【感想・ネタバレ】ストライクフォールのレビュー

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購入済み

凄く面白い!

宇宙でスポーツってどんな感じなのかな?と思って読んだら凄く面白かったです!
ストライクフォールという競技自体がスリル満点で面白いですし、とんでもない存在感を放つ<<門>>や<<仮面の男>>が気になります。これらが後々どう関わってくるのかとても楽しみです。
スポ根、恋愛、世界の秘密など、様々な要素があって、どれも引き込まれます。ヒロイン2人も本当に魅力的です。個人的に可愛くて獰猛なアデーレがお気に入りですが、環も凄く綺麗で雰囲気が素敵です。雄星には環を幸せにしてあげて欲しいな~と思っています(^^)

#切ない #感動する #カッコいい

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2023年03月31日

nas

購入済み

スポーツでのブレイクスルー展開

ロボットを使ったSFスポーツ物
2巻からの既存ルールと言うか戦術をぶち壊して行く展開が楽しすぎる

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2021年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

《宇宙の王》よりもたらした万能の泥。それを利用した兵器チル・ウエポン。長きに渡った宇宙戦争が終結を告げ、それにより戦争はストライクフォールという疑似戦争の競技へと成り代わった。この物語はストライクフォールのプロに魅せられた兄と、そんな兄よりも一歩先にプロデビューした天才の弟の物語である。

憧れの兄を弟が目指すという構図はよくあるが、その逆パターンは珍しく、天才である弟に抱えた鬱屈や嫉妬、誇らしい気分とがないまぜになった兄である雄星の心理は非常にリアルかつドラマティックである。引き取られた先の家の少女環との友達以上恋人未満の関係、兄と弟による三角関係などはテンプレートながらもラノベとしてのポイントをしっかりと押さえており、また古典的なその関係は今見ると逆に新鮮に映るのかもしれない。同じ顔である弟で、よく間違われる上に英俊の兄という扱われ方しかしないというのが兄のプライドを刺激する形で展開しつつ、よもやすればドロドロネチネチした流れになりそうな所を、持ち前の熱血さで乗り越えていくというのに心を打たれてしまった。

そんな物語としてのギミックだけかと思いきや、物語は中盤で大きく方向を変える。不慮の事故により弟の英俊が大会前に兄を庇って死んでしまう。弟が単なる悲劇の選手として扱われることをよしとせず、その名誉を守るために同じ顔である兄が弟に成り代わってデビュー戦に挑むというのはかなり熱い展開だった。自身の夢や野望よりも弟の名誉を夢を継ぐことを選んだのは、ややモヤモヤとしたものが残るものの、劇的なプロ相手への勝利の余韻に酔いしれる間もなく、不穏な言葉を残す幕引きにはゾッとしてしまう。これから先弟でないことがバレるのか?オールラウンダーだった弟と違い、接近戦しか取り柄のない兄、そして恋する環や兄のポテンシャルを引き出したチームパートナー、アデーレとの関係性など、次巻に向けての種まきは十分なぐらい済ませている。何かしらの代償を払うのか否かが気になってしまい、早急に次巻を買うことに決めた。いつもは最初の巻だけ読んで満足することが多いのだが、続きが気になったライトノベルは久しぶりである。

SF畑の出身らしい作者による設定の濃密さは素晴らしく、アニメ向きな題材でありながら、小説でしか表現できないロボットアクションになっており、また敵の強さの描き方も上手い。片鱗はあるものの、まだまだアマチュアにすぎない主人公と、プロ選手の絶望的な差、それでいながら闘いを挑むという構図には熱くならざるをえない。またどんどん上手くなっていくのがスポーツの楽しい部分だということもしっかりと描かれており、アマチュアとプロの試合の差など、スポ根競技ものとしても絶品である。このままスポーツとして終わるのか、はたまた戦争へと変貌していくのか現時点ではまだ分からない。1,2巻が序章とのことなので、しっかり既刊分は追いかけていきたいと思う。

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2019年05月30日

Posted by ブクログ

SFは常に新しいことをしなければならないわりには普通のライトノベルなスポーツバトルもの
主人公の高いところからの描きかたや
個人でなくチームバトルであるなどの細部の描写はさすがによくできているが
『BEATLESS』と対比だからか
この作品設定を使って次に面白さが拓いていくようなところは感じない
円環少女』はそう振り返ると奇跡の調製だったのか

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2018年10月19日

Posted by ブクログ

SFロボラノベ。読みながら宇宙空間戦闘シーン頑張って思い浮かべるのは久しぶりで少し疲れましたが楽しめました。

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2022年11月01日

購入済み

引力のない作品でした

宇宙でのロボットによる疑似戦争型スポーツがテーマです。これを聞いた時点でときめくことができない人はほかの作品を探しにいきましょう。

極端な評価の理由は、一言でいえば「噛み合わせが最悪」

ただでさえ人を選ぶジャンルでさらに吹っ飛んだ設定を盛り込んでいます。そうまでしたらその世界観の魅力を短期勝負で押し付けた方がいいと思うのですが、面倒くささしか伝わってきません。ヒロインが言うようにほかのスポーツでいいのではありませんか?

場面や設定の説明がとにかく多く、戦闘がメインの小説なのにテンポをかなぐり捨てています。そのくせ主人公の感情の描写は淡白で進行が分かりにくいです。「いつのまにか死んでいた」が率直な感想。
その書き方をしたいなら知恵を絞って読者を裏切るべきだと思うのですけどねぇ。計算機を片手に読書するお客さんを想定しているのでしょうか。

だからといってキャラクターで惹き付けるわけでもなさそうです。この作品でなければ構わないのですが、全員が普通の感性の持ち主です。猛烈にスターに会いたくなります。例え「主人公がチートに目覚めました」と書かれていても許容できるくらい。

まあ縁だと思って通読しましたが、相当辛かったです。メカものが好きな人、後は任せた……

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2017年12月19日

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