【感想・ネタバレ】Dies irae ~Amantes amentes~ 3のレビュー

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もっとも好きな√

3巻目にして√が確定しましたね。dies iraeは4つのルートからなる物語ですが、ルートを分ける分岐を越え、ヒロインが決まりました。自分の推しです。コミカライズでも読めるとはありがたい。

今巻はバトルが多く白熱でした。ゲームのCGを意識したコマも多く、ゲームをプレイした頃の記憶が蘇るようでした。蓮と櫻井の問答はかなり好きなシーンですし、漫画になって魅力は増すばかり。実に素晴らしい読み応えでした。
そして満を持してのハイドリヒ卿のご登場。流石の貫禄です。Gユウスケ氏の素晴らしい一枚絵に心を奪われた自分ですが、このコミカライズの作者様もなかなぁどうして素晴らしい絵を描かれる。見ていて惚れ惚れしますね。派手派手なバトルシーンのコマ割りや演出も素晴らしいですが、一人一人のキャラの表情が本当に素敵です。特に氷室先輩の表情は、ゲームの立ち絵からは伝わりにくい表情の変化が見事に表現されています。彼女の境遇に想いを馳せればこそ、読者としても表情を見るだけで色々な気持ちが掻き立てられます。諦観と根拠のない希望をもって生きてきた彼女が、見事に希望を破壊され死を宣告される。想い人は死に抗おうと戦いを決意している。では自分は…?ほんの僅かで砕かれてしまいそうな希望と大いなる黄金の絶望を抱く彼女はどう道を歩むのか。目が離せない第3巻でした。

#アツい #泣ける #カッコいい

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2023年09月30日

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