【感想・ネタバレ】トリガーのレビュー

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続きが読みたい

主人公がクズでヒドイので読む人を選びそうではあります
攻め受けが逆ならいいなぁとなんとなく思っていたら最後の方で本当に逆になったので少し素直になった主人公のその後がすごく読みたいです

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2020年12月14日

購入済み

ゲイである苦悩

自分がゲイであることをひたすら否定して、成功者と思う立場に立っていた男。それが離婚で全て崩壊するーゲイを「ビョーキ」とまで毛嫌いしながら、ゲイの男をいたぶりながら、ひたすら堕ちて行く。
痛々しく激しくも、再生への道のりは強く心に残った。

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2020年07月17日

Posted by ブクログ

高校時代に同性の同級生に告白されて、相手に「気色悪い」と言う言葉を投げつける図式はよしながふみさんの『西洋骨董洋菓子店』と酷似している。大人になって偶然再会する辺りも似ているが、自分を否定し続けて「人波に立派で周囲より優れている人間である事」を選択した三井は、結婚し子供ももうけたが、勘の良い妻に離婚を突きつけられる。妻は彼がゲイである事に気付いたのではないだろうが、彼が頭で考えた人生のコースに相応しいパーツとしてしか周囲のものを捉えていない人間性の欠如を見破ったのだろう。
離婚後、三井の隣に、高校時代に自分に告白して来た曽根が、曽根が片想いしているノンケの仕事仲間と事務所兼住居にするために越して来たところに出くわす。ここからの関係性が帯文にある「とあるクズエリートの人生の崩壊。」と評されるところだが、これは誰の身にも日々起こり得る人間関係ではないだろうか。
ある人間と知り合ったとする。色んな面で強者・敗者的な部分が発生すると、三井側の人間に当たる人間は「嗜虐者」になる可能性が高い。逆に曽根側の人間は、自覚せずに三井側の嗜虐性を煽っているのだが、実はどちらにもそんな意識はない。ただ、平等ではない、と感じる場面が重なり、同等の人間関係を結ぶのは難しいと感じてしまうのだ。
嗜虐性を満足させる相手と認識する人間は、本当に嗜虐趣味を心の奥底に持っているんだろうが、場合によっては容赦しないと言う人間にとっては、嗜虐性を煽るような言動を行う相手を鬱陶しいと感じるようになる。被害者面をうざいと感じるようになるのだ。被害者面されると、こちらは加害者であると言われているようなものなのである。
性根に嗜虐趣味を持った人間は基本他者の感情に無関心だ…だから自分が蔑まれていると感じた時に性根が顔を出し、そこに嗜虐趣味をぶつけられる人間が現れると、その人間の感情にも共感できない訳だから、本性が発露する。そして自分をこう言う人間にしてしまったのはお前のせいだとののしるのだ…他者に共感できない人間は実は自分にも共感できない。自分に向き合えない。三井よ…そう言う事だよ。でも、三井よ、私も気持ち解るよ。曽根が優しい人間で良かったね。優しくて強い人間で。設定としては決して珍しい図式ではないが、人間関係の一形態としてとても考えさせられるものがある。三井のような人間には曽根のような人間が必要なんだよ、天邪鬼で自尊心が強くて自分の弱さに「弱い」んだから…。
三井視点で描かれていたので、余計に感情移入してしまった。一見「強い」人は弱さを隠しているのではなく、弱さに対して誰かが何かしてくれると期待してないだけの人。黙って受け入れてくれる事を誰よりも望んでいるのだ。「ビューティフル・サンディ」も三井の少年時代の話で、性の定まらない思春期の疑似恋愛的感情を上手に処理できなかった人間はたくさんいるのだ、と言う事も考えさせられた。作品最後の三井のモノローグが全てを物語っている。一人の人間の話。
三井視点なので、曽根がどんな気持ちでいたか、何を考えていたか、そこを考えると愛情深い人間は懐が深い、と言う事も解って来て、彼のような強さを持ちたいなぁ、と心底思う。
帯読んでて、BLとして興味を引くためのキャッチコピーに騙されてはいかんな、と言う作品だった。と言うか、BL的煽りは必要ない。むしろ邪魔。普通に一人の人間を描いた漫画として十二分に読めるのに、BLとしてこうである、と言うのは必要ない。むしろ邪魔。BLも「漫画」の一種で、人間が描けてなければ面白くない、設定頼りは止めて、と思う様になったんだよ。設定を楽しむ時期は過ぎた…それだけの事。

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2016年02月22日

無料版購入済み

痛々しい・・・

絵柄は好みですが、あまりにも痛々しくって・・・この先が読めない。他の方のレビューを参考に見ても最後まで読めるかわからない。←やっぱり購入するしかない?!

