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新感覚の魔法使いマンガ
何とも不思議で斬新な魔法使いの漫画です。
「言解き」というタイトル通り、漢字の持つ意味を解きながら物語が進んでいく。
毎回その漢字は魔物のような姿で現れる。
ミステリーの要素とファンタジーの要素、重苦しい作画と相まって面白い。
匿名
ある意味すごい作品
タイトルと絵の雰囲気からは全く想像しなかったまさかの魔法使いの話。
魔法を使っての戦いももちろんあるのだけど、それ以上に魔法使いたるものの
定義や、その戦いの勝利の仕方とかめちゃくちゃ高度。
さらにはミステリー要素が満載で読み応えあり。
CLAMP作品が好きな方にはハマりそうです。オカルトちっくで、どこか哲学的。
左手がとれ、さまざまな文字に変化し、バラバラになる呪いを受けたナツメ。名は体を表すとはまさにこのこと、文字はそのまま由来や意味を備えて別の形(人型、植物や動物)になってナツメの先祖が創った巨大な図書館内に現れ、捕まえなければそこから出られない制限があります。
そんな彼を支え、助けようとしている主人公の真。行方不明になったナツメを4年も探してたのに、今更図書館ですぐに見つかるのはなんだか都合がよすぎる(消えて数か月とかならともかく)気もしますが、今後が気になる作品です。
不思議な世界観
なんというか、不思議な世界観。
文字…というか漢字の由来がカギである点は一般人にはやや難しいが、発想は新しく、かつ独特な雰囲気を醸し出す。
絵の雰囲気も悪くなく、この手の世界観が好きな人にはかなりハマる作品ではないだろうか?
個人的には、まだ2巻まで程度だと話が淡々としすぎており、謎の伏線はあるものの「どんどん先が読みたくなる」とまでは行かないと感じた。
あと、女性キャラは非常に美しいが、1巻冒頭の男性キャラの絵がやや崩れており、「カイジ」のキャラクターに見えてしまう点がにはマイナスだった(笑)