【感想・ネタバレ】本当の経済の話をしようのレビュー

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Posted by ブクログ

モロ文系の自分にとっては、この本を読んでいたことで、12月16日の衆議院選挙の課題を理解することができた一冊だった。これを読んでいなければ、Twitterで「とにかく選挙に行こう」としか騒ぐことしかできなかった人々と同じことしか考えられなかった気がする。お二人の語り口、ユーモアも大変おもしろく、栗原裕一郎さんがわかりにくいところを上手に確認して噛み砕いてくれたので最後まで読み通すことができた。すっかりお二人のファンになってしまった。

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2013年01月13日

Posted by ブクログ

経済学が、物事の捉え方・考え方を教えてくれる学問だということを、平易で明快な文章で教えてくれる本。
「少し厚目の新書」というサイズにもかかわらず、経済学で扱う問題をフルカバーしているので、時間がないサラリーマンが頭の整理をするために読むのにも最適。

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2012年09月16日

Posted by ブクログ

経済学とは?経済学と経済の関係は?今の経済の状況は、問題はどうなの?
というような疑問に正面から答える本。

経済の入門書ではあるけれど、私のような中途半端な知識がある人が読んで再度理解し直すという意味でも素晴らしい本。

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2012年08月21日

Posted by ブクログ

経済学者と文芸評論家による、「インセンティブ」「トレード・オフ」「トレード」「マネー」の4つのキーワードを基に経済学の基本概念を解説した本。対談本なので読みやすいし基本的な事項を確認する上では最適なのだが、データなどの裏付けに若干乏しいこと、あと本書が主に人文系の論客が陥りやすい誤りへの批判を軸にしていることから、人文系の議論を知っていないととっつきにくいところもあるかもしれない。それでも人文系の知ったような経済論よりも読む価値はある。

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2012年08月10日

Posted by ブクログ

対話形式で現代における経済学を解説。TPP、ユーロ危機、デフレ等の問題が分かりやすく書かれています。「インセンティブ」「トレード・オフ」「トレード」「マネー」の4つ概念に絞った構成もすっきりしていて読みやすいです。

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2013年02月09日

Posted by ブクログ

わかりやすい良書。経済学の意義と限界みたいなものがよくわかった。特に、文理の弊害化は日々感じている疑問に応えてもらった気がする。

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2012年10月20日

Posted by ブクログ

経済学の今の話題を対話形式でしるした本。ホットな話題を軽いノリでこたえているのですが、とっても面白い!
型ぐるしく無いので楽しめます。

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2012年08月27日

Posted by ブクログ

経済学の入門書として良い作品かと思う。ただ、経済学の知識がある程度ある人にとっては少し退屈であり、経済学に興味がない人はそもそもこのような本は読まないので誰をターゲットにしているのか分かりにくい作品といえる。

できれば経済に興味がない人や新聞やテレビの偏った報道を信じ込んでいる人に読んでもらいたい。ただ、そのような人は本自体をあまり読まない人も多いからこの本の存在に気付かないのだろう、と思ってしまう。

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2012年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

早稲田の大学教授とライターとの対談集。
海外の経済学者の論説を持ち出して、素人講義しているだけ。読んでも得るものがなさそうだったので、途中でやめた。

これが高校生向けの読書で紹介されていたのが理解に苦しむ。性商品の会社やグラビアアイドルなど下策な話が出ていて、品がない。

私立大学の学者の低レベルさがよく分かる本。

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2015年04月17日

Posted by ブクログ

対話形式なので、同じ内容を通常の文章で表現するよりはわかりやすいと思います。経済の動きや現状を、今に至るまでの背景や要因から説明してくれているので理解が進みます。

ただ、残念なのは、お勧め本の羅列になっている点です。それならそうと、せっかくですから本書に登場する参考本をメモしておきました。

さらに理解が深まるでしょうか。

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2013年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

経済学者の若田部氏と、経済についてはズブの素人(とはいえ連載中にかなり自学なさったとのことだが)である人文系ライターの栗原氏。両者の対談形式ということもあり、経済学の基本的な考え方が無理ないかたちで言及されている。
たとえば、どんな優秀な人材であっても協同する凡人を必要とする、という比較優位説。こんなことさえも知らずに今後こうしたお仕事をするのも末恐ろしいものがあったので、今読んでおいて損はなかった。


ただ、若田部氏が実際の諸問題を論じる段になってこぼれる本音からは、経済学者と人文系学者が相手の領域を見つめてそれぞれ抱くであろう「どうしようもない感じ」が、きっと今後絶対ぬぐわれることはないのであろうなあ、という思いを改めて抱かされたことも事実である。両者の溝は分析の道具立ての根本的な違いであり、埋める埋められないという次元で語るものでは、そもそもないのかもしれない。

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2013年04月07日

Posted by ブクログ

対談形式で確かに分かりやすい。
そして、栗原さんの知識、話へのついていきかた、用語の使い方など栗原さん恐るべしと思わせる内容。
難しい経済をここまで砕く本書は、よく出来ていると思う。
しかしそれでもまだ完全に理解に届かないところ特に後半、などは栗原さんの理解の深さが逆にあだとなっている感じ。
もっと躓いてくれれば、こちらも理解出来てのかなと思う。

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2012年09月08日

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