バレエ&オペラ考
名前考
西洋かぶれ考
永遠の都考
おフランス考
アート依存症考
室礼考
人生いろいろ考
メメント・モリ考

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

0
2011年04月20日

Posted by ブクログ

全編日本人の文化意識の低さに対しての愚痴のようなものですが、著者のように海外留学経験者や海外で暮らしている人たちは否応なくその場所で日本人代表となってしまうわけで、「なんで日本人は~なんだ!」と言われるととても恥ずかしい気持ちになって同胞に対して愚痴のひとつも言いたくなるんだろうなぁと思った。本場のものを適当に取り入れることが日本人としての評価を落とすのだろうけど、でもそうやって戦後成り上がってきたのが日本だからなぁ(^_^;) 全否定はできないと思うけど。
全編愚痴と書きましたが、ラストの「人生いろいろ考」「メメント・モリ考」は著者の力量発揮という感じでとてもよかった。

0
2009年12月13日

「雑学・エンタメ」ランキング