【感想・ネタバレ】それでも暮らし続けたいパリのレビュー

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Posted by ブクログ

さすがパリ在住15年、イメージしていたパリの雰囲気がそのまま感じられる本でした。私もパリで暮らしてみたい。パリじゃなくても日本以外の街で生活して、思いっきり異文化を体験してみたい。とりあえず、パリシリーズはここで小休止にします。

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2019年01月04日

Posted by ブクログ

韓国にハマる15年くらい前まではフランスが好きだった。今でも好きだけど遠いので長らく足が遠のいている。何の気なしに取ったパリ暮らしの著者のエッセイ。知らなかったけど、著者の松本百合子さんは著名なシェフ、ドミニク・ブシェ氏の夫人であり、翻訳家でもあるそう。
パリ暮らしのエッセイというと鼻につくのもままあるものだけど、この本はそういう嫌味がない。好きで何冊か持っている岡田光世さんの「ニューヨークの魔法」シリーズ的な、気持ちのよい読み心地がある。フランス語のフレーズが各エッセイ末にチロっと書いてあるのも似ている……っていうかパクり?
でも二匹目のドジョウにならないだけの魅力がある。パリ暮らしのうんざりするとこ、いろいろあるけど、それでも魅力的なパリの姿が伝わってきて久々に行ってみたいなと思った。

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2024年01月14日

Posted by ブクログ

パリ在住の著者の、日常生活におけるフランスとフランス人の話。フランス人についての描写が具体的で詳しく、日本人的な考え方や習慣がしっかり身についている著者との対比もあって非常にわかりやすいです。
最後のほう、ユーモアは命がけと書いてあり、著者もフランス人のユーモアを理解するまでは大変だったようです。仲間内で済むならいいかもしれませんけど、フランス人のブラックユーモアはテロを誘引しているんじゃないんですかね。ユーモアを理解せず攻撃するほうが悪いのか?いやいや、他人に理解されないのは駄目でしょう。それは理解しない人間を馬鹿にしているのと同じ。単なる悪口や差別レベルのものをユーモアと言い切っているものだってあるんじゃないんでしょうかね。
生活基盤が完全にパリにあってフランス人のよさも知っている著者とは比べようもないですが、読後、私は「それでも暮らし続けたい」とは、思えませんでした。本自体はおもしろかったです。

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2016年11月06日

Posted by ブクログ

パリのガイドブック的なものと思って読んだのだけれど、もっと有意義で面白い内容だった。
パリに住んで15年になる著者が見たフランス人たち。
困ったところもあるけれど、愛すべき人たちなんだろうと著者のフランス人に対する愛情を感じた。
フランス流の流儀や文化、価値観などとても面白く、パリの空気を感じた。

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2016年10月18日

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