【感想・ネタバレ】ママ、いのちをありがとう。 心温まる奇跡の物語25のレビュー

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Posted by ブクログ

池川明氏の著書は、5冊目。徐々に自分の中での死生観が変わりつつあります。死=不幸ではないし、死を含め生きることそのものが、全くネガティブに考えるようなものではないということ。

この世に生まれて死ぬことは旅行のようなもの。天国は、常に満たされていて平穏そのものだけど、その分、退屈でもある。喜怒哀楽でいっぱいな人間界は、刺激的で魅力的。
怖いものみたさで、日帰り旅行でちょっとだけ味わいたい命もあれば、テーマパークやジェットコースターのような刺激敵な人生を求める命もある。ただ、綺麗な景色に囲まれてただただゆっくり漂いたい命もある。自分のたましいが、色々なことを経験したくてこの世に生まれたのだとしたら…。

「基本は、ひとりひとりの感性を尊重することです。全体主義でいっせいに同じほうを向かせるとか、何でも平均的にこなさせようとするのではなく、その子に秘められた能力を見つけて、それを磨くことが求められています。(中略)
表面的な豊かさを追い求めるのではなく、愛ある生き方を実現しようという流れが生まれるはずです。
それは優劣を競ったり、だれかを抑圧したり支配したりする社会ではなく、それぞれが「得意なこと」をもちよって、旧来の価値観を突きぬけた文化をつくっていく、ネットワーク型の社会ではないでしょうか」

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2016年03月02日

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