【感想・ネタバレ】マンガでわかる行動経済学 いつも同じ店で食事をしてしまうのは?なぜギャンブラーは自信満々なのか?のレビュー

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Posted by ブクログ

「損失回避の傾向」
「得をしたい」より「損をしたくない」
行動経済学を語る上で1番にくるテーマです。
新たに手に入れるより手に入れたものを失う方に高い価値をおくというものです。
本能なんですよね。
そういう意味で役所のサンセット事業ってあり得ないんじゃないかなといつも思います。

「社会規範」と「市場規範」
「社会規範」で守られていた秩序が「市場規範」に置き換わった途端に守られなくなります。
これは「お金払ってんねんからええやん」って感覚です。
これはなかなか難しいです。
社会規範で動いていた人に金銭的な報酬をチラつかせるとモチベーションがガクッと下がるんですよね。
良い仕事って報酬度外視したところで生まれたりしますし。
お金出さないとブラックやて言われるんですよね。
でも間違いなく言えるのは少ない報酬は確実にモチベーションを下げます(笑)

「行動経済学を理解すると交渉が有利にすすれられる」
人をコントロールするというよりも自分がコントロールされないようにする意識が大事かなと思います。
行動経済学は使い方を誤ると危険ですが正しく使うととても強い武器になります。
もっと学んでいきたいと思います。

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2021年01月11日

Posted by ブクログ

左面に簡潔に内容が書かれていて、右面には同じ内容の簡単な漫画が描かれているため、とても読みやすく分かりやすい。

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2020年12月23日

Posted by ブクログ

●性別によっての考え方や行動の違いにスポットを当て、面白く行動経済学が学べます。基礎的なことでも、この行動経済学の理論を知っていると、損をすることが少なくなりそう。イラストが多く、非常にわかりやすいです。

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2019年01月13日

Posted by ブクログ

日常生活に絡めた内容で、簡単で理解しやすいです。投資やビジネス以外でもじゅうぶん活用できる内容ではないかと思います。

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2014年12月29日

Posted by ブクログ

人は理論的に行動しているつもりでも、感情によって動いている場面が多くある。経済活動において思いがけず感情で動いてしまう人間の認知傾向や行動特徴を導き出し、研究する学問が行動経済学であり、本書で分かりやすいイラストとともに様々な例が紹介されています。

行動経済学では、人は本能的に「損失回避の傾向」があることが大前提にあることを理解しました。その中でも特に、本書で紹介されているディアゴスディーニの販売戦略は行動経済学を絶妙に取り入れていて、例としてとても分かりやすかったです。

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2023年10月31日

Posted by ブクログ


ビジネスの場でもよく利用される行動経済学。
心理学の領域にも近いかもしれませんが、私たちは本能的にバイアスが掛かっていることがわかります。
イラスト付きでわかりやすかったです。

同時に、他の本も合わせながら、なぜそういった本能があるのか?生存競争でどう役立ったのか?など、より深入りした部分も学びたいと感じました。

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2021年12月02日

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人は感情でものを判断するという前提でリアルな人の認知傾向や行動傾向を、心理学や脳科学のフレームも駆使して明らかにする行動経済学の入門書として楽しんで読める。

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2020年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人はいつでも合理的に判断できるわけではないということがよくわかりました。そして、こういう学問を行動経済学と呼ぶということも初めて知りましたが、さまざまな経済学の中で、やはり経験と合わせてもしっくりくるのが、行動経済学なのかなと思いました。これを、良くも悪くも利用できてしまう。悪く利用する予定はないけれど、自分が合理的に判断できないことは往々にして起こりうると知っておくことが大切だと思いました。

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2015年09月20日

Posted by ブクログ

わかりやすいです。
きっかけに良いと思います。


ナンバーズは人が選ばない数字を選んだほうが当選金が高くなる。

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2015年01月14日

Posted by ブクログ

①女性の顔は不安を和らげる
②行動経済学は経済活動に関するリアルな人間の認知傾向や行動特徴を明らかにすること。
③自分の持っているものを過大評価する
④人は技術よりも努力にお金を費やす傾向にある
⑤選択肢が多いと人は選ばなくなる
⑥サンクコストの考え
⑦ピークエンドの法則、終わり良ければすべて良し
⑧BGMがゆっくりだと歩くテンポもゆっくりになる
選んでほしい選択肢は左のほうに入れる

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2020年01月19日

Posted by ブクログ

本書は行動経済学について、マンガで解説された本である。 

さて、行動経済学とは一体何か。
例えば有名なところでは、人間には次のような傾向があるとされている。

* 手に入る喜びよりも、失う悲しさの方が大きい
* 複数の選択肢があると、つい中間を選んでしまう
* 変えたほうが良いことが分かっていても、現状維持を続けてしまう
* 直前に見た情報によって、その後の行動が左右されてしまう
* 無料や確実に手に入るものについて、必要以上にありがたがってしまう

