元火消しの卍(まんじ)と陰間あがりの百(もも)。義兄弟の契りを交わした2人の蜜月を描く本格江戸BLです。
言葉遣いはもちろん、当時の風俗や文化などを随所に織り交ぜつつも、甘くキュートなBLに仕上げられているのは、時代物を多く手がけてきた紗久楽さわ先生だからこそ。
百と卍のイチャラブはえっちで可愛く(百の尻のラインが最高!思わず触りたくなるプリケツっぷり!)、見ているだけで幸せになります。
おっとりして天然っぽい百ですが、陰間時代のエピソードは切ないのひとこと。実の兄でありながら百を陰間として「仕込む」ことになった醒と、そんな醒を慕う百との、胸を突かれるような関係には思わず涙が。
俺様でツンデレな伊達男・卍もまた、なにやら重い過去を背負っているようで…互いに地獄を見てきた2人だからこそ、こんなにも優しく思い合えるのかもしれません。
時代物ははじめてという人にも、ぜひ手にとっていただきたい作品。新しい萌えに出会えること間違いなし!です。
感情タグBEST3
匿名
内容はもちろんですが、最後の「このお話で夢見たことが実現する日本になりますように」という言葉までが素敵でした。誰もが、恋するしないの自由も、結婚するしないの自由も、性別にとらわれず選択でき、祝福される未来であってほしいです。
いや〜、最高に良かったです!(涙)
お百のお陰で強くなれた卍さん、2人の絆が素敵でした
途切れていた昔の縁とも繋がれて良かったです
そしてそして、「ももまん」サイコーでした!
匿名
最高でした...
圧巻でした。
この作品は画力もさることながら、言葉選びも卓越してますよね
作者さんの後書きのように、百と卍には世間のしがらみなく二人で幸せになってほしいです
またじっくり読み返します
匿名
13冊無料の期間に読んで、すごく感動して、購入しました。江戸文化、庶民の暮らし、風俗など
細かく描かれて、ストーリーも素晴らしい!
ラブシーンも、タッパのある人を色っぽく、描かれて、肌艶がいい!百さんのお尻ぷりぷりです。
卍さんもカッコイイし、色ぽい!この巻は、百さんと卍さんの、これから共に生きるための決意、覚悟の重要場面ですね。しあわせになってほしい。紗久楽先生に出会えて嬉しいです。
けじめ
万次の家族や過去とケジメをつけて百樹と万次の話は一旦完結ということでしょうか。
次回からは千と兆の話ということで、大変不穏な空気が流れていますが、とても楽しみです。
うるうるしました
今回は卍とお百の覚悟に、お互いを想い合う心に感動してうるうるしました。お父さんこわ…て思ったけど、父は父で、母は母で思うことがあって、自分から見えてる部分だけではないと考えさせられました。2人の幸せなところをもっともっと見たいです!
Posted by ブクログ
色々スッキリして良かったよー!
卍が筋通せたのも良かったけど、何より百が言いたいこと言ってスッキリできたのが良かったよーーー!
百可愛かった!
たくさんのキャラと話が通じたことで、今後次回の千と兆の話のほかの子達のエピソードも描きやすいだろうから、楽しみだなー!