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バド人生は奥が深い
チームメイト・天才なんかいないけど・ツインズ・今が輝く時の4編
どれも良かったです
バド人生での生き抜く様が凄く心に響き
今の世の中だからこそみんなに読んで欲しい作品です
Posted by ブクログ
バドミントン小説の4冊目。今回は初の短編集。毎回主人公が変わる小説なので期待してたら短編なので一気に4人が主人公に。
松田が横浜湊の仲間になじんでいく様子を描いた「チームメイト」や双子ダブルスのことを描いた「ツインズ」ももちろんよかった、が、それ以上に「天才なんかいないけど」と「今が輝く時」がよかった。
「天才なんかいないけど」は水嶋の親友の静雄と拓斗の公立高校チームを率いていく過程を描いたもの。遊佐や水嶋のようなカリスマ的な存在がいない中で、過酷な環境の中地道な努力をしているところがとても共感できたし、良かった。
「今が輝く時」は、湊の周辺人物ではなくライバルであった岬くんを主人公にした短編。いつも違う視点で描かれていた本作だったが、これまで以上に違う視点で面白かった。榊とのシーンはとても笑えた。