【感想・ネタバレ】石巻赤十字病院の100日間 増補版のレビュー

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Posted by ブクログ

災害時、日頃の訓練や備えがいかに大切か。最近、わたしの会社も震災時に帰宅困難者受け入れ施設に手をあげて指定されましたが、必要品を購入したもののそれがどこにあるのか、実際その時にどう動くのか、全く計画されていません。日々の業務を確実に行うと同時に災害への備えを一人一人が考えること、被災者になってから考えては遅い。

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2020年08月17日

Posted by ブクログ

医療の現場からみた災害現場がよく見えてくる。極限状態で冷静に判断して、淡々と仕事をこなす姿はすごいとしか言いようが無い。

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2016年06月22日

Posted by ブクログ

2016年熊本地震の最中、この本を読んだのは偶然ではない。

あの未曾有の災害の記憶も未だ薄れない中、熊本で起きている地震で、あの3.11の反省は活かされているだろうか?

まだまだなような気もする。

東海・東南海・南海地震や首都圏直下地震も叫ばれる中、この度の熊本地震での経験が、将来に活かされることを祈念してやまない。

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2016年04月21日

Posted by ブクログ

 東日本大震災から13年…このタイミングでこの作品を手にしました。発災から100日間、石巻赤十字病院の災害医療活動を追ったノンフィクションです。

 地域に根差した医療活動と、災害に備えた活動を発災前から行っていた石巻赤十字病院…。備えがあったからこそ発災後も対処できたこともあれば、津波肺や低体温の症状を呈した患者さんの対応や、ライフラインや物資が十分でない中の活動は想定を越えものだった…。職員も家族の安否が不明であったり、家族が犠牲になったり、住まいの損壊に見舞われたりと、職員も被災者でもあり役所も機能不全の中、それでも命を救うために尽力する…。

 備えはしすぎることはないもの…そう強く感じました。自然災害の前では人間は無力とはいっても、立ち向かう場面に来て備えがあるのと全くないのでは雲泥の差が出ます。それと、印象に残ったのは段ボールベッド…被災者さんの身体機能を落とさないためにも、感染予防対策にも、そしてプライバシーに配慮することにもつながるもので、この震災を教訓にして取り入れられたんですって…!被災者さんにお薬を届ける活動や避難所のアセスメントも医療現場のトリアージも、学ぶべきことが沢山ありました。

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2024年03月14日

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