【感想・ネタバレ】そうだ小説を書こうのレビュー

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Posted by ブクログ

山本甲士さんは積極的に読んでます。ヒカリの魔女が最初かなぁと。巻き込まれ方とありますが、これもそうなのかどうか。続くのは感じますが、サングラスが良かったかなぁと、モノには魂が宿ると思います。いい方向に向かっていたのでよかった。最後のウオッチで引き込まれるのではってマイナスの話になり掛けて、ならずに良かったかなぁ。

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2023年08月28日

Posted by ブクログ

自伝的小説の形をとった小説指南書。妻と離婚し、会社を左遷されて佐賀県に閑職に追いやられた主人公が、息子との絆を取り戻すために児童文学を書こうと思い立って小説家となるまでの過程を描いています。ある程度文章を書いてきた人向けの指南書ではなくて、ずぶの素人が文章の書き方を学びながら、人を楽しませる物語を紡げるようになるまでの成長物語として描かれているので純粋な小説としても楽しめます。実際に装入される主人公の作った小編がだんだんと洗練されていくのも具体例として分かりやすい。それだけでなく、作中に登場する著者が主人公に与える助言が具体的で実践的だし、小説を書こうと思うなら読んでみるべきその他の小説指南書も紹介されていて役立ちそう。読みやすく面白く使える一冊と言えそうです。

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2018年02月21日

Posted by ブクログ

小説の書き方を小説で語るというメタ小説。
実際の作品(著者がかつて書いたもの)が全文掲載されているため、改善された点や上達具合が具体的にわかる。
また、著者が会得した小説を書く技術が箇条書きになっているのも、非常に参考になる。
なにより、「山本宏司」という主人公の創作態度が、いかにもアマチュアのとりそうな態度であることにも共感を持てる。
苦労して書き上げた作品を添削された時の、むっとした感じ。反発。ほんとうにそうなんだよなあと胸が痛くなった。
技術としては、あまたある創作作法に書かれているものばかりなのだが、それが山本宏司の心情や行動とあいまって、じんわりとしみてくる。具体的に行動するとはどういうことかが身にしみてわかるのだ。
結局、実際に膨大な量を書いていくことしか、方法はないんだよなあと改めて痛感した。
もちろん、小説としても面白かったのだが、「君だけの物語」はそれだけ読んでも十分その世界に没頭できるものだった。1冊で2度も3度もおいしい作品である。

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2012年07月22日

Posted by ブクログ

物語を読み進めながら小説の書き方がわかる

本書は、主人公が小説を書くことで、父親として息子との絆を回復する物語であるとともに、何度か挫折を味わいながらも、新人賞を受賞してプロデビューするまでを描いた話である。
文中に小説を書く技術がふんだんに取りあげられ、小説の指南書にもなっている。
作者の山本甲士が出てくるほか、さまざまな習作が作品として登場する。

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2016年11月07日

Posted by ブクログ

突然、そうだ小説を書こうと思った僕が読んだ本。
この本は、作家志望のおじさんが頑張って作家になろうとする過程を追いながら、読者もまた小説の書き方を会得していきましょう、というスタンスになっている。
こんなにうまくいくわけねーだろ、ふざけるな!アマチュアなのにそんなにポンポン話が浮かぶわけねーだろ、ふざけるな!そんなふうに思われる方もいるかもしれないが、まあそこは我慢して。
とにかく親子愛を感じさせる本編も、作中作という形で主人公が書く小説もいいお話であったし、小説の書き方を学ぶという点でも一応、基本的なことは書いてある。
したがって、退屈なハウツー本なんて読みたくねえんだわという、書きたいのか書きたくないのかよくわからない人が、適度に感動しながら学ぶには最適なんじゃないかと思います。

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2014年11月23日

Posted by ブクログ

会社では左遷の憂き目にあい、離婚して1人長崎に異動した山本宏司は別れた息子のために小説を書き始める…小説指南小説⁈

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2013年07月25日

Posted by ブクログ

小説の中で主人公が書く小説がだんだんと面白い作品になっていった。
作家さんが読者を惹きつける作品をこんなふうに書いていたのかと過程がよくわかった。
小説を書くつもりはないけれど、普段からアンテナを張り想像力を働かせれば自分の平凡な日常にもネタはあるのかもしれない。

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2022年03月02日

Posted by ブクログ

自伝的小説書法指南書。人生こんなに上手くいったら誰も苦労はせぇへんやろうに。ちょっと自伝的である割りにはあまりにもリアリティなさ過ぎ。

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2012年11月14日

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