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Posted by ブクログ
本を売るということに重点が置かれた巻。
前巻同様、個性的なお客様への接客応対エピソードもある。
特に悩ましきエロ回!!(情報発信に関わる業界は全てそうだと思う)どこまでがエロなのか、しかもエロの方がよく売れるという事実…!表現者(マンガ家に限らないとも思うけど)も攻防…試行錯誤しているが、書店も然り。フェア回のBL担当・アーマー係長はその延長のような難題を抱えていたり……
メディアミックス(アニメ化、実写映画化など)でアイドルファンの欲望がダダ洩れで、盗難防止に努めたり「特典だけお欲しい」という我儘なお客様対応は読んでて悲しくなる……
小指が無いお客様……送り先刑務所……本を読む権利はある……(詳しいことは書いてなかった)
「接客業は大変」だと思っているが、同時にビジネスも並行していることを再認識。
日本の出版業界における漫画の多さと各出版社ごとの傾向をコミカルに描いている。
この漫画を描くにあたって、本田さんが四苦八苦していること、係長らの内容ダブルチェックや、描きたくてもできないものが多々あることが悩ましいのがひしひしと伝わってくる。
Posted by ブクログ
キャラクターや、設定話の進め方はとても面白い。
ただ、やっぱり没ネタになってしまった話や、規制規制でなかなか載せないという実態にモヤモヤとしたものを感じてしまう。
現役書店員さんとして描いてらっしゃるので無理をされて職がなくなったなんて事にはなってほしくないですし、大人の事情があることは重々わかるのですが、社外秘な話ならともかく書店のイメージを下げる、ということで話をなかった事にするのはそれ自体がイメージを下げているのではと思いました。
本田さんの意趣返しだったとしたらそれはそれで良しです。
本田さんに対して、というよりも、業界漫画を描くにしてもなかなか難しいものなのだなぁと全体的にもやっとした巻になってしまいました。
ただ、フェアの話や、取次の話などは考えさせられることも多くノリとテンションだけの漫画だけではないところが本田さんの書店愛を感じられて好きです。
本田さんは自分がチェックをしなかったために起こったことだと仰っていましたが(実際その通りなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれないけど)、誰か個人や企業として傷ついたりするものじゃないのであれば、綺麗な部分だけ、面白おかしい部分だけを載せるのではなくこういう部分も実際あるという現実を見せてくれた方が潔くてカッコいいのになと思います。
生きて動いている業界、企業ですから、それがなかなか難しいことはわかるのですが……。
面白い
絵が面白い
人物って書き分けが出来てなくて、みんな同じ顔に見えたりするけど、これは解りやすい!
とてもわかり易くて助かる!
本屋の裏側って、大変…
知らなかった世界…
確かに妙な質問されて、困る事も多そう…
オススメ聞かれても好みもあるし…
読み返し決定。
お楽しみですか?
骸骨キャラ作者さんのコミックエッセイ二巻。この巻ではさわやか新人さんから、欲しい本をゲットできる呪文を知る上司等々職場の個性的な人々にもスポットが当たっています。
"有害"図書問題や変なクレームは本当にお疲れ様です……。その他、取次(本の問屋)や本屋でメディア化などのフェア展開。スーパーや化粧品売り場のごとく詰め寄られたら確実に恐怖!み、見られてる?!
一人で九十冊購入したり、小指が!なヤのつく自由業?な人だったり。色々な訳あり客も面白い。
Posted by ブクログ
わかるなぁ…書店っていろんな問い合わせ多いし。
でも、やっぱりこのコミックの舞台のお店は特殊なような気がする。外国人なんてほとんど来なかったし。
フェアはなぁ…やっても反応寒かったからやらなくなっちゃったなぁ。一見の客が多い店だといいのかもしれないけど、ほぼ常連しか来ない店だと、常連客が欲しがるような新刊をちゃんと入れて並べるのが一番効果的だった。
書店員飲み会、あったら参加してみたかったなぁ。
Posted by ブクログ
わぁ、上司+編集さんのダブルチェック体制になってしまったのか… まさに「自分の人生だいじに!」です。取次さんがいいキャラしている。「蒸し返すほどの絶許」という響きがすごい。