【感想・ネタバレ】キケンのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

中学生の頃から何度も読んで何度も胸が熱くなる。
歳を重ねると『全力本気』でやれることは少ないとつくづく感じるが、今からでも何かに夢中になって全力を注ぐことは大切にしたい。今からでも遅くはないので、何かに全力本気でぶつかって乗り越えたいものだと感じだった。

0
2024年04月01日

Posted by ブクログ

大学生だった頃の、楽しかった部活の雰囲気とか、先輩後輩が入り交じった飲み会とか思い出す。勢いが、ありすぎる位あって好き。

0
2024年01月30日

Posted by ブクログ

今作の有川さん、ぶっ飛んでるなぁ

ユナボマー上野「勝たんまでも負けん!」

解説の「なんてバカ愛しい話なんだ」ってコメントに共感。男子っていいな。

0
2024年01月25日

Posted by ブクログ

理系大学生活の、仲間との精一杯楽しい日々を描いた作品。テイストは理系だけど、文系大学の学生だって、仲間と夢中になったことがあるなら楽しめる作品です。
そうそう、読み終わったらラーメンが食べたくなります。

0
2024年01月02日

Posted by ブクログ

私にはこう言うハチャメチャな青春はなかったはずなのに、なぜかあの頃に戻りたいって言う甘酸っぱい気持ちにさせてくれる物語でした。
男子にしか分からない世界だからこそなのか、女子からするとバカバカしいはずなのになんだか羨ましい気持ちになる。キケンな魅力いっぱいのお話でした!

0
2023年11月28日

Posted by ブクログ

大学サークルでの出来事を、社会人になり家族を持ったひとりの部員OBが妻に聞かせてるという構成。男子学生が99%とい理工系の男子大学生達が繰りなす危なっかしくてワクワクしたサークル活動を通し、それぞれの男子学生部員の心情を見事に描いている。先輩、後輩の枠を超えイベントや文化祭でひとつの事を成功させる過程が胸熱!一見無鉄砲に見える変人と言ってもいい上野は個人的にとても魅力のあるキャラ。10年ぶりに大学祭に訪れ、黒板のページをめくった時は涙が出ました。大学に行かなかった私。キャンパライフへの憧れが一層強くなった

0
2023年10月09日

Posted by ブクログ

もう何回目の再読になるか…。
好きすぎて数年おきに読んでは、理系男子の全力無茶馬鹿っぷりに胸を熱くしてます!!
そして読む度に思う。「私も男だったらな~」って。

爆破犯の異名を持つ部長と、大魔神の異名を持つ副部長。
機械工学学生のモノづくりって、方向性を間違えたら冗談抜きでキケン…。男ならではのノリってみんなこんな感じ?

学祭の章がとにかく熱い!!
もうめちゃくちゃ楽しそうで、最高の青春。
友情、恋愛、実験、無茶と馬鹿。
いっぱい笑って胸を熱くしたあと感動。
懐かしい友人にも会いたくなる。
色褪せない青春にグッときます。

私の読書人生の中で、不動の上位をキープし続けている青春小説。
性別関係なく楽しめるので、騙されたと思って是非読んでみて欲しい。

0
2023年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

男子校のノリが感じられ、また最後の過ぎ去った青春と思っていたのが、実はまだそこにあったんだというラストでジーンと来ちゃいました。
確かにそういう事あるなーと思い久しぶりに学生時代の友達に会いたくなりました。
あとがきにも書かれてましたが、男ばかりの時とそこに女性が混ざった時のノリが変わってしまうとこなど、あるあると思いました。

ストーリーは文化系サークルの青春ストーリーでクスッとしてしまうところがあり面白かったです。
内容の厚みなどなどではなく、青春のノリを感じられるかがキモなんでしょう。あまり重いと狙いがズレてきますし。そういう意味で十分に感じました。

また、お店の子の件りがとても面白かったです。

0
2023年08月20日

Posted by ブクログ

中学生の時に読んだものを読み返した。
やっぱりスッキリしてて面白いなあ。
今の人間関係にも満足してるけどこんな大学生活送りたかったな〜〜〜〜。
若いうちに沢山アホなことをしておきたいね。

0
2023年08月14日

Posted by ブクログ

大学にあるマイナーな部活が舞台の小説。
ほとんど男しか出てこないし、大会に出て激闘を繰り広げるわけでもないが、青春小説といっていいだろう。登場人物一人一人が輝いていた。

とても面白かったし、このような大学生活も送ってみたかった。
また、この本を女性が書いているというのが凄いと思った。

0
2023年08月06日

Posted by ブクログ

今まで読んだことある小説の中でtop3に入る作品です。

共感してはいけないものも含まれてるけど、理系男子大学生を経験したからか、つい共感してしまうことが多かった!

