【感想・ネタバレ】なきむし姫のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年07月26日

これぞシゲマツワールド。
最近読んだ中では一番かも。
とっても良い本でした。
迂闊にも涙が潤んでしまった。
みんなにおすすめの一冊です。

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Posted by ブクログ 2017年11月24日

いつものほのぼのした内容で、ほろっと場面がありでした。
幼稚園からの幼馴染の3人が大人になり、小学一年生になる子供がおり、夫の単身赴任のより、泣き虫な奥さんが子供二人と大人になってゆく。ガキ大将の健君に助けてもらいながら・

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Posted by ブクログ 2024年03月02日

いかにも重松作品。
子どもたちの無邪気さと鋭さ、親であるオトナたちも決して完璧な人間じゃなく、子どもの成長とともに成長していく。
同級生だった親たちの子どもの頃の話やブンのクラスの話には、「ああ、こういうやつ居たな」と懐かしくなる。

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購入済み

2023年11月06日

いつもの重松
ワールドでした
読みやすく、一気に読みました。
読み終えて、ほのぼの感は残りましたが、物足りなさも感じました。

#ハッピー #ほのぼの

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Posted by ブクログ 2022年03月23日

やっぱり重松清の作品は読みやすい

はじめアヤちゃんが泣き虫でこんなことで泣く?とイラッとしたけど最終的に1年で大成長を遂げたところが良かった。私はブンちゃんタイプだなと思ったから、チッキの怖いもん知らずで挑んでいく姿がかっこくて憧れた。

度々出てくる留美子さんのカズくん自慢はやれやれ

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Posted by ブクログ 2020年10月16日

 はじめは、泣き虫な母である主人公を頼りなく感じていたけれど、親も子供と一緒に成長していくんだな。
 人間のだめな部分を描きつつ、受けとめてくれる重松清ワールド、久しぶりに味わったけれど、やっぱりいいな。

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Posted by ブクログ 2019年11月23日

子育て中の今、読んで良かったと思った本でした。ケンの「子供に1人目も2人目もない」という言葉が心に響きました。子供達を大切に育てていこうと改めて思わせてくれた一冊でした。

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Posted by ブクログ 2019年07月10日

誰も悪者はいない。教育ママも破茶滅茶で扱いにくいが悪い人ではない。個性豊かな登場人物と主人公だけでなく読者を泣かせる技倆を著者は持っている。2019.7.10

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Posted by ブクログ 2018年09月14日

人は人(環境)に依存してしまうのだな。泣きたい時に背中があれば頭を寄せて。抱きしめてくれる腕があれば身を寄せて。
それが突然無くなった時に自立するのかもしれない。
自立することを知っていれば頼っていいんだよ。そして頼ってもらいなさい。
お互いに幸せと哀しみをわかちあう。それが人だから。

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Posted by ブクログ 2017年09月06日

2児の母に 泣き虫って姫って
ないやろう~
と 半ばドン引きしながら
読み始めましたが
話の大半は 長男ブンちゃんを
取り巻く 昨今の小学生事情
過保護と放任のバランスに
苦しむ 親御さんの姿を
上手に コミカルにまとめてあると思います

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Posted by ブクログ 2017年06月15日

母親、幼馴染、夫婦、PTA、、、色々な人間関係が絡み合う日常。
日常に起こることをちょっぴりコメディタッチで描かれているから読みやすい。
そして憎めず愛すべき登場人物たちに感情移入してみたり・・。

人生を観覧車に例えたり、子は親が見ていないところで育つっていうけど、友情も離れてるから絆が強まる、、...続きを読む、など
心に残るフレーズが散りばめられていて、読んでいて心にスーッと入っていった。

なきむし姫が周りの環境にもまれてどんどん成長していく様も読んでいて楽しかったし、やっぱり人間いろんな出会いで成長できるんだと感じた!

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Posted by ブクログ 2017年03月28日

重松さんの作品、やはり好き。 ふんわりと優しいストーリーの印象。なんとも言えない感情が湧いてくる。幼馴染の友達と家族。変わらなくていいような、変わらなければ大人として成り立たないような。分かっていてもなかなか自分って変えられないよね。そんな風に感じた物語。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年10月09日

題名・表紙の絵を含め見た瞬間に絶対好きだなって思った。
実際読んでみるとほんわかした雰囲気で結構好き。
展開としては、もう少し姫を困らせて欲しかった。途中から健がしゅやくとなってしまった。
30~40になっても守ってあげたくなる女性の姿をリアルに書いてくれた重松先生に感謝。

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Posted by ブクログ 2016年09月13日

久しぶりの重松清さん。
2児の母のアヤはなきむしで、ちょっと頼りない。夫の哲也の単身赴任がきっかけで、強く成長していくお話し。

子育てのヒントみたいなのが散りばめられてる感じもあって、なるほどぉ〜〜と思うことも多かったです。心に残ったのは、幼なじみの健が最後にアヤに言う言葉。

子どもに一人目も二...続きを読む人目もないんだ。
ブンちゃんの親を始めてやるのと同じように、チッキの親も初めてやるんだ。

3児のベテラン母なんていないんだよね。
子どもは、兄弟でも全然違うし、同じ子どもはどこにもいないもんね。
という私は、一人娘の母。
一人の子としか出会ってないんだな。ちょっともったいないとも思ってしまう。(笑)

そして、健の子育ては良いなぁ〜〜。
子どもに考えさせる時間をしっかり取って、子どもを信頼してる。見習いたいなぁ〜。

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Posted by ブクログ 2016年07月07日

久しぶりに重松清の小説を
読みました。
仕事柄、重松さんの作品は
よく見るのですが、
これは初見でしたね。

まぁ、男としては
なきむし姫がいたら
守ってあげたくなりますもんね。

でもって、王子様の役は
なんだかんだ言って
安定した家庭的な男が
割り当てられるんですよね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年06月13日

二児の母、霜田アヤは、大の泣き虫。夫の哲也は、そんな頼りないアヤをいつも守ってくれていた。ところが、哲也は単身赴任となり、アヤは期間限定のシングルマザーに。バツイチで娘を育てる幼なじみの健が現れた。夫の不在や厄介なママ友に悩むアヤを何かと助けてくれて…。アヤ、本当に成長したなぁ。健の存在が大きかった...続きを読むと思う。

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Posted by ブクログ 2016年04月16日

【要旨】霜田アヤは、二児の母なのに大のなきむし。夫の哲也は、そんな頼りないアヤをいつも守ってくれていた。
ところが哲也は一年間の単身赴任となって、アヤは期間限定のシングルマザーに。そこに現れたのは幼なじみの健。
バツイチで娘を育てる健は、夫の不在や厄介なママ友に悩むアヤを何かと助けてくれて…。
子供...続きを読むと一緒に育つママの奮闘を描く、共感度満点の愛すべきホームコメディ!

泣き虫の二児の母のアヤ、単身赴任となる夫の哲也、シングルファザーになって再会した幼馴染の破天荒の健、カズくんの母親の強気な留美子さん。
どのお話もちょっと綺麗ごとすぎる気もするし、結局幼馴染の健ちゃんだのみで、泣き虫アヤの成長はあまり見られなかったような・・・?
少し消化不良。

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Posted by ブクログ 2016年01月19日

重松清のなきむし姫を読みました。

ブンとチッキの母であるアヤは大人なのに大のなき虫です。
ところが、アヤの夫、哲也は1年間の約束で大阪に単身赴任してしまうことになります。