#怖い

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2023年06月29日

無料版購入済み

主人公の性格がほんとに学生時代からのいじめっ子感が全く大人になってもなおっておらずいまだに受けにさつくあたってて見てて気分悪い

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2023年03月08日

無料版購入済み

好みが別れる

主人公の気持ちは分かるが少々やり過ぎではないかとイライラしてしまう。
だけど、とても引き込まれるストーリー

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2022年07月18日

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苦しい

全体的に重苦しかったです
主人公がクズ過ぎて、受けの子は何であんなに慈愛に満ちてるんだろう?
佐倉も好きだったけどやっぱ根底にずっと攻めへの想いがあったのか…
攻めが自分のセクシャルに悩む場面すごく辛かった
認めたくない自分と本能的な葛藤が離婚して出会ってしまったことでバランスが崩れてしまったんだろ
受けの子がまるごと受けとめてくれてよかった
ところでリバの余韻を残して終わりだったのが気になる

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2022年07月04日

匿名

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全ては偽りから始まった。

三井という男の、偽りから始まった転落と再起の物語。
自分のセクシャリティを否定する深さのリバウンドが、よりダメージの幅を大きくさせている様子が良かった。
仕事では高スペック。確かに、三井という男は出来るやつ、これはゲイでも結果は同じだと思った。しかし、家庭では妻子に対して良き夫、父であるのは全て自分の為で、そこに幸せと感じる家族は無かったんだな。
離婚理由が、私を欲してくれる人と暮らしたい。あなたはただ離婚したくないだけよ。
これ、奥さんに言わせたこの言葉決定的。

対して、曽根はあとがきに〜それなりの経験はあると、記載あるけど〜これ無かったら、本当にイカれた奴としか思えなかったわ。
曽根の包容力に乾杯です。
曽根の物語を読んでみたいと思った。
学生時代に、三井に告白していじめで転校して、再会して散々な目にあって、途中でおいおいとなりましたが、三井には一生大事にして貰って下さいね。

#切ない #深い #ドロドロ

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2022年06月01日

ネタバレ 購入済み

前半、三井のクズっぷりというか曽根に対する暴力とか周りに対する態度とかが見てて辛かった。
でも今まで自分を誤魔化してきて気づかないふりをしてきたが為に周りも自分も傷つけて全てがどうでも良くなるっていうのがリアルというか、そういうとこもあるよなって思ってしまった。
最後まで側にいた曽根が凄い。始終三井視点だからこその人生の転落とか苦しさが伝わってきてクズだけど愛すべきクズになったな〜と思うのですが、出来るならもう一冊別に曽根がどう感じていたのかとかこの二人のその後とか凄く見たいと思った。
その後の素直になった三井の受けがとても見たいです…。

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2021年03月07日

無料版購入済み

絵はそんなに好みでないし、攻めの人間性も好きになれないのに、ストーリーに惹き込まれて、どんどん先を読みたくなる作品です。

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2021年01月19日

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再開bl

私は2人の心の距離が離れていればいるほど、くっついた時に萌えるんですが、このお話は2人が学生時代に攻めが受けを酷い振り方をします。再開しても攻めが受けを脅すので2人の心の距離結構ありました。また、攻めが泣くシーンは作者様の描く攻めの表情がとても良くて自分もジーンときました。

