【感想・ネタバレ】本日のバーガー 5巻のレビュー

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Posted by ブクログ

ここ最近、ハンバーガーが食べたくて仕方ない。しかも、マクド〇ルドやモスバー〇ーではなく、ちゃんとした(?)お店で、一つ¥1000前後の、一品料理としてのハンバーガーを
実際、この『本日のバーガー』が流行ってきている事で、ハンバーガーの飲食物としての格が上がりつつある、そう、ファンとしちゃ思う
独創的なハンバーガーのアイディア、それ自体も良いんだけど、最も尊敬に値するのは、そのハンバーガーの魅力を引き出し、人間ドラマの一部として成立させているストーリーだろう
毎度、言っているけど、引きと受けが上手いんだよな、この『本日のバーガー』は。読み手が求めている物を知ってなきゃ、こうも巧い焦らしは出来まい
助け、助けられ、それが人間の強さ。仕事に就くと、しみじみ、周囲の人々のありがたみを感じられる
一人で仕事がちゃんと出来ているつもりになっていても、その実、先輩や同僚が、さりげなくサポートしてくれているから、すんなり仕事が進み、結果が良くなるんだよな
ハンバーガーで、拗れた人間関係を修復するキッカケを生み出し、背中を押してやれる神宮寺さんは、人間力が本当に高い
ただ、誰かの助けになれる事に喜びを覚え、なおかつ、生粋のハンバーガーバカだからか、自分に向けられている、特別な感情を無自覚で、悪気も無く、蔑ろにしちゃってるってのは、ちょっとマズいよな
その届きそうで届けられないもどかしさが、ストーリーに奥行きを生んでいるのも確かだが、さすがに、そろそろ、男としてケジメは付けるべきなんじゃ、と思うほどの状況になりつつある
お客さんの恋愛問題に首を突っ込んで、骨を折っている場合じゃないだろう、とツッコミを入れたい。ただ、この人の場合、ヒロインらの「好き」を、ちゃんと真正面から受け止めた上で、丁寧に断り、自分の進みたい道を一人で邁進していくイメージは拭いきれない
実際に、神宮寺さんは、とあるお客さんにハンバーガーを絶賛された上で、これからの行く末、可能性を示唆された事で、意識にちょっと変化があった模様
自分の夢を叶えるには、今日と明日、店に来てくれるお客さんを笑顔にし続ければいい、と思っていた。けれど、それだけじゃ足りない。夢を目に見える形にするのならば、手元と足元だけではなく、少し遠くも視野に入れていなければならない、と気付かされた神宮司さん、これから、どんな行動を起こすのかな?
どの回もお腹が空き、同時に心は満たされる。その中でも、特に私がお勧めしたいのは、この(5)の表紙にも登場している、航介とナンシーの仲が前進する、第36話「精一杯の気持ちを!」だ。こんだけ美人の彼女がいるのに、男としての自信を持てずにいる航介のヘタレにイライラしないと言ったら、嘘になるが、神宮寺さんに尻を叩かれ、恋人との未来の為に漢気を振り絞った点は拍手に値する
この台詞を引用に選んだのは、ズシンと心に響いてきたので。正直なとこ、顔とのギャップも凄いな、と思ったのもある。イイ上司の条件は色々とあるだろうけど、あえて嫌われ者となり、部下のやる気を引き出す、これは確実に入っている。常に部下の成長を信じ、客に良い物を提供する、そんな信念を持っている、この社長さんには再登場を願いたい。彼本人の悩みを、神宮寺さんがハンバーガーで、どう解決するか、見てみたい

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2017年07月29日

Posted by ブクログ

ベトナム料理フェアの社長は朝令暮改と批判される。しかし、それは顧客志向であるためである。最初に立てた計画に固執し、状況の変化を無視する公務員感覚の対極にある。

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2021年07月17日

Posted by ブクログ

夜中に読んではいけなかった。お腹が空く。「昨日の自分が完璧でなかったら答えを変えるだけ」お客様のことを考えるからこそ、考え方を変えることができるのか。神宮寺がモテ過ぎ。本当にバーガーでお悩み解決できてるのがすごい。JKの悩みにはどんなバーガーで答えるのか。イチボのシュラスコって間違いなくおいしい。

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2017年05月28日

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