【感想・ネタバレ】卒業するわたしたちのレビュー

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Posted by ブクログ

いろんな卒業を切り取れる加藤さんはすごいなあ。卒業って学校だけじゃないんだよね。自分のなかで落とせたら、区切りをつけられたら、卒業できるんだよね。自分なりの卒業、そろそろしようと思ってるので。こういう風にたった何ページかで終わってしまうような恋でも、ちゃんとさよならしようと思うよ。

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2020年05月10日

Posted by ブクログ

母の告白が1番面白かった。短編集の中で1番、えっ!と驚かされる展開だった。母親が子離れできていかなったように、娘も親離れができていないという内容。

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2021年04月11日

Posted by ブクログ

人生における「卒業」は学校に限ったことではなく、こんなにもいろいろ。好きな人との別れや想いを断ち切ることも、ある種の卒業。1編が15頁前後、さくさく読める卒業話が13編。

親離れ子離れにまつわる「母の告白」と、大好きだった二股男との再会を描く「全て」が私は特に好きでした。

高校在学当時に短歌集でデビューを飾った著者だから、それぞれの冒頭には短歌付き。巻末の対談相手は朝井リョウ。これを読むと、どの話も面白さが向上します。

卒業してから気づく、その場所が、自分で考えていたよりもずっと、愛おしい空間だったということ。

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2017年06月30日

Posted by ブクログ

Tぬのオススメ本。
確かに、読み終わってから女同士できゃいきゃい話したくなるような切ないお話が盛りだくさん。
それぞれの卒業後を妄想するのもよいかな。

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2016年04月14日

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