【感想・ネタバレ】理科系の作文技術(リフロー版)のレビュー

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Posted by ブクログ

40年以上前の本だが、本質的な問題を丁寧に解説している。
他の本で書かれている部分が多いが、本書は「文章の役割の確認」の解説が特に優れている。
「字面の白さ」は本書で初めて出会った指摘で、新鮮だった。

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2024年03月31日

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論文を書く前に読んだ。論文を書く上で注意すべき点を網羅しており、何から手をつけていいか悩んでいたので非常に有用であった。一部現在においては適当でない方法を述べているが、パワポなど代替方法を用いれば良いと思う。

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2023年03月04日

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文章術、作文技術の本では、右に出るものはないんじゃないでしょうか、それくらいタメになる本です。少なくとも、私は仕事で文章を書く際にメチャクチャ役に立っています。

少し固い文章で書かれているので、読み通すのが大変ですが、何度も読んで血肉化し、具体的なケースに落とし込んでいけば、本当に文章で伝えることが得意になります。

私が本書を読んで1番勉強になったことは、「文章を書くとき、読み手を意識して書くことが大切。読み手がどんな情報を求めているのかを考える。それがわかれば、おのずと書くべき内容が決まる。」という内容です。これを知れただけでも、十分すぎるほどです。

わかりやすい文章を書きたい、論理的な文章を書きたい、そんな作文技術に悩める全ての人にとっておすすめできる本です!

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2023年01月21日

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どのように文章を構成すればよいのかがかかれている。誰にでもわかるような文章を書くには、書く順序や句読点や記号にも触れている。
私としては改行のあり方やトピックパラグラフについてとても参考になった。

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2022年05月04日

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タイトル通り、理科系の仕事をしている人は必ず読むべき本。特に、「逆茂木型の文章にならないこと」は気をつけるべき点。
何度も読み返し、また作文を実践し、身につけていきたい。

元来、「スライド」とはパワーポイントでなく、薄い板を指すことを本書で初めて知った。

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2022年01月03日

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新卒で内定をもらったときに、読むようにいわれてであった本。スキルがなくて、うまく伝えることができずに、苦しみもだえていたころから、ずっとそばにある本。

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2021年03月27日

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理科系に限定せず、多少なりとも文章を書く機会がある人であれば一度は読んだ方がいいと思う。
書いてある内容は難しくないのですらすらと読める。

3. 文章の組み立て
4. パラグラフ
5. 文の構造と文章の流れ
6. はっきり言い切る姿勢
7. 事実と意見
8. わかりやすく簡潔な表現
この辺は特に普遍的な内容なのでぜひ。

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2021年02月12日

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論文などを書こうと思っている方は、一読してみる価値はあると思った。
学校では習わない作文技術なのかもしれない。

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2020年07月10日

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筑波大学の授業科目「研究者入門(研究開発職を目指す人のために)」「研究・開発原論」「国語Ⅰ」の指定参考書。
“読める”文章を書くために、“全系”が読むべき手引書。

不特定多数の読者に対して、読みづらさが無く・不親切で無く・内容が素直に理解できる、そんな文章の書き方を解説する。こういった文章が書きたいなら、理科系に限らず文系も読むべきである。理科を題材にしてはいるが、重要なポイントは文理共通であろう。(逆に、特定あるいは不特定少数だけにメッセージが伝えられる文章や、真意を濁した文章を書きたい場合には向かない。)
私は父にすすめられて中学生のときに本書を読んだ。大学の参考書になってはいるが、中学生でも問題なく読める。さすがは“読める”文章を解説するだけはある。若い内に読んでおくに越したことはないだろう。
巻末には、発表の際の技術にも触れられている。OHPの使い方など、やや時代遅れの感は否めないが、ポイントは参考にできる。
厚さ・価格は手頃。文章は読みやすくサラッと読める。

目次
1.序章
2.準備作業(立案)
3.文章の組立て
4.パラグラフ
5.文の構造と文章の流れ
6.はっきり言い切る姿勢
7.事実と意見
8.わかりやすく簡潔な表現
9.執筆メモ
10.手紙・説明書・原著論文
11.学会講演の要領

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2022年05月17日

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[概要]理科系の"無愛想な"
    作文技術を論理的に論説。
[感想]
  ・"退屈な本だろう" 
    とタカを括っていたが、
    読み進めると面白い。
  ・人文系の
    "叙情的な""上手い"
   文章がコテンパンだ。
  ・文書だけでなく、
    メモの書き方
    図版の作り方
    講演のやり方 
   まで書いてある。
  ・これからは、
   作文のバイブルにする。
   でも、他人からは
   "乾いた文章"
   と言われるだろう。
[総評]
   ◎ここまで具体的な
    文章解説本は、
    なかなか無い。

