【感想・ネタバレ】未来から選ばれる働き方 「会社がなくなる時代」のキャリア革命のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 静かに、しかし大きく変わりつつある日本。「カイシャは(一度)なくなる」。個人から見た「働き方」、カイシャからみた「雇い方、育て方」は大きく変わる。

 今まであることが普通だった会社のあり方が変われば、「経営論」も変わる。
 
 私の仕事で言えば、事業再生も変わる。どのように会社(事業)を残すか、ということだから。事業承継も変わる。これも、どのように会社を継続するか、残していくか、ということだから。

 個人の自己実現をどうやっていくか。

 そして会社は人を会社という枠の中に囲い込んで何ができるのか。会社として付加価値をつけていく、ということがこのまま仕組みとして温存されるのか。

 シャープや東芝のケースを考えると会社というしくみは生き残っていけるのかと感じる。

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2016年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まえがきと目次を読んだだけで心が折れそうになった。それだけ内容が重たそうで、自分にとって衝撃的だった。
なんとか読み進めれば、結構真っ当なことが書いてあった。
納得したのは、「新しい経営、新しい働き方へと転換できなければ、会社はますます硬直化し、低成長・低収益が恒常化」というところだった。確かに、今のままではいけないなあと。
求められる、進むべき人材像としては、この1個前に読んだ『最高のリーダーは何もしない』と同じことを言ってるな後感じた。そっちの方がだいぶ分かりやすく書いてあったけど。
マネジメントを目指すかスペシャリストを目指すか決めあぐねてる自分にはぐさっと刺さった。

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2016年05月02日

Posted by ブクログ

「今の【会社】という形式は、一旦2024年ですべて消滅する」
こんな衝撃的な話から始まる。
確かに、今のこの会社の状態を維持出来ないことを、みんな何となく感じ取っているはずだ。
その漠然とした感覚を明確に説明している。
「社会の変化」「働き方の変化」「グローバル化」「人口増加」「IoT」「人工知能」・・・
あらゆることの未来図を考えると、現在の会社のほとんどが、今の状態を維持出来ないという。
それは当社も同じかもしれない。
普通に考えて、既存業務が8年後も同じ状態とは思えない。
そして今は稼げてない業務が会社の柱になっているとは思えない。
結局、会社は形を変えて、次の状態に変化しているはずである。
そんな時に我々はどういう働き方をすればいいのか。
「会社」というよりも「社会」から選ばれる人材になれるのか?
未来から選ばれる働き方とは何なのか?を説いた一冊。
(2016/5/1)

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2020年11月01日

Posted by ブクログ

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"価値観は社内ではなく社外で創られる時代になったという点、その一環の業務を行なっている私にはかなりしっくり来る内容だった。
社外のリソースをどう活かすか、はたまた、その活かされる役割である場合は何を提供できるかは今後のポイントの一つになりそう。

体験談から、マインド面の解説まで幅広い内容で、多くの気付きがある一冊。
これからの時代の働き方を考えさせられました。


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◆社内で価値を創る時代から、社外で価値が創られる時代になった
⇒社外の場所・人間からアイディア・資産が産まれる

例)Airbnb
場所と人をつなぐマッチングの場を提供
⇒「安く快適に宿泊できる」「デッドスペースで小遣い稼ぎ」の価値は、社員の携わらない場所で発生する

例)UBER
運転手と人をつなぐマッチングの場を提供
⇒「安く移動できる」「空いた時間で小遣い稼ぎ」の価値は、社員の携わらない場所で発生する

※これが従来のホテル・タクシー会社なら、従業員⇔顧客の間で価値が発生していた

例)クラウド・ファンディング
”社外で資産が調達できる”を確立したシステム
⇒新しいアイディアさえ持っていれば、社外のリソースで資金調達が出来る


◆従来の”会社”がなくなる時代で求められる人材とは?
⇒「変容型のリーダーになる」ことと、「変容型のリーダーを育てる仕組み」をつくること

【管理職】には3つのタイプが有る
1)ソーシャライズド・マインド
⇒所謂、”指示待ち族”。周囲からの目を気にして、自分に責任が押し付けられないように上司から明確な指示を待つ
2)セルフ・オーサリング・マインド
⇒自身の信念や計画に基づいて、着実に仕事を進める人
 新しいスタイルを取り入れる事が苦手なので、経験が通用しない世界では目覚ましい成果が残せない

上記2つはロボットに置き換えられる可能性がある、非クリエイティブ思考

3)セルフ・トランスフォーミング・マインド
⇒過去の成功体験を持っていながら、それに捉われず、柔軟な発想が出来る
 「自分の殻を破って成長し続けたい」「変化を乗り越えて、新たな領域を開拓して行きたい」というマインドを持つ人材

このセルフ・トランスフォーミング・マインドを持つ人材は、
多くても組織に7~8%、普通は1%しか居ない。この人材をどう産み出すかが、これからの課題になる


◆何を持って正社員とするか?
ネットワーク型の組織になれば成る程、その境界線が不要になる
⇒チームのビジョンにコミット=正社員という定義でも、契約社員や業務請負でも可能である


◆多様な人たちを束ねるプロデューサー・マネージャーは、”感情を説明する”訓練をしておくと良い
日本人は「言わなくても察してくれる」という文化で育っているので、感情の説明が苦手
それでは自分の価値観と異なる人への理解が得られない
相手が察するのではなく、自分をストレートに表現する意識を持つ事が重要
"

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2017年06月23日

Posted by ブクログ

未来から選ばれる働き方は企業に頼る仕事ではなく、個人の能力が複数の会社に利益をもたらす。

そして、個人にとっても企業にとっても相互に利益をもたらす。

会社は雇用する必要がなく優秀な人材を確保することができ、個人は会社に縛られることがなくなります。


会社に依存する仕事はこれからどんどん減ってきます。その中でどのような働き方がこれからの40代、50代の人たちが本気で考えなくてはならない時代になる未来書でした。

ライフシフトと神田さんの想像している未来は似ていると感じた一冊でした。

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2017年06月08日

Posted by ブクログ

多様なメンバーをマネジメントできる人材か、AIに奪われない仕事のスペシャリストか。
多様なメンバー=正規、非正規という雇用の枠にとらわれず、必要なときに召集をかける外部の人材を含む。

生き残れるのは変化を乗り越え、変革していける人間。

会社という枠組みがどんどん変わる世の中で、柔軟に自分の価値を高めていけるか。

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2016年10月08日

Posted by ブクログ

終身雇用で会社に人生を預けることができなくなった今の時代、派遣社員でもどのようにやっていけばいいのかかすかな光が見えるような気がする内容。

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2016年09月04日

Posted by ブクログ

きっとこのことに気がついている人は、多いと思う。でも、そこでどんな手を打つかまで至らず&行動できず…なのではないだろうか。

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2016年05月28日

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