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2020年07月26日

Posted by ブクログ

ゲイである事を隠して…というか、否定して生きてきたエリートリーマンの三井×高校の時三井に告ってきた元同級生の曽根。
だからと言って、ただの再会愛ではないところがポイント高でした。
再会はするんだけど、三井が曽根をゲイだと手酷く攻撃しまくりなんですよね。サイテイです…!
そんな三井の攻撃を受けてもやさしく包み込むように受けとめる曽根。マリア様かと思っちゃうほどです。
順風満帆だった三井がどんどん荒んで転落していくのを、ふつうだったらさっさと見捨てるところだけど、見るに忍びなかったのか手を差し伸べた曽根。
かつて好きだった憧れの相手がこんなに弱くて惨めったらしくなってて、そんな奴から酷いことされてもですよ…!
受け止めるやさしさだけじゃなく、忍耐力もあるのは愛の力?
三井はどん底まで堕ちながらも、自分の弱さをさらけ出せる相手がいてくれたことで、なんとか自我を取り戻すことができたんだと思いました。

二人のHは究極でしたね。エロいとかより、切なくて痛くて苦しい気持ちが伝わってくるような…
もし、三井が素直に自分の性癖を受け入れていたなら、二人はもっと早くに幸せを手に入れることができただろうなと思ってしまいました。
世間一般の常識や価値観というものに必死に合わせてきた三井の頑な思考や生きかた…というか、そんな世間に問題がありますね。

遠回りだったけど二人でちゃんと幸せになれそうでよかったです。女じゃないからと、頑なだったHも自由に開放できたのは曽根がいたからこそですよね~

離婚とかDVとか生々しい描写があったけど、そこから目を背けずに読んでみると胸にこみあげてくるものがあって、とても奥深い作品でした。

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2015年08月21日

Posted by ブクログ

イシノアヤさん作品で今のところ一番好きかも。三井がクズでどうしようもないくせに最後の方自分の性癖を認めたところはウルっとしてしまいました(泣) 対する受の包容力とか、精神的な受け攻め逆転した関係性がいいです。で描き下ろしではうわーって展開で(笑)待ってました!って感じでした。大好き。

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2015年08月02日

匿名

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暴力が描かれていたから初めの方は読むのが辛かった。
曽根もそんなにこてんぱんに張っ倒せるのなら、最初からそうしてやりゃよかったのに、と思ったのだけど、曽根の優しさと愛情を注がれた三井は、今までの見せかけ倒しの人生、生きづらさ、弱さ、歪み等が浮き彫りになり苦しさがわかった。
曽根と再会したことで、曽根のお陰で再生できて、今後彼の人生は豊かに、穏やかになっていくのだろう。そんな終わり方で読後感は良い。

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2022年10月06日

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おぉ!

まさかのDV系?
確かに暴力シーンもあるし、2人の関係に諸手を挙げて喜ぶには程遠いのですが…
幸せになれよ!と言っあげたい。

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2022年07月15日

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ひどいな

この男、ひどすぎる。すべてのうっ憤を彼にぶつけて。お前こそ本当の自分にはやく向き合え。そして謝罪しろ。と、言いたい。

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2022年07月10日

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三井のクズっぷりにドン引き気味でしたが、生きずらさの苦悩を感じてることには同情できます。 深いストーリーです。

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2021年01月15日

Posted by ブクログ

クズ攻めがクズクズしててとても良かった 案外可愛い 心地よい苦しさ もっとラブラブしてるのも読みたかった

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2015年07月30日

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本当の自分を偽って…

ゲイであることを偽って結婚したけど結局は離婚することに。一人になった男の隣の部屋へ引っ越してきたのは思春期に淡い想いを寄せていたのに正直になれず傷つけてしまった相手。弱みを握って逃げられないようにして散々ひどい目に合わせたのに好きだから離れられない二人。もうずっと一緒だから寂しくないね。

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2020年08月08日

無料版購入済み

うーん、ちょっとクズすぎる、攻めが。
自分の本当の気持ちを歪んだ形で受けにぶつけてる。
この先2人ラブラブになる?のかもしれないけど、
もはや最初の痛々しさが勝ってしまって、
自分はきっと2人のラブには浸れないだろうなと思いました。

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2022年07月04日

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「好きな男が隣にいる部屋で別の男の女になっている」関係だけど、なんだかゆがんだ共依存にもみえてしまいます。

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2021年01月22日

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