【感想・ネタバレ】鏡が来た 高橋留美子短編集のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「鏡が来た」
手のひらに鏡のようなものができると、人の邪心意みたいなものが見えるようになり、それを浄化しなくてはいけないという設定のお話。
日常生活に紛れてる静かなホラーという感じでした。主人公たちは鏡の能力で邪心みたいなものが見えていて、小さいうちに浄化していました。でも邪心がどんどん大きくなっていくと人の部分はなくなってしまい、周囲に大きな危害を加えてきます。
最終的に鏡を持った人は意外と多くいて、みんなが通りすがりに義務を果たして大きな邪心は全て浄化されましたが、この話を日常生活で考えてみるととても怖いと思いました。

「リベンジドール」
主人公が好きになれませんでした…。

「星は千の顔」
主人公と周囲の人と、それぞれがそれぞれの理由で動いていて最終的には何とか治めるという大人の世界とコメディーが入り混じったようなお話でした(笑)

「可愛い花」
犯人のあっけない退場に笑った(笑)。

「with CAT」
猫嫌いの主人公と猫の飼い主のヒロインのお話。
高橋先生の描く猫ってなんだかとてもふてぶてしいというかたくましいというか…(笑)
真実は違いましたが仲直り出来て良かったね!


「MY SWEET SUNDAY」
あだち充先生と高橋留美子先生の対談漫画。少年サンデー50周年記念に掲載された作品のようで、お互いがサンデーに出会うまでと近況が描かれていました。お二方の作品群をみると改めてすごい人たちだと思います。

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2020年10月16日

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