【感想・ネタバレ】秘密 season 0 7巻のレビュー

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Posted by ブクログ

MRI捜査の根幹に関わる考え方…なぜ犯罪捜査なら許されるのか、いずれ出てくる疑問だった。
青木君も、薪さんも、そして他の捜査員たちも、悩みながら進んでいるのだろう。

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2022年07月10日

ネタバレ 購入済み

犯罪捜査を建前に権力を行使して人の脳をひらき「秘密」を覗き見ることが当たり前だと思っているならそれこそ傲慢だ!という教授の言葉、わりと正論…と思ってしまいました。

作中だと「第九」には独立した捜査指揮権があるようで、MRI捜査には許可が必要という描写はあるものの恐らく捜査機関の上層部の許可?

現在の現実世界に当てはめるならばMRIは検証?裁判官の令状は絶対要りそうだなぁと思いました。
死者の権利、尊厳、プライバシーをどう捉えるかという話にもなりそうだけど。

#萌え #カッコいい #ダーク

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2021年09月02日

購入済み

交錯する青春の記憶が切ない

慕っていた恩師と運命的な決裂を迎えてしまう薪さん。
台詞のひとつが突き刺さってくるかのよう。
後悔が募っても小さなすれ違いが誤解だと分かって良かったのかもしれない。

事件が終わってからのエピローグ、
ラスト1ページの静かに降り積もる雪が印象的でした。

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2021年03月02日

Posted by ブクログ

もうね。
いつもながらに、絵の美しさに息を飲み、取り扱われる倫理問題の重さに、ぐぐっとなる作品。
彼のもろさと強さと。
象徴的です。

今回は、一冊完結で、ちょっと設定に「ん?」と思うようなアラがなくもなかったですが、
特に今シリーズになってからの練りに練られた重い作品ではなくて。
静かで、だけど、ずーんとくる、やっぱりファンを満足させてくれる作品でした。

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2018年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

欲の線引き。
性的欲求。知的欲求。
誰がどこで区切るのか。
意図したことが、正反対にも捉えられてしまう、事象。
相反するものが、他者から見たら同じにしか見えないという現実。

今回のお話。特に好きでした。

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2018年08月25日

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「第九」の原点。なぜ死者の脳の中を見るのか。これを描かないと。そういう意味で、現転位に立ち返った物語。

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2018年07月09日

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ネタバレ

7巻はこの一冊で一話。season0だけど時間は遡って2061年、薪さんと青木が当たり前のように毎日一緒にすぐ近くで仕事できていた頃。
なぜ第九だけが脳を見ていいのか、という重いテーマをシビアに突き刺してくると同時に、読者に自然に納得させるよう話を運ぶ手腕はさすが。
どうして薪さんがこんなに冷酷なほど非情なまでに第九としての倫理を守ろうとするのか…そこにはやっぱり、大切な存在だった鈴木さんへの思いがあるからということを切ない思い出と絡めて描いてくるあたりもさすがで、この巻もやっぱり泣かされました。
トップシークレットからシーズン0まで通して、一番好きな話は可視光線だったけど、この冬蝉がいちばん好きな話になったかもしれない。話の視野が狭まった分だけ、世界観の切なさと美しさが凄みを増している。
しかしほんと、友情だろうと恋だろうとなんだろうと、鈴木さんと雪子さんと薪さんの関係は切ない。しんどい。きつい。
今回のエピソードを読んで更に確信が強くなったのは、雪子さんが薪さんを好きなのは確かだろうけど、それは恋ではないよなあという点。鈴木さんが誰よりも大切に思っている相手だからこそ、薪さんを意識して目で追ってしまうだけで、鈴木さんと付き合っていなければ、良くも悪くもあんなに薪さんを意識することは彼女はなかったと思う。絶対に勝てないライバルであると同時に、絶対にライバルになり得ない相手を、つい見つめてしまうだけなんじゃないだろうか。それを鈴木さんも青木も雪子さん本人も誤解しているだけなんじゃないかな…

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2018年07月06日

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ハレー彗星の接近。
公に故人の脳を見ることへの是非。

薪さんは、いろんなモノを背負いすぎる。

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2024年02月19日

Posted by ブクログ

恩師が絡み、非情とも思える判断をしなければならず、恩師には理解してもらえず…。恩師としても理解できたとしても納得はできないだろう。
青木は本当にいい癒しだわ。
そして、鈴木とのこのエピソードはどう繋がってるんだろう。昔の話につながってる?

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2024年01月02日

S

ネタバレ 購入済み

傲慢さ

犯罪を明らかにする為なら脳を見る(秘密を知る)のが許されるとするのは傲慢ではないのか、シリーズ初期から問われてるテーマの話でした。
自分に置き換えるとやっぱり私の見てる世界はそっとしておいて欲しいと願うな......
薪さんの頑なさが爆発でした。鈴木が居た時から頑なさは全然変わってない。

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2021年08月12日

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科学者はこう思うかもしれないなあ、としみじみ感じました。ハレー彗星、、、30年前わざわざオーストラリアまで見に行ったなあ。次回は見られません。

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2018年08月18日

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ネタバレ

何故、他の臓器は良くて脳は駄目なのか。うーん、難しい。薪さんが、人間として許してはいけない一線を守ろうとする気持ちが真っ直ぐで痛々しい。他人には分かってもらえない優しさで、一人で背負っていこうとするところが切なすぎます。薪さんが甘えられるのは鈴木だけだったのかなぁ。

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2018年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

毎回『秘密』は難しいテーマで凡人には中々理解し尽くせない所はあるけれど、普遍的なメッセージはびんびん伝わってくる。ほりおこさないで。

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2018年08月14日

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もともと一番最初の1話読み切りであった「秘密」がすごく好きだったのだけど、今回の話はそのときのテーマに通じるものがある、派手さはないが良作だと思う。
薪さんは強い信念の為には誤解されるのを恐れない反面、とても繊細なところもあるのがこのシリーズが長く愛される理由のひとつかもしれない。

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2018年07月23日

購入済み

うーん

このシリーズではイマイチ。
ダメではないが、私好みではなかった。

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2019年09月19日

Posted by ブクログ

秘密シリーズの中では、まあまあというところ。話の設定が雑。医学の門外漢が、誰の協力もなく脳を摘出してその内部を見られるものだろうか、とか脳を見る許可を故人から得ているのなら、警察の出番はないだろう、とか白血病を患っているにしては犯人が元気すぎる、とか気になることが多い。

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2018年07月20日

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