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2024年04月27日

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論文に限らず、メールや議事録、資料など、人にわかりやすく伝える文章技術が満載でとても役に立つ。参考にしながら仕事に励みます。

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2023年05月22日

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数年前に1度読み始めたが自分の理解力が追いつかず、今年再読チャレンジした本。

タイトルに「理科系」とあるが、仕事のメール・報告書・プレゼン資料など仕事で文章を書く際、自分の考え方の気付きになった。

以下が為になったことー
明快で簡潔な文章を目指すこと、パラグラフの使い方、はっきりと言い切ること。

1981年初版で今読んでも色褪せない内容を書いた著者に敬意を表したい。

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2022年08月07日

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四半世紀ぶりに読んでみた。社会に出ると、理系だからこそ文書を書く機会が増えます。ビジネスメール、標準操作手順書、報告書、プレゼンテーションの資料など。そんな時に必要なのが本書になると思います。

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2021年12月09日

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文体や内容に古い部分はあるが、理科系の作文技術として抑えなければいけない点が一通り書かれていると感じた。理科系作文だからと言って書き方を変えなくて良いのでは、と思っている人はぜひ読んで欲しい。

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2021年08月29日

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文章の基本が書いてある本。
文系、理系に関わらず薦めたい。

文はとにかく短く、主語と述語の関係をハッキリさせ分のねじれを防ぐ、パラグラフの考え方、句読点記号の使い方は参考になる。

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2021年03月27日

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参考になることが多く良かった
医学・生物系の人はその方面の人が書いた似たような本も参考にした方がいいかもしれない

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2021年03月07日

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「仕事の文章」を書くための実用的な技術がまとめられています.自分で文章を作りながら何度も読み返そうと思います.

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2020年06月26日

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ネタバレ

この本で印象に残った一文を紹介します。

「理科系の仕事の文書に書きこむ意見は、事実の上に立って論理的にみちびきだした意見でなければならない」

基本にして王道。だから今も読まれ続けている。

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2024年04月25日

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別の本でオススメされていたので読んでみた。随分と昔の本で理科系向けとの事だが、現代のビジネスシーンでも必要とされる基本的な事を学べた。事例が物理や科学のモノなので内容を理解しようとせず文章のわかりやすさだけを注意して読んだ。

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2024年01月13日

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『頭のいい人が話す前に考えていること』
という本の中で紹介されていて
気になったので読みました!
普段こう言った本をあまり読まないので
自分に落としこむ為には何度か読み返さないとな
と感じました。
目標規定文を書くことや、文の構造、文章の流れ等
普段から気をつけたいなと思いました。

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2023年10月05日

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理系の弱点を踏まえた文章作成のポイントが論文例をもとに解説させている。ページ数も少なく特に卒業研究に追われている大学生にオススメです。

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2022年07月10日

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報告書、提案書、論文等を論理的に書く際の気を付けるべきことを具体例を交えて解説している。1981年出版なので、文体は古いが、エッセンスは今も変わらないところが多い。

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2022年06月12日

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人文系は読め
 6章の日本人論と日本語論は怪しい:特に6.2節.しかし内容は具体的で,有用だ.論文向きに見えるかも知れないが,それ以外の文章にも利用できる.『理科系の作文技術』といふ題名だが,文科系にも活用してほしい.人文科学でまかり通ってゐるやうな文章を書いてほしくないし,読みたくもないのだ;それは飛躍的だったり,ひねくれたり,はったりやこけおどしだったり,思弁的だったりしてゐる文章のことだ.例へば,小林秀雄や吉本隆明などがさういふ風に書いてゐた.
 もっとも,今では古い部分があるので,そこは読まなくてもいい.

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2022年09月27日

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読むのに時間がかかった。初めの方は難しく感じたが、後になって理解が進んでいくと、前半の内容もわかるようになる。

私はこの本を読んでから、漢字とひらがなの割合を気をつけるようになった。理科系でないし、まだここまでの技術をまとめられる文を書く機会がないので、簡単なところを実践していきたい。

ここで述べられている技術は作文に限らず、物事を考える多くの場面で活用できると感じた。

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2022年03月10日

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ネタバレ

2020年11月22日記述

理科系の作文技術
木下是雄氏による著作。
1981年9月25日初版。
私が持っているのは2017年10月10日83版だ。
これはもう本書は古典となったと言えると思う。

木下是雄(きのした・これお)
1917年(大正6年)東京に生まれる。
1917年(大正6年)11月16日 - 2014年(平成26年)5月12日
早稲田大学物理学科教授であった木下一彦は息子。

1941年東京大学理学部物理学科卒業。
名古屋大学助教授、学習院大学教授、学習院大学学長を経て学習院大学名誉教授、専攻、物理学、
2014年逝去。

本書は野口悠紀雄氏の「超」文章法でも紹介されていた。
MyNewsJapanの渡邉正裕氏も本書を執筆ノウハウを学ぶ上で読むべき本のひとつに上げている。
現代でこそ文章をいかに書くかというノウハウは多くある。
しかし当時はまだ数少なくその意味で本書の与えた影響は今までに至るほぼ全ての文章ノウハウ本に影響を与えていると言って良いと思う。
ただPCが個人でも使われる時代では無い時代である事、理系でのレポート、論文の書き方(当時の)が中心である為、今の人にとっては必ずしも本書で無くとも書き方が効率的に学ぶ事は出来る事に留意されたい。

事実と意見を分ける、
事実の裏打ちのない意見の記述は避ける、
1つ1つの文は、読者がそこまでに読んだことだけによって理解できるように書く、
自分のした仕事と他人の仕事の引用とがはっきり区別できるように書く

一番大切な事はこの辺りという所であろうか。
一文一意主義、「が」を絶対に使わないようにと指摘する野口悠紀雄氏の注意事項も参考にすれば仕事で使う文章も格段に上達するだろう。
本を作る上で面倒なので省略されてしまいがちな索引がついている事も野口悠紀雄氏が本書を高く評価した理由であろう。
力を入れて本書を作った証なのだ。

他に参考になった部分

書くことに慣れていない人は、誰が読むのかを考えずに書き始めるきらいがある。
…読者が誰であり、その読者はどれだけの予備知識をもっているか、またその文書に何を期待し、要求するだろうかを、十分に考慮しなければならない。

論文は読者に向けて書くべきもので、著者の思いをみたすために書くものではない。
序論は、読者を最短経路で本論にみちびき入れるようにスーッと書かなければならないのである。
…著者が迷い歩いた跡などは露いささかも表に出すべきでない。

日本文学研究者ドナルド・キーン(米国コロンビア大学教授)が次のように言っている。「鮮明でない言葉はフランス語ではない」という言葉があるが、
日本語の場合、「はっきりした表現は日本語ではない」といえるのではないか。

原稿をいちど他人に読んでもらって、まちがっているところ、判らないところ、判りにくいところ、そのほか改良を要するところを指摘してもらうことを勧める。
傍目八目ということばがあるが、実際、自分では当然と思って書いたことがひとりよがりであることを思い知らされたり、思いもよらぬ受け取り方をされギョッとしたり、必ず得るところがある。…読んでもらう人がみつからないときには、原稿をしばらく(できるだけ長い期間)寝かせておいてから読み直すといい。
忘却が目を新鮮にし。
アラがよく見えるようにしてくれる。

飛躍のない記述をすること。
読者は、論文の主題ならびに
それに関連するいろいろな研究を、著者のように知り抜いているわけではない。
著者が「これは書くまでもあるまい」と思って論理の鎖の環を1つ省略すると、読者はついていけないことが多い
事実と意見をはっきり区別して書くこと。
特に事実の記述のなかに意見を混入させるな。
これに似た心得として、論文の中では、自分のした仕事と他人の仕事の引用とがはっきり区別できるように書くことが特に重要である

まぎれのない文を書くこと。
理解できるように書くだけでなく、誤解できないように書く心がけが大切だ。

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2021年12月25日

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一読して無味乾燥な本だなという印象なんですが、まさにこの本が「理科系の作文技術」によって書かれてるからなんですよね。

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2021年11月06日

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人に正しく伝えるための分かりやすい文章の書き方、に、ついて理路整然と書いてあります。文章を書くコツは感情ではなくルールなのだと実感できます。

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2021年11月03日

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流石に出版されてから30年以上経っているため、古くなっている部分も多く、読みづらい。なので全部まともには読まなかった。結局のところ、冒頭の「チャーチルのメモ」にエッセンスは凝縮されている。結城先生の『数学文章作法』と被る部分もあるため、今となってはひとまずそちらを先に読んでみることをおすすめする。

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2021年04月04日

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ネタバレ

名著の評判が高いが正直記述が古い
特に理系ならばWebでの研究情報のやり取りも盛んだしWeb上での技術も盛り込んだほうが

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2021年01月30日

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起承転結、主題詳細と主張する割にはケツだけ読んでもわからない、初っ端を読んでもいまいちパッとしない駄文。主張している内容は間違ってないが本文の構成がだらしない。

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2020年08月10日

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