【感想・ネタバレ】イブの憂鬱のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年01月22日

物語が進むにつれて真緒がどんどん明るくなっていくのがすごく良かった。
共感できるところがたくさんあって自分も前向きになれた。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年02月23日

解説は吉田伸子。
唯川恵の作品「肩越しの恋人」が直木賞を受賞した記述がある。

文庫版は「イヴの憂鬱」と改題している。

29歳の目覚めから30歳の朝まで。
え,これが1年なのというくらい,めまぐるしい。

著者も20代後半で転職をした経験があるらしく,転職の描写が現実味がある。

あるときには、ど...続きを読むうしても,足元を見てしまう傾向があるのかもしれない。
なにかのきっかけで前を向けると良いことが分かる。
著者は体育会系とどこかの後書きに書いていた。

切替ができる能力がすばらしい。
生き方に対する一つの参考資料を提供しているよう。

0

Posted by ブクログ 2019年12月15日


主人公の真緒と同じで結婚に逃げようとしていた時期がありました。でも結局は上手くいきませんでした。
その当時の自分は何もかも上手くいかず「結婚」に救いを求めていたかもしれません。
「誰か私を愛して」「私に安定と幸せをください」と相手に求めてしまう所謂くれくれ星人でした。
主人公の真緒も最初は何の取り...続きを読む柄もない自信のない女性でしたが友達サポートのお陰で自分のやりたいことが見つかり芯の強い女性に変わっていきました。

自分に自信が持てると心に余裕ができて愛をもらう側ではなく愛を与える人間になれるのかなと思います。

0

Posted by ブクログ 2018年10月10日

仕事はぬるま湯、お見合いは失敗、年下の営業マンとの恋は呆気なく終わり、リストラの対象にされる。友人の夫と再び友人関係になり、会社を立ち上げフリーペーパーを作る別の友人に仕事を辞め協力し、未婚の母の道を選んだ彼女やバツ三で新たな恋に燃える母の傍らで活力を取り戻す、三十歳までの一年間に元気を貰った。

0

Posted by ブクログ 2014年05月08日

佳作。30歳を控えた女の恋愛と心の葛藤とを描いている。登場人物が全てと言っていいほど、個性にあふれて瑞々しい。

はっとする箇所も何か所かあった。そのうちの一つ。
「自分の身体の凹凸にぴたりと当てはまるもうひとつの身体が恋しい。
抱き締められる瞬間、ゆっくりと目を閉じる時の恍惚は、たぶんわかりやすい...続きを読む快感しか持たない男にはわからない。」
これは男である自分にぐさりと突き刺さった。

0

Posted by ブクログ 2014年03月16日

さすがの唯川恵クオリティを実感。ストーリー自体はともかく、言葉選びのセンスが違いすぎる。もちろん、話も読みやすかったし内容も忘れないと思うけど(好きかどうかは微妙)、とにかく文章に感動した。そんな感じ。

0

Posted by ブクログ 2012年07月01日

きっと、30歳を目前にした女性誰しもが、一度は真緒と同じ気持ちを経験するのではないでしょうか。友達の結婚や出産等。。かく言う私も現在28歳ですが、真緒の気持ちが痛い程わかります(^_^;) 30歳になってしまえば、なんだ、こんなもんか、と感じるのだと思いますが。この本を読んで、なんだ、焦る必要ないじ...続きを読むゃんと、少しホッとしてしまいました~。

0

Posted by ブクログ 2011年11月22日

一気に読めた。
めっちゃ素敵な話でした。同年代で内容が共感できるというのもあると思うけど、その辺にありそうな(ないかな…)日常が丁寧に描かれていた。恋愛、友達、家族、仕事。
悩むよねそれ!という内容が盛り込まれてた感じ。

女友達との関係も嫌らしくなく読めた。
美枝子が一番友達にしたくないタイプ。さ...続きを読むつきはすごい。
さらに母親・家族との関係も読み応えあり。真緒の母親は強いね。

