【感想・ネタバレ】いろは匂へどのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『うさぎパン』を読んで瀧羽さんの世界に触れたくて手に取った本です。

光山と紫の距離感にムズムズしたりもしましたが、白黒ハッキリさせることは絶対必要なことではなく、むしろ割り切ってしまった方がいいこともある。
割り切ってしまう恋愛は少し寂しい気がしました。

ブライアンの素直な気持ちを真っ直ぐな言葉にして伝えてくれる所に心が暖かくなりました。

人は誰でも、毎日少しずつ何かしらの影響を受けて染まっていく。いい様にも、悪い様にも。

またひとつお気に入りの作品が増えました。

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2023年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

京都を舞台にしている。
小さな和食器を扱うお店の紫さんは
彼女を慕っている外国人ブライアン、
そしてカフェふやまちのオーナーたちと平凡な日々を送っていた。
ある日、行きたくなかったパーティーで草木染をする光山先生に出会う。
そして彼を取り巻く女性たちと関わっていく事で、いつもの日常が少しずつ変わっていく。光山先生はは一癖ある人物で、彼を取り巻く人たちも同じように波乱な人生を歩んでいる。そんな中、紫さんはなぜか彼に惹かれていく。惹かれていくのには理由なんてないんだろう…。そんな紫さんのゆれる気持ちを描いている。瀧羽さんの小説は、スケッチブックに京都の町並みを描き進めていくように広がりを見せてくれる。
その中で、登場人物が色付けされていく様がとても好き。

映画化やドラマ化されたら、
紫さんは 木村文乃さんかな。
光山先生は池内万作さん、
光山先生の一番近くにいる藤代さんは羽田美智子さんかな、
と、個人的に設定しながら読みふけってしまいました。。

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2023年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

京都で小さな食器店を営む30代女性が主人公。偶然知り合った草木染職人に心を揺らす。この草木染職人が「ひとたらし」でつかめないんですよね〜。人の懐にすっと入るというか、好かれるというか。本人に悪気はないだけに始末が悪い。結局終盤でこの草木染職人の本心がわかりますが、30代の微妙な時期にこんな人と出会ったらいやだわ〜。ブライアンの一途な気持ちに私なら惚れる。

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2018年10月17日

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