あと、とにかく笑った!
小説でこんなに笑ったのは初めて!

最高の作品です!

0
2023年07月26日

Posted by ブクログ

大人になって学生時代の部活に対する回顧録のスタイルで話は進むのだが、非常に言葉のテンポがよく、あっという間に読み終えた作品。
学生時代に打ち込んだ部活のこと、一緒に汗を流した友人たちが自然と頭に浮かび、懐かしい思いいっぱいになる。
そして、OBとなった今の疎外感も自然と感じてしまうのだが、終盤の展開で部活動をしたあの時の思い出はしっかりと自分の奥深くに素晴らしい思い出として刻まれていることを気づかせてくれて、自然に涙が流れた。
ぜひ、学生時代に部活に打ち込んでいた人には読んで欲しい作品。

0
2023年07月18日

Posted by ブクログ

とてもとても読みやすく、グッと引き込まれました。
最後の黒板のシーンはうるっときました。
大学生のとき、同じ方向を向いて、頑張った仲間たちと会いたくなりました!

0
2023年07月17日

Posted by ブクログ

有川浩さんが好きなため、もう良き話でした⭐︎
学生の頃にしかない感覚。
小さなことでも目の前のことに熱くなれる、無茶できるって割と学生ぐらいしかなかったりしたので、すっごく懐かしい気持ちになりました!
最後の場面の黒板はアツいですね!!!!

0
2023年05月23日

Posted by ブクログ

ハチャメチャで面白い!自分はそこまで活発じゃないけどこのような大学生活に憧れます!なお、中学生以下のお子さんに読ませるにはちょっと際どい表現があるので親御さんはお気をつけください。

0
2023年05月14日

Posted by ブクログ

登場人物たちがまるで目の前で生きているかのような感じは有川浩さんだからこその表現力!!
この男連中だからこそできる悪ノリや悪ふざけ、
何事にも全力を注ぐ感じは
女であることが悔しくなる!
女じゃこうはならない。
自分までも、このサークルに所属しているような
感覚で大学生活を疑似体験できる。
ちょっとキケンで楽しい学生生活!
これぞ、青春だ!

0
2023年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

年末のこの時期、気持ちが落ち込むことが多いので、元気をもらえるような作品を読みたいと思って選んだ。
はちゃめちゃな展開と疾走感、若さのパワー、そして青春。
そういうものを一気に浴びたような感じがした。
この時期に読めて良かったと思う。

成南電気工科大学の機械制御研究部、略称「機研“キケン”」は、二回生の上野・大神を中心に、元山や池谷たち一回生を巻き込みながら活動していく。
この部長の上野はかなりの曲者で、とんでもないことを計画し行動に移してしまう。
副部長の大神はストッパー的ポジションだが、クラブ紹介での爆発を止めないところを見ると、彼もまた曲者だ。

序盤で、小学生の頃に花火をほぐして火薬を取り出し爆発物を作ったという上野のエピソードが登場するのだが、私の身近によく似たことをしていた人がおり、なるほど……そういうタイプの人なのか……と上野をすんなり受け入れてしまった。
このあたりから、私は作品にどんどんのめり込んでいった。

「機研」は全国レベルのロボット選手権や発表会などでの実績もあるクラブなのだが、作品内ではほとんど語られていない。
・上野が「爆弾魔」と呼ばれる理由
・大神の恋愛
・学園祭のラーメン屋
・不本意ながら参加したロボット相撲大会
・部室で行われた闘争
以上のことが、すごい疾走感で描かれている。
驚くような展開や濃いキャラクターによって、まるで漫画を読んでいるかのような気持ちになった。

