【感想・ネタバレ】たまさか人形堂それからのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「たまさか人形堂」の続編。
今回はより束前さんの出番がふえ、
澪とのやりとりもおもしろかった。
また、『小田巻姫』にも進展が・・・
続きが読みたいなあ。

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2023年01月29日

Posted by ブクログ

面白かった。人形を通して、いろんな「ひと」が見えてくる。三者三様の人形堂。ひとはみんな、もがきながら生きてるんだなぁ。

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2016年03月27日

Posted by ブクログ

澪さんモテ期突入!?
師村さんの天然度がアップしてる?
そして青年よ、スランプか!
そんな第二弾でした。

リカちゃんか~。
うちは母がジェニーちゃん推しだったので、リカちゃんは持ってなかったんですよね。
ただ従姉妹のお下がりで、リカちゃんハウスはあったかも。
ピンクの屋根に水色の壁の折り畳み式で、プラスチック製だったかな。お下がりなので付属の家具はなかったけど、丸いランプがお洒落で気に入っていた記憶。
うーん、懐かしい。

愕(おどろ)いた、莞爾(かんじ)としてとか、オウナーにメイカーなんていう書き方が、レトロ風味で好きだなぁ。
莞爾としては「にっこり微笑むさま」、だそうです。
思わずぐぐった。
願わくば第三弾、早めに出るといいな!

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2016年02月19日

Posted by ブクログ

たまさか人形堂の続きです。
ここでは人形修復の話だけではなく、持ち主の人形への思いと
修復師の思いと拘りと、関わる人たちの思いが混じりあう。
今回も、リカちゃん人形や創作人形、髪が伸びる市松人形、
小田巻姫にチェコのマリオネット、金属のボルトとナットのみで出来た人形や、
マネキンも登場して、しつこくない蘊蓄に溜息ですよぉ。
一番興奮したのは小田巻姫。
北森鴻さんの陶子堂シリーズばりに、狸の化かしあいが勃発!
こういう変な緊張感はたまりませんね♪
冨永さんの帰りを待ちながら、続きを待ちます。

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2016年12月01日

Posted by ブクログ

 人形堂の主になった元OLと、店にもちこまれる人形たちの話の第2弾。

 まぁ、ほかの面々が個性的すぎるので、主人公はこうじゃないとダメなんだろうけど、彼女にはいらっとさせられることが多くてww

 彼女の成長記でもあると読めば、さもありなん、ではあるのだけど、でもなぁ。

 今回は、束前氏が素敵でした。
 あまり人にいえない類の人形を作っているのだけど、仕事に対するプロ意識がすごい。
 職業に貴賤はない、っていうのを体現している。

 個々のエピソードはよかったし、全体的に面白いんだけど、なんかもやっとした感じになるのは…。
 単に主人公が好きじゃないから、ってだけか??

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2016年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゆるやかにつながりを持つ連作短編集。長編とも呼べる。

物語の含む柔らかさ・温かさ・厳しさも勿論だが、特筆すべきは「会話」の緩やかさ・鋭さ。
こいつらの丁々発止をいつまでも聞いていたいと思える。
個人的には漱石→奥泉光→津原泰水の水脈が見えた。

「香山リカと申します」
「髪が伸びる」
「小田巻姫」
「ピロシキ日和」
「雲を超えて」

エピローグ「雲を越えて」。
かつて自分が書こうとして挫折した小説のことを思い出して、心地よく敗北宣言を胸に刻む。
2冊の中に2冊以上のボリュームが篭っているからこそ、この章の深みが味わえる。
(カラックス「ホーリー・モーターズ」の結末が取ってつけたものでないのも思い出させてくれた)

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2016年06月24日

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