【感想・ネタバレ】去りゆく者への祈りのレビュー

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Posted by ブクログ

元警官の探偵が依頼者の息子を捜しに東京来たところ、歌舞伎町の中国系マフィアと暴力団、警察の抗争に巻き込まれる。設定自体はハードボイルド小説で本当によくあるものですが、登場人物の個性と背景の設定うまくできており、読んでいて陳腐さを感じさせない作品に仕上がっています。

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2011年09月10日

Posted by ブクログ

前日に引き続き、たまたま日本を舞台にした中国と日本との歴史を考える切ない一冊。

少しだけ救われる箇所が多かったのが、香納作品(孤独なき地)との違いか。
組織からはみ出て、でも少しだけ自分に意地がある主人公と、
誇りと祈りを胸に歯を食いしばって生きる中国人、
組織のために狂ってゆく警察関係者、
群がるやくざ。

大きく広がるストーリーの下に沈み込んだ、
日本と中国の歴史、中国の悲惨な経済格差、差別、中華思想。

いろんな事を考えさせられたし、切なかったけれど、
前向きな可能性も、確かにあった。

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2011年07月10日

Posted by ブクログ

古城シリーズ第2弾。
今回は、中国マフィアに潜入した警察のS捜し。
とにかく、騙されたり、危険な目にあったりでハラハラして飽きさせない。しかも、登場人物に、一概に悪人とは言い切れないような多面性があるのも魅力的。
最後に意外な人物が再登場したり、シリアスな中にもコミカルなやりとりがちょこちょこ出てくるんだけれど、それが清涼剤的な感じになっていて、えげつない話の割には後味も悪くない。

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2010年06月06日

Non

購入済み

壮大なラブストーリー

北関東から東京へ。
田舎のバカ息子の家出捜索のはずが、歌舞伎町を統べる中国マフィア内の密告者を探す羽目に。

暴力と殺戮。

非道な行いの中に隠されてる悲しい過去。
若い中国人の男女が見ていた夢。
多分きっとこの本は壮大なラブストーリーなんだと思う。

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2020年08月01日

Posted by ブクログ

台詞回しが少し砕けているというかなんというか。
前作のハードボイルドっぽさが無くなって、笑いのセンスの乏しい中年になってしまったな、という感想は僕だけですか。

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2011年12月13日

Posted by ブクログ

7月-6。3.0点。
探偵古城第二弾。中国人の幇の中の、スパイを探す。探さないと、消されると脅されながら。柄の悪いルポライターと、スパイ探し。
まあまあ。主人公の行動が、ちょっと突拍子も無いかな。説明が不十分の気が。

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2011年07月11日

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