どれも心当たりがあるのではないだろうか。

こういった、日常の行動に当てはめられる『リアル』な経済学。
それが行動経済学である。


従来の経済学は、「人間は常に合理的で正しい判断をする」という前提の元に作られていた。

だが現実にはどうだろうか。
人は間違うし、時にはあえて損をすることもある。
むしろ本当に合理的に動けることなど、ごく稀ではないか。

そういった、「人間は合理的ではない行動をする」という点にスポットを当てているのが、行動経済学の特徴である。


では、行動経済学は何の役に立つのだろうか。
それは、「人間は間違う生き物だ」というのを自覚することではないだろうか。

人は、実は複雑な比較を苦手としてる。
だから過去の経験や、直前に得た印象から簡易な判断を下そうとする。

物事を正確に判断するのは、それだけ難しいことなのだ。

だがこういった心理の法則を知る者からすれば、それは人を騙す手段になり得てしまう。
割引や限定をエサに価格を釣り上げたり、時には詐欺に使われることもあるだろう。

だから、「今の判断は正しくないかもしれない」という自覚を持ち、一歩立ち止まる勇気を持つこと。
それがこれからの世の中を渡っていく上で必要なことだと思う。


行動経済学が去年のノーベル賞で話題になったことから興味を持ち、一番簡単そうな本書を読んでみた。

結果としては、概要を理解するには充分だった。
内容については有名なものが多いので、得たものは少なかったが、入門編としてはこんなものだろう。

サルで描かれたイラストは可愛く、最後まで楽しく読める。
行動経済学とは何か、という所から始める人にはぴったりな本だと思う。

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2018年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

"行動経済学、というものを初めに学ぶには良い一冊。
マンガが付いているからという訳でなく、内容が判りやすく纏められているので良い。

基礎的な内容が多いので、認識した後これをどう活かすかが次アクションになると思われる。
日常生活にもリンクするので、知っておくだけでも面白いし、これを応用してビジネスに活かしていっても良い(話術とか)

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◆「行動経済学」は経済活動に関わる不思議な行動を分析したもの
→人は""損""を避ける傾向がある=だから、いつも同じ店で食事をする(新規はミスした時に、残念)

男女間でも差が出る
ex)保有効果 宝くじを他人に譲るとしたら?=男1,326円、女830円
  男性の方がおカネが大事、女性は関係性を大事にする、みたいなこと
ex)1,980円は2,000円より遥かにお得に感じる魔の数字。
  さらに文字を赤くすると、赤字を連想させ、男性より女性を反応させる(赤文字効果)
  だからスーパーの値札は、赤字ばかり。イチキュッパーという響きの良さも、購買意欲促進になる


◆通販は5色で売れ!という法則
 2,3色だと欲しい色が無いことがあり、逆に10色とかだと多すぎて選べない
 また、価格やプランなら3通り。松竹梅の竹が最も選ばれるプラン


◆ディアゴスティーニの行動経済学を応用した戦略
1.単純接触効果
 →CMなどを大量に打つことで、まず接触回数を増やし、良いと思わせる
2.価格のアンカー効果
 →定価を見せてから創刊号特価を出すので、安いから買ってみようと思う
3.収集欲が強い男性を狙うラインナップ
 →戦車、城郭、バイク、戦艦……男がターゲットにされている(集める、という事に快感を覚えるのが男)
4.希少性の原理
 →創刊号は本屋に豊富にあるが、号数重ねると冊数が減る。買えなくなるかもという圧迫観念で買ってしまう
5.保有効果
 →作り始めていると、価値があると感じてきて、コンプリートしたい気持ちが強くなる
  知識や小ネタが雑誌に小まめに載っていて、知識が深まるのも後押ししている
6.送料無料の魅力
 →定期購読の申し込みが簡単で、送料無料なので、無料はとても強い動機づけになる。ついやってしまう
7.コンコルド効果
 →既に何回か購入した人は、ここまでやったのだから…と途中で辞められない。
  投資してしまって、辞めた場合の損失を考える
8.現状維持バイアス
 →申し込みはネットで簡単にできるが、解約は電話でないとできない
  通話というアクションを挟むだけで、面倒に感じる人が圧倒的に増え、定期購読を続けてしまう
9.完成欲
 →終わり際に、明確にゴールを提示する事で、達成感を味わいたくなるので辞められなくなる
  トータルでの金額はかなりのものだが、月々支払いなので大きく感じなくなる(マグニチュード・エフェクト)


◆アンカリング効果
 最初に提示された数字が自然と頭に残り、のちの判断に影響を及ぼす

◆フレーミング効果
 数字は見せ方によって、判断を狂わせる
 1)手術を受けた100人のうち、90人が助かる
 2)手術を受けた100人のうち、10人は死んでしまう
 →後者の方が、危険に感じてしまうが、内容は同じ
 ""フレーム""をつくって、あてはめてしまうので、フレーミング効果

◆確証バイアス
 見たいものだけを見て、現実を歪めて解釈してしまう
 固定概念と交わると、厄介
 女性は様々な行動をしているが、偏見を持っているポイントに重なると、「やっぱ女って〇〇だわ」となる

◆プロスペクト理論
 簡単に言うと、同じものでも得と損は感じる価値が変わる
 1,000円の得と1,000円の損だと後者の方が嫌なので、貰った1,000円をやっぱり回収、となるとショックが大きい
 また、100円から110円の値上げと、10,000円から10,010円の値上げでは前者の方が敏感
 同じ金額でも、自然とパーセンテージを測っている
 10分離れた店で5,000円が4,000円になるなら買うが、50,000が49,000円になるのは、その場で買う"

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2017年06月23日

Posted by ブクログ

・「初頭効果」「ピークエンド効果」
・足/腕は組まない。▶敵意を感じる。
・緑の服は顔色が悪く見える。

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2016年05月07日

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