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素晴らしい
どの作品も読み応えがありました。
中盤で雲行きが怪しくなっても、最後はどれもほっこりとしたオチに着地するため、読後感も良かったです。
匿名
一番好きな漫画家は?と聞かれたら、高橋留美子さんですと答えます。
高橋留美子さんは、これまで何本も長編ヒット作を生み出したことで有名ですが、短編集を読めばより真髄に迫ることが出来ると思います。
日常の機微、悲喜こもごもを、こんなにすがすがしく巧みなストーリーとして展開する留美子先生、さすがとしか言いようがありません。
おもしろいだけじゃなくて、こんな事が自分の身に起きたらどうしよう? そう思うと、人生の教科書みたいに感じもします。
この巻、どれか一つと選べないほど、すべての作品が最高でした。ぜひ読んでみてください。
Posted by ブクログ
高橋留美子のセンスが光る作品集。
「専務の犬」に出てくる人間関係の妙と妙に人間関係に敏感な犬が秀逸。
一方で「茶の間のラブソング」も幽霊ものだが、ものすごくコミカルでちょっぴり泣かせるけれども、親父の勘違いも笑える。
「おやじローティーン」も同じように会社人間と家族関係を記憶喪失という題材を使ってコミカルに表している。
いずれも人間関係をうまく描いた秀作だと思う。