「女はね、勝ち戦は自慢しないものよ」

さつきの出産シーンには涙涙。。

真緒のように、結婚したい!恋愛したい!って切望してる時ほどできなくて、仕事に一生懸命だったり、キラキラ輝いてる時には誰かが見ててくれるものなんだろうと思う。

0

Posted by ブクログ 2011年11月17日

29歳を迎えた女性の1年間を描いた物語。
年下の男に遊ばれ、お見合いは断られ、リストラされ、友達に不倫を疑われ、なんともついていない主人公。
印象的だったのは彼女が思う「寂しい」という気持ち、考え方が同じだったこと。思わずそうなんだよね、と共感してしまった。

しかし、唯川さんが描く人は本当にリアル...続きを読むでわかりやすい。
いるよね、こういう最低な男(女)と思う登場人物が数人。
小説の中だから、むっとしてもすぐ忘れられるけれど、実在していたら自分はどうするだろうと考えてしまった。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日


唯川さんの恋愛小説。
今年に入って唯川作品読みすぎて内容がごっちゃになってきました。
寂しいけど少し距離置こうかな…笑

29歳の誕生日から始まり、30歳の誕生日で終わる1年間のお話。
年齢的にはちょっと早すぎますが…面白かったです。
なんか唯川作品読んでいると逆にOLもやってみたくなる...続きを読むのは私がまだ子供だからでしょうか?
なぜかOLに憧れてしまう…将来の夢でないのに。

後半がすごくよかったです。
最初はゆる〜く生きていた主人公真緒だけど、後半はかなりかっこよくなりました。
唯川さんの描くかっこいい女性が本当に好きです。
真緒のお母様とか…かっこよすぎ!素敵!
読後感もかなり最高!
すごく勇気が貰えて元気になる1冊です。
女性は絶対に共感できると思うのでオススメ!
20代後半になったら絶対に読み直すと思います。



年齢を重ねる度に、知らぬ間に身につけてしまうものがある。それは見栄と臆病だ。


「女はね、勝ち戦は自慢しないものよ」

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

私の中ではかなりのヒット。

ちょうど仕事に行き詰っていたときに読んだため、共感することが多かったのがヒットの要因ではある。

だけど唯川さんの小説はただ面白かったり共感したりするだけではなく、読み終えたときに「頑張ろう!」って気にさせてくれるものが多い。

今回も主人公の自分にはない前向きな姿勢が...続きを読むほんとに励みになった。



0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

主人公が29歳〜30歳を迎えるまでの1年間の話。1年とは思えないほど波乱万丈。29歳ってこういう年なんだなとヒシヒシと感じられます。仕事も満足にできず、かといって結婚という逃げ道もない八方ふさがりな状態の主人公が、シングルマザーとして生き、新たな幸せをつかもうとする母や、同様にシングルマザーとして生...続きを読むきていくと決めた友人、結婚して幸せになったと思われていたが、実は不満だらけだった友人な
ど、周りの様々な人物と関わる中で変化していきます。どんどん魅力的になっていくなーと思うし、実際はこんなトントンにはいかないかなって思うけど(こうなったらいいなという希望もこめて)いい話です。人間、落ちたら上がるしかないのです。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

女29歳から30歳
微妙なんです・・・会社も恋もうまくいかない
こんなはずじゃなかったのに〜って感じで
でも、このまま?違う展開
それは、主人公の心の変化がもたら変化
こういうふうに脱皮出来たらいいな・・・

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年10月11日

確か自分が29歳になる少し前に読んだ作品。

実母の結婚が早かったせいか、20代後半になってもふらふらしてる(つもりは無かったんですが(苦笑))私に、毎日のように「結婚は?」と云うのが日課と云う日々を実家でおくっていたので、身につまされました(笑)

29歳になると、何故か自分ではなく周りが焦ってく...続きを読むれた気がします。
夫に聞いた話によれば、義母も「あかりさん29歳でしょ、どうするの?」と私たちの間で結婚の「け」の字も出てないときに夫に言ってたらしい(笑)
ま、それが意識するきっかけになったかは知りませんが、今では笑い話です。

しかし!本人にしてみおれば死活問題。
まぬけ面で聞いてくる親父を張り倒したいと思ったことは何度もあります。
そして影で泣いたことも・・・。
そんなゆれるお年頃を寄り添うように描いてくれる作品です。
最後は暖かい気持ちになります。

0

Posted by ブクログ 2013年09月15日

29歳→30歳になる女の葛藤を描いた作品。女にとって、20代と30代とは気持ちの上で大きな差があるのでしょうね。1歳しか違わないものなのに...

