社内のマンガ好きな書店員が口を揃えて面白いと噂しており、前から気になっていた「ファイアパンチ」。
アメトーークのマンガ好き芸人の会で有吉弘行さんがおすすめしていたのを見て、背中を押されて読んでみました。
第一話から、食糧不足の村人に食べさせるために、妹に自分の腕を切り落とさせるという衝撃の展開で、独特の世界観に一気に引き寄せられます。その後も次から次への衝撃的な展開が続き、作品独自の世界観にどんどん引き寄せられていきます。
常に体が燃え続けていて、それでも死なない、死にたいけど死ねない、妹の分も生きなければならない、復讐もしなればならない、そんな生きざまは見ていて苦しく、こんなツラい境遇の主人公は、今まで見たことがありません。
仕事や勉強がツラい人、生きることに悩んでいる人におすすめの作品です。
感情タグBEST3
いいディストピアもの
電気や炎を出せる祝福者は「薪」として繋がれ、栄養を流し込まれて死ぬまで寝かされる……いいディストピア作品です。しかし「でんぷんを出せる祝福者」ってニッチすぎないか?
Posted by ブクログ
画風が沙村弘明氏に似て来たものですから驚きました。
不死の怪人いうのもテーマ的にアレでしょうし。
雑誌上で沙村氏と著者の対談があり、なるほどと納得いたしました。
やはり上手いもんだよなあって素人の私はやたら感心しきりなんですけどね。
いいなあ・・こういう文化の繋がりや伝播というものは。
先輩がいて後輩がいて・・師匠が誰で。どうしてこうなったのかとか。
Posted by ブクログ
主人公覚醒。
からの、ルナ(ユダ)に向けた叫びが悲痛。
このお話しのキーが復讐なんかじゃなくて演技だってことが明確になってくるけど、またどんでん返しがきそうでワクワクするし、来なくても楽しい。