【感想・ネタバレ】短歌ください そのニのレビュー

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Posted by ブクログ

詩とか短歌とかって素敵だな。
人生にあるとないのとじゃ
ぜんぜん違ってくるだろうな。
今回もざわざわさせていただいたし、
きれいだなあと思った。
本の中輝いてるなと。やっぱ言葉だなぁ。
見慣れたものが見たことないものに見えてくる感覚って大事だな。

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2017年10月23日

Posted by ブクログ

『短歌ください』の続編です。
どの歌も参考になる歌ばかりで頭が下がります。
穂村さんのコメントも実にいいものばかりです。
印象に残った歌はP168「背中さする手の美しさを咳き込むわたくしは見ることができない」、P78「あなたのこと見てるとキスをしたくなるキスとつねるは同じでつねる」、
でしょうか。
私も短歌の修行、頑張らなくてはと思いました。

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2016年04月22日

Posted by ブクログ

正しく、は覚えていないが
    (覚えられないが。が、正解)

あの日、穂村さんは
海がめの背に乗って手榴弾のピンを抜き、
明けたばかりの空を吹っ飛ばした。

この目で見たワケじゃないのに、
しっかり記憶に焼き付けられている
この光景って一体…

言葉は不思議で面白い。
( )と( )の組み合わせ次第で
時に核爆発を起こすことだって有りうる。

穂村さんの元へと集まった
短歌は私の胸のなかで、
ぼんっ、ぼんっとおもしろいくらいに
連続爆破し続けた。

歌に寄せた穂村さんの評価も楽しい歌集。

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2014年10月01日

Posted by ブクログ

その1が面白かったので読んだ。
他の本の合間に読めてよい。
だんだん短歌の間合いが分かってきた気がする。


「てっぺんに0120つけたよな君の愛ってすげぇ気楽ね」
という短歌がよかった。
自分が損することはないという保証された安全圏でしか動かない人のこと。こう表現するのか…!と感動した。0120…そうだな…

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2020年03月11日

Posted by ブクログ

 シリーズ第二弾。たった三十一文字を読んだだけでぶあっと物語が立ち上がってきて、訳もなく怖くなったり泣きたくなったりクスリと笑えたりする短歌がたくさんあった。読むタイミングによって印象的な短歌は変わると思うのだけど、今は「俺なんかどこが良いのと聞く君はあたしのどこが駄目なんだろう」という詩が絶望的に響いた。

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2015年12月16日

Posted by ブクログ

私も一首詠んでみようと思わせてくれる本ですね。でも、いざ詠もうとなると、うーんうーん唸るのでしょうね。

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2014年06月15日

Posted by ブクログ

いやあ、すごいです。歌詞よりメロディを重視する私は、短歌含め、詩とか歌、というものにあまり興味もなく。、けどこの本に載ってる短歌すごいです。うおお、上手い!!ってなる。字数とリズム、という制約があるからこそ生まれる言葉の可能性や味わい、きらめきがあるんだと感動した。
短い歌の中にストーリーが見えたり、理解できなくてもぱっと見の衝撃があったり、面白い。自分なら絶対に捨て置く瞬間や感覚を言語化できる人がたくさんいるんですね。尊敬。解説コメントもなるほど…となります。

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2014年06月06日

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よかったー!短歌を、コメントつきで、かつお題に沿っていろんなひとが詠むというのが面白い。引用欄に好きな歌三首。

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2014年06月01日

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読み応え有り(^^)皆さんどうしたらこんなに凄い短歌ができるのか?といつも不思議に思う(^^; 同じテーマでもそれぞれ違う発想で楽しい♪

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2014年05月17日

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ネタバレ

登録数、レビュー数が少なくてびっくり。前作より表紙の絵が変だと思う。で、短歌。前ほどヒットするものがなかったような。でも面白い。皆よく思いつくよな。恋愛関係のものが多いけど、共感できないわー。恋愛してないんだなぁ。

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2014年05月14日

Posted by ブクログ

講評たいへん。短歌ってまとめて読むとなにがいいのかよくわからなくなる。短歌は買って毎日みよう、これは買わないけど。穂村さんって今年になってから好きになってきた感じ。以前は色メガネのおじさんってイメージしかなかった。

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2016年07月07日

Posted by ブクログ

16/02/16
その1よりはおだやかなかんじでそこまで奇抜な詩がなかったかな。ハードカバーなのがいいね。

P30・煮え切らぬきみに別れを告げている
   細胞たちの多数決として
P41・俺なんかどこが良いのと聞く君は
   あたしのどこが駄目なんだろう
P57・来ないからあたし大人になっちゃった
   放課後の君はノストラダムス
P136・君よりも少しだけ長いお祈りで、
    君はわたしよりしあわせになる

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2016年02月18日

Posted by ブクログ

穂村さんの何かで読んだ記憶があって、昨今、圧倒的にシンパシーの表現が多いと。いいねと口コミの弊害でしょうか。あらためて、短歌には、そうくるかーというワンダーの要素もないと成立しないなと思いました。次回の作品を募集するため、テーマ紹介のまくらにおかれた穂村さんのワンダー表現が桁外れにオモシロく、ゴキブリに投げ飛ばされたことがある体験だとか、投稿する方にこれを乗り越えろという威嚇がすごい。

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2014年12月08日

Posted by ブクログ

前作に引き続き、普段言葉にすることのできないはずのモヤモヤした気持ちを、言葉の使い方や並び・リズムによって見事に表現している首がいくつもあり、読んでいてハッとさせられました。

しかし、穂村さんの解説に関しては、なんとなく前作とは異なった印象を抱きました。

穂村さんの解説は、それぞれの首に対して自身が抱いた個人的な感想を個人的な言葉で書き記したものとなっています。それは、「一人の人間として短歌と向き合う」という誠実な姿勢だと思いますが、言ってみれば、言葉(首)に具体的な枠をはめようとするものでもあります。

「こういう読み方もあるのか」と気付きを与えてくれる解説も数多くありますが、中には、それぞれの読者の中で膨らもうとしていたイメージを制限するものもあると感じました。

解説のバランスは非常に難しいと思いますが、とても面白い企画だと思いますので、今後も続けてほしいです。

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2014年08月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世の中には短歌を上手にしかも、くすっと笑えるユーモアもプラスして作る人がこんなにいるんだと感心した。

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2014年05月19日

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