【感想・ネタバレ】寂聴生きる知恵 法句経を読むのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本屋さんで目に留まり購入。仏教のこと、昔の教えを学びたかった上に、寂聴さんのことをもっと知りたかったので良いチャンスだと思った。
「法句経(ほっくきょう)を読む」がサブテーマだ。
お釈迦様とよく聞くけれど、本当の名前は釈尊・・・そして、本来はネパールヒマラヤの小さな国の王子として生まれたゴータマ。人間の真の幸せ、永遠の生命それを解決したくて城を抜け出し修行後、悟りを開き仏陀(ブッダ)となる。
仏陀とは、固有名詞ではなく「悟れる者、覚者」のこと。
法句経はお経の中でも古いもの。釈尊が亡くなってから弟子たちで書いたものとのこと。それをわかりやすく解説しながら、寂聴さんの想いが書かれている。
釈尊が弟子に悩みの返事として「私もだよ」と話すところに感動した。釈尊も人の子、決して特別な人ではないと安心感を持たせてくれる。
それにしても、寂聴さんは最後のほうで金丸信の醜態を非難していたが、どんな事件だったのか当時を知りたくなった。この本は1993年出版された。

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2013年11月26日

Posted by ブクログ

お坊さんのありがたいお言葉。
漢学的な感じが仏教ではするが、
それは中国からきたというだけで。
もともとはインドでの生き死にが元にあるのだ。

頭を丸めるということは出家するという意味なんだよな。
おしゃれではなく、
ましては反省なんかでもなく笑

女性が頭を丸めるということはそれはもう尼さんになるという一言につきる。
とても宗教的な行為なんだろう。

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2015年07月14日

Posted by ブクログ

怖い程に自分の現状(明らかな悪行だけではなく、怠惰であったり、貪る事なども含めて)を考え直せ、改めよ、と迫ってくるし、その言葉がストンと入ってくる、腑に落ちるのである。が、わかっちゃいるけど、変えられない。自分の平凡さを思い知らされた本。(2005.4.14)

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2009年10月04日

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