この作品では大学のクラブ活動を生き生きと描いているが、各章は「大人になった部員が、大学時代を思い出しながら語っている」という形で進んでいく。
そうしてその語り手は、最後の章で成南電気工科大学の学園祭に行こうと決意する。
大好きだった場所だからこそ、今はもう自分たちの場所ではないという事実がさみしい。
そういう感覚は、分かるような気がした。

挿絵の演出がとても良く、胸にじんとくるものがあった。
大人になった彼らは、お酒を飲みながら「機研」での思い出を楽しく語るのだろう。

0
2022年12月29日

Posted by ブクログ

2回目読破。

青春!!
大学生の青春が描かれていおり、爽快な小説だ。

主人公は薄々気づいている。
今はもう大人になってしまい、
あの頃の仲間は今も連絡は取っているものの、
あの頃と全く一緒ではない。
自分にも大切なものができたし、仲間もきっと同じだ。
心では分かっているが、それを実感するのはちょっとツラい。

だが、主人公が妻に昔の青春話を語るうちに
少しずつ実感していく。
もうあの頃には戻れないんだなぁ〜と。

誰しもが大なり小なり当てはまるようなことがあるはず。
最後は少し泣きそうになった。
また定期的に読みたい本。

0
2022年09月16日

Posted by ブクログ

大学時代のサークルを回想するように書かれており、とても青春を感じる作品だった。大人になってもあの頃の想いが残ってることはみんな同じで、みんなが再び集まる場面が好きだった。

0
2022年08月21日

Posted by ブクログ

理系男子たちの油臭い青春活劇。
周りから見たら、なんでそんなのに本気になるのかわからない、文化祭にロボット作成やイタズラ合戦などなど、理系男子たちが有り余るスペックを遊びに使い尽くす。
読んでいてとても気持ちが良い。主人公たちの会話が本当に会話しているようにしか思えない。
この本を読むと、建築学科の出身であり、大量の課題に追われて眠れずに日々を過ごしていた思い出す。
普通の大学生とはちょっと違う青春だけど、こんな青春が有っても良いよね。そう思えてどこか羨ましくなる作品。
疲れてる時に読むと気分が晴れる気持ちの良さ。
「全力無意味、全力無謀、全力本気」

0
2022年08月14日

Posted by ブクログ

こんな大学生に憧れる
上野さんに引っ張られてみたい
こんな忙しい学祭経験してみたい
部のために本気で尽くしたい

学生ならではの限界の限界まで行けるここまで行ける楽しさは半端ない

どれだけシャイでもどれだけ言葉が足りなくても最後はみんな出会える場所がある故郷って感じの作品
全力無謀、全力本気、全力無意味
居場所がここにあるという安心感、今まで気づかなかったけどここにあるそんなことを教えてくれる作品でした。

0
2022年10月19日

匿名

購入済み

男子のこーゆうのりってほんと羨ましい!
ただ思いっきり楽しんでってやってみたかった。
火薬とかは怖いと思ってしまったけど、男子は好きそうですよね。
ラーメン食べたい!

0
2024年02月18日

Posted by ブクログ

 有川浩さんは、ご存知の通り「ラブコメ書いたら天下一品」の作家さんです。でも本作は、有川さんの他作品とかなりテイストが違ってました。

 描かれているのは、男子大学生の部活世界です。それもスポ根でも真面目な文化部でもありません。
 成南電気工科大学『機械制御研究部』、略称【機研】! 周囲からはキケン(危険)と、距離を置かれる存在で、何事も本気で遊ぶことをモットーにしているのでした。

 男子大学生の若気の至りというか、おバカな思考回路、アホでくだらない行動の描かれ方がとても見事です。現実より面白いことへの関心の強さ!
 女性作家さんが、なぜここまで男子のノリやハマり具合、熱中の仕方まで描けるのか、感心してしまいます。

 本作は、読み進めていくうちに判るのですが、機研に所属していた元山が、思い出話として妻に語る体裁を取っています。
 エピソードごとに元山の奥さんの感想を挟みますが、ツボにハマってウケています。女性目線での男の友情への嫉妬なんでしょうね。