0

Posted by ブクログ 2012年09月20日

 主人公は29歳の女の子。
 最近はもう、あんまり言わないだろうけど、30歳前の29歳を「イブ」と呼ぶらしいですよ。(やっぱり言うのかな?)
 でも、何となく気持ちがわからないこともない。
 私、19から20になるのも嫌で、20から21になる瞬間が今まで一番嫌なときだったもん。
 でも、もう、今年の...続きを読む誕生日は多分、何とも思わないと思う(苦笑)
 人間は年はとるんですよ(ぉぃ)

 で、また10年後もまたそれを繰り返すのかなー……と思うと、若干「憂鬱」にもなるんだよね。
 でもって、今は「恋人がいない」とか、そういうことで鬱になってるけど、今度は「結婚」がのしかかってくるのか……(苦笑)
 正直、今は「結婚」なんてまったくしたくないし、してる自分、というのを想像できないって断言できるんだけど……。
 何となくやっぱりその年になったら、若干の「人並み」というものに憧れる私としては、結婚もしたほうがいいのかなぁー……って思ったりするんだろうな。
 でも、そんなこと考えなくてもいいくらいに充実してたいな、と思うわけですよ。普通の女の子として。

0

Posted by ブクログ 2011年06月04日

20代女性が避けられない壁にぶち当たって、それでも強く生きていくお話。こんな風に乗り切れる人は少ないかもしれないけど、不器用な主人公に好感がもてます。毎日の過ごし方とか気の持ち方とか学ぶべきことが出来ると思います。

0

Posted by ブクログ 2011年01月14日

珍しく(?)ドロドロしない唯川作品

だけど、やっぱり微妙な女心を分かってる~!と思わされる。
そして三十路を境のように、色んな生き方を決めていく主人公たちが
なんとも身近でした

0

Posted by ブクログ 2010年05月24日

29歳を迎えた真緒の日々は、ブルー一色。年下の男との恋は遊びに終わり、結婚に逃げ道を求め見合いをしても見事に失敗。その上、会社ではリストラの対象にされて。恋も仕事も、すべてが中途半端。そんな真緒の背中を押すのが3度の離婚を乗り越え今また新たな恋に燃える母と、シングルマザーの道を選ぶ大学時代の友人さつ...続きを読むき。30の大台を目前に、自分の足で一歩を踏み出そうとする真緒の一年。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

主人公が30代を目前にした29歳OL、という設定がかなり感情移入できました。同じようなこと考えてたな〜と共感できる点がたくさんあったりして。
「お見合い」というものに対する考え方や態度、中堅ながらリストラという波にもまれる立場、新たに始めようとする心。どれもおそらく主人公と同じ年齢の独身女性なら、思...続きを読むい悩む部分だと思います。
特に前半のOL時代の話は痛かったな〜(^^;;;。気持ちがわかりすぎて痛いのなんの(笑)。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

年下男との恋はうまくいかず、見合いも失敗。会社ではリストラの対象に。すべてが中途半端な29歳の真緒が、30代を前に成長していく話。女はいつまでも女、です。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

赤川次郎の「結婚以前」とかぶります。

が、やはり女性の手だけあって、三十路前の女の
孤独の表現が的確。「ぐわ〜〜〜〜!うまいこと言うなぁ!」と
何度唸ったことか。

「三十路前の女」という設定としては、乃南アサの
「パラダイスサーティ」、↑にも書いた赤川次郎の「結婚以前」と
同じです。しかも三作と...続きを読むも終わり方もそっくり。

物語を完璧なフィクションとして、水戸黄門的に終わらせるなら、
落ち着くとこに落ち着かせるんでしょうが、そうしてないところが
すごくリアル。

残念なのは、プライベートの終わり方がリアルなのに反して、
仕事方面がうまく転がりすぎの感はありますね。
そんなうまいこと行くかいな。(;´Д`)=3

0

「小説」ランキング