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龍の国から戻り今度は戦場へ
龍の国編のからうって変わって悲壮な防衛戦。
狂信者の国の侵略に対して主人公達は義勇兵として戦場に赴く。
個々のNPCがAIによりそれぞれ人格として生きている仮想世界。そりゃあ主人公も生き返れる己の身ならいくらでも使い潰してやろうと思いましょうか。
今巻クライマックスでは、まさに主人公の思いに読者の思いが重なって涙が出ます。
主人公の側に立ってNPCを見てきている読者としては、そのような展開を生んだ開発者を恨みますね。
イベントが終わったところでそんなゲームを続けることに疑問を抱き引退する人が続出しかねない。
実際にゲームとして考えると、動かない国際情勢なら、またNPCが所詮NPCとしか思えない存在ならばこそ、
非人道的な設定の団体やそれを使ったイベントが楽しめるモノとして成立するのだろうと思いました。
シリーズ作品レビュー