 人には、どん底の過去もあれば、キラキラ輝く過去もあるでしょう。どちらもノスタルジーに浸っていては、現在から先に進めませんが、今の自分を形成している一部分であることに違いありません。
 自分の若かりし頃を振り返り、「今頃どうしているかな?」と何人かへ思いを馳せるような、熱い物語でした。

0
2023年12月21日

Posted by ブクログ

男子校(高校)にいたので感覚が良くわかる。女性作家の有川さんは自衛隊物などを数多く手掛けているので、その辺の事情も良く知っているものと思う。
女子校と合同でホームルームのようなものをやったが、事前に予習して格好付けた事を言ったのが、50年過ぎても思い出して赤面する。大神副部長の悲劇も相手側に免疫が無い同士の交際でアルアルのネタでは無いか?
男性には若い頃の気持ちを熱く思い出させ、女性には覗いて見たい男性の生態ということだろうか。

0
2023年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2011年(第8回)。9位。
表紙と裏表紙のマンガ。作者とのコラボらしい。この方、つっこみ好きよね。多すぎなくらい。
キケンとは、大学のサークルの略名。回顧する形で妻に語っている。妻は楽しんでいる。輝かしくも失われた青春。
久々に学祭に夫婦で行ってみた。ラーメンは伝統の味。OBだというと、教室に行ってみてください。行って黒板を見ると、当時の仲間たちの書き込み。これ、作者と出版社のコラボらしい。
輝かしくも失われた青春と共にした者とは。生きている限りまた出会う。

0
2023年09月02日

Posted by ブクログ

有川浩さん初めての作品
ラスト黒板のところでウルっちゃいました。
キケンて全力で活動している姿が心打たれました。
個人的には第二話が最高に面白かったです。
次の有川さん作品は阪急電車を読もうと思います。

0
2023年05月14日

Posted by ブクログ

スラムダンクのような憧れの青春を味わえるエンタメ作品です。
ラノベとかジャンルに対する理解が私の中にないので、最初の方は真剣に読みすぎて物語に没入できずでした。漫画のように斜め読みし始めてから「この感じか!!」と合点。実話ベースのようなので、自分の知らない熱い界隈を覗き見できたようで面白かったです。
解説を読んで更に共感。部活でもサークルでも、男子"たち"が何かを成し遂げたりしていく様に憧れる女子って一定数いるんですかね。私もその一人。
同時に「女性が一人でもいると彼らは本来の姿ではなくなってしまう」のも凄く同感!個人的に、本業が技術屋なんで悩ましい部分でもあるんですが笑
こういう健康的なお話、女子版もあったら読みたいなー。

0
2023年03月21日

Posted by ブクログ

★4.0
最後の黒板の寄せ書きはずるい。
それまでは男子大学生の青春わちゃわちゃ小説だと思ってて、さらっと読み終えれるなーぐらいの感想だったのに、たった見開き1ページの絵でこんなにぐわって心掴まれるとは、、。やられました。

0
2023年01月16日

購入済み

青春

気楽に読めるので飽きることがなく、あっという間に読み終えてしまいました。
私は女性なので、男性の青春って楽しそうで良いなぁと思いながら、楽しく読ませて頂きました。

#泣ける #笑える #アツい

0
2022年09月20日

Posted by ブクログ

青春時代に過ごした日々を振り返って懐かしむっていいなぁと感じた。
キケンはその名の通り、学生レベルで考えると危険だけどこんな青春も素晴らしいものだと圧倒された。
ぜひ、学生さんに読んでほしい!

0
2024年03月21日

Posted by ブクログ

機械制御研究部、略してキケン。ほぼ男子校な電気工科大学のキケンの男子たちの青春の日々。
大学時代の自由で楽しい日々、温かな仲間と居場所の感覚がよみがえり、幸せな気持ちになりました。

0
2024年03月04日

Posted by ブクログ

大学サークルでの青春時代を回想していく。そのせいか、面白い話の間に少し寂しさが入り(それが伏線なのも分かるが)もうちょっとキケン感を楽しみたかったかなぁ、と。あと、男子ノリに憧れがあるのか、多少美化しすぎな感じも。

0
2022年12月11日

「小説」ランキング