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アドラー心理学の考え方を知る入門書、身に付けるための練習の本としてよい。
本書は、質問者の問いに、著者が答えるという形で構成されている、若者のなやみ、子育ての悩み、老年期の悩みなど、大きなジャンルごとに別けられているが、どのジャンルについて答えてるときも一貫してアドラー心理学の考え方が使われている、なので私的にはアドラー心理学的な考え方を知れるので自分に馴染みのないジャンルのQ&Aも読むべきだとおもう。
アドラー心理学について書いた本書はただの自己啓発本ではなく、著者が実際に現場で使って行くなかで洗練された、読めば納得できる論理が詰めこまれているほんである、耳ざわりのいいだけの言葉を並べた自己啓発本を100冊読むより、この本を1冊読むべきだと思う、タイトルの通り人生が変わるきっかけになりうる本だと思う。
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相談内容からアドラー心理学をもちいた回答をする、という非常によみやすく実践的。
アドラーといいつつそこまで堅くないし、普通にお悩み相談みたいな。具体的に突っ込んだわけではないので詳しくアドラー知りたい人はほかをあたったほうがいい。
「愛する技術があれば誰でも結婚できる」には目がうろこ。
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「自分の課題」と「相手の課題」をしっかり分離すること。相手がどう思っても、自分の気持ちに正直になって行動する!!その結果として、相手がどう感じるのかは相手の課題なのだから
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「可能性の中に生きることをやめる」
この一文には驚いた。確かに挑戦をしなければ常に実現する可能性が残される。そして、実現不可能なものでも挑戦すれば実現できたと後悔する。行動するなら今なのだ。
「つい〜」はそれをしなければ理由が実はあるから。
変わるシリーズ、刺激になる。
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「その最終的な責任を誰が引き受けなければならないか」を考えたら、それが誰の「課題」かが分かります。
アドラー研究で有名な著者による人生相談。
「お気持ち」で意見するタイプの人にとっては冷たいとも感じられる内容だが、板挟みになりがちな人にとっては気が楽になる一冊。
<アンダーライン>
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どんな決断をしても必ず後悔する
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助けを求められない人は自分にしか関心がない
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私は悪くないかもしれない、と思おう
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責任が全て自分にあると考える人は実は支配的な人
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共同体感覚の英訳(Social Interest)から分かるように「他者への関心」という意味
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自分が生きていることにこそ価値がある
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自分にできないことはできないと割り切る
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この本では「すべての悩みは対人関係の悩みであり、神経症も心の問題ではなく、対人関係の問題だと考えます。」として、対人関係の改善に努めることを提案しています。
人は、生きるために働いているのであって、働くために生きているのではありません。働くことは人生の課題の一つではあっても、働くことだけが人生ではありません…他の人がどう思おうと、一番大切なことは、自分の人生を生きること…自分が仕事で貢献していると思えたら、上司や同僚から認めてほしいという意味での承認欲求は消えます。依存していれば、他者のに認められようとするために生きることになりますから、自分の人生を生きられないことになってしまいます。自分の仕事の価値はいかなる評価、承認に先行して、まずは自分で認めるものです。
「本物の芸術家であれば、他者の評価で一喜一憂するようなことはありませんし、誰かに認められるために、絵を描いたり、作曲したしたりはしません。たとえ誰からも認められなくても、自分の作品に価値があることを知っているはずです。他者からの商品は、必要ではないということです」他の仕事でもきっと同じです。
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『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』の簡潔版一問一答。
一問一答なので、物語の面白さはないが、その場その場のシチュエーションに当てはめるにはいいかも。
これを読んでから、2冊に入っていくのもありなのかな、と思った。
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本書は薬になるが、人によっては劇薬となるかもしれない。歩んできた人生で培った価値観そのものを否定されるショックに耐えられない状況が起こりうる。
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嫌われる勇気と比べてしまうと物足りない。
寄せられた悩みを対し、アドラーでお馴染みの岸見が答えていく。
悩みは、似たような事を抱えている人もいるだろうなと思うものが結構多い。
