【感想・ネタバレ】「言葉にできる」は武器になる。のレビュー

話ベタだったり、人にうまく伝えることに自信のない人におすすめの1冊である。著者の言う「言葉にできなかったり、うまく言えないのは、言葉にできるほど考えていないからである」という件があるが確かにその通りだと思う。「頭の中で考えているだけでは本当に考えていることにはならない」と人に伝えるということはトレーニングが必要だと・・「まずは自分の中にある課題を設定し書き出してみる」とある書き出すことで頭の中が整理され、必要なものとそうでもないものを分類することができる。昨今ネット現代社会では他者と議論するなどの風潮ではなく会話というトレーニングの機会が減ったことにより「人に伝える」ということに不安をもっている人も増えたと思う。まずは「自分との対話」が大切で「頭の中に浮かんでは消える言葉を捕まえる」習慣を身に付けることそしてその言葉を「可視化すること」で思考が磨かれていく。考えることのトレーニングの大切さを教えてくれる名著である。

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Posted by ブクログ

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言葉には「外に向かう言葉」と「内なる言葉」の2種類に分けられ、内なる言葉を磨く必要がある。それは、紙に頭に浮かんだ単語を書き出す→分類する→対義語や類義語を使って縦方向に考える事で言葉の深みがますとある。

具体的な方法が書かれていて、言語化が苦手ならぜひとも読むべきもの

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2024年06月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2回目の読破。読み進めるに連れ言葉選びの手法が各所に散りばめられており、今後の言葉選びの教科書になった。

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2024年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言葉の大切さに気付いた昨今。これは読んでおかないと、と思って手に取った。言葉を、内なる言葉と外に向けた言葉に分け、自分の思考を内なる言葉、コミュニケーションなどで発せられる言葉を外に向けた言葉とする。外に向けた言葉に重きがおかれることが多い中、内なる言葉の大切さを説いている。how(どう伝えるか)ではなくwhat(何を)why(どんな動機をもって伝えるか)が重要であると理解した。
具体的な方法論はゼロ秒思考やその他思考を言語化する系の書籍内容と類似している。悪い意味ではなく、結局効果的に言語化するための過程は共通しているということだと思う。その他にも、抽象度の話や思考の整理学の内容などを踏まえた(ように思われる)部分もあり、自分の記憶と照合しながら、スッと腹落ちした。また、どの偉人の名言をどのタイミングで持ってくるのか、という配置も適切で、想像力を掻き立てるような文章が流石だなと感じた。

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2024年01月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言語化の仕組みを根本的に知りたく購入。
最も重要なのは、「発せられる言葉」ではなく「言葉を心の中で錬成する段階」にあることを知り、以下を意識してきたいと思った。

◎学び
・内なる声=考えたり感じたりする時に、無意識のうちに頭の中で発している言葉
→内なる言葉の語彙力が増えるほど、自分との対話が捗
→内なる声と言語化が一致した時、言葉に血が通い、熱意がこもり、人が動きたくなる空気を作れる

◎To do
【普段】
・週末の午前中に、内なる声を白紙に書く
・T字型思考法で考えを進める
→幅を広げる : 本当に?それで?
→深める : なぜ?
→思考の迷子に陥った場合は、深掘り前の内なる声に戻る
・深掘り結果に対して、白紙を保存する、必要に応じてアクションを取る

【プレゼン】
・1番伝えたい1人にどうやって伝えるかイメージする
→1人に伝われば、皆に伝わる
・最も伝えたい言葉を短い言葉に落とし込む
→「自分に勝てる自分。それが目標です」
→「好きです。誰よりも、好きです」
・専門用語や完全に理解していない言葉を使わない
→業界で使われている専門用語を、「専門用語を使わずに」説明できるようにしておく必要がある
→KPI=やりっぱなしにしないで、改善改善し続けることである
・文章ができたら、声を出して読んでみる
→読み手や聞き手は「内なる声」で理解するため
→引っかかる点が1つでもあると一気に冷める

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2023年12月30日

ネタバレ 購入済み

なるほどと感じた

言葉にできないのは考えていないのと同じ
とゆうことにぐさっときた。
内なる言葉を外なる言葉へ変換していくことの難しさ、大変さを感じた。
本を通して厚みのある言葉を発せられるようにしたいとおもう。

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2019年12月05日

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