読んでみて、自分もそうだと思えるものがあるのではないでしょうか。
その答えで新たな視点を持つことが出来たり、解決になれば良いかと思います。
一番印象に残ったのは、可能性の中に生きる事を止めるという話。
悩んでいるのは決断しないから。
決断しないのは、可能性の中に生きたいから。
可能性に生きるのをやめて、飛び込めば結果が見える。
結果が見えて力及ばない事があれば、努力して知識を身につければいい。
あー、本当に真っ当すぎて心が痛い。
そうなんだよな。
そろそろ決断しようか。
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後半は、質問コーナーだったので長らく最後まで読んでなかった。
承認欲求を手放し、自分と向き合う。
4月から、こどもが、一人暮らしをはじめ、主人と2人暮らしのはずがあっという間に主人が亡くなり、一気に1人に。
話す相手がいるのは大切だ。
変えられるのは自分だけとアドラーを読むたび思う。
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原因論では、タイムマシンがないので治せない。
劣等コンプレックス=自分が取り組むべき課題から逃げようとすること=過去の問題を理由にする。
見かけの因果律=因果関係がないところに因果関係を見出すこと
どうせ決めるなら、今、決める。決めると後悔するかもしれない。どんな決断をしても必ず後悔はありうる。
優劣コンプレックス=自分を優位に置きたい、という気持ち。=劣等感の裏返し。
価値低減傾向=部下の人格攻撃で、相対的に自分の価値を高めようとすること
断れないのは、自分の人生に責任を負いたくないから。他人に従っていれば、他人のせいにできる。
部下にありがとうという=部下は貢献感を持てる。
「同じ川に二度入れない」=慣れてくること。
嫉妬は、相手をモノと思っているから。自分のおもちゃを取られた、と同じ。
友情と恋愛の違いは、次を考えるか考えないか。
他者の共同体感覚を搾取する人=最初から他人の援助を宛にしている人。
共同体感覚とは、ソーシャルインタレスト=他者への関心。
努力を誉めないで結果を褒めると、可能性の中に生きてしまう。
対人関係に入っていく勇気は、自分が価値があると思えるときだけに持てる。貢献しているという事実を伝えるなど、他人の中に入っていける援助を勇気づけ、という。
自分が必要とされていないと考える老人は、何一つ断らないやさしい老人になるか、がみがみいう批評家になる。
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悩みに対し、原因を探らず、これからどうしたいかをたずねる。
さまざまな人の悩みに対し、著者が返答いていくわけだが、やりとりではないので、悩みはネガティブだし、返答も冷たく感じてしまった。でも、読み続けてエッセンスはわかった。自分にどうにもならないことをうじうじ気にしても仕方がないし、自分の承認欲求を満たしたいだけの「エゴ」がないかを振り返るチャンスにもなった。自分がこれからどうしたい?その「未来」にもっと目を向けよう。
アドラー心理学の考えは好きなので、岸見さんの他の本を読もうと思う。
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【概要】
アドラー心理学の第一人者の岸見一郎先生が個別の66の質問に回答する形式の本。
個別では短いが、事例別だったりするので、具体的に自分や誰かを想像しながら読み進められる。
【評価】
59点(アドラーの難しい本の合間)
【共有したい内容】
・大人になるということは
「自分が決めなければならないことを自分で決める」
「自分の価値を自分で決められる」
「自己中心的な考えから脱却できている」
・「怒りは人と人とを引き離す感情」
・「対人関係の中に入っていく勇気は自分に価値があると思える時だけもてる」
・「どんな時に価値があると思えるかといえば、自分が貢献していると感じられるとき」
【悪いところ】
質問に対しての回答が薄いので、実際に何かで解決したいってなったら、それで大丈夫か?ということになってしまう。
【どういう時に役に立つか】
自分の考えを整理したいとき
アドラー心理学での具体的な事例の対応を知りたいとき
【ターゲット】
入社2年目以降
マネジメント層
経営者
【自由記述】
岸見先生の一問一答形式であり、他のアドラー関係の本の補完くらいで読むのがちょうどいい。
似たような本もあるけど、改めて読むといい気付きがありそう。
というのも事例の数が多いから。
【合わせて読みたい】
嫌われる勇気
困った時のアドラー心理学
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読みやすく実践的。「嫌われる勇気」で表されたアドラー心理学を実際の生活の中の悩みにあてはめると、こんな風に答えられるという本。多少スピンオフ感が否めないが、「嫌われる勇気」とは違うアプローチであり、異なる読者に届けられそうだ。
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具体的な質問に対しての回答の形式でまとめられている。
これまでの著書のように「え、そうなるの!?」という面白みはないが、なるほどなあという暖かみがある。
いくつか、深く染みてくる回答もあり、読んでよかったと思う。
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『困った時のアドラー心理学』に続くアドラー心理学をベースにした悩み相談。
自分、友人、隣人、勉強、就活、職場、恋愛、結婚、育児、家族、老いの悩み88個に著者の感性も含んだ答えが並ぶ。
課題の分離による整理が基本だが、余計なおせっかいをやくのもまた人間関係。逃れられない部分はあえて受け止め、静かに自立を宣言すると同時に、相手の想いに感謝を示すことは心がけたい。
目的の分析も目につくけれど、無自覚、無意識下の目的はこじつけのようにも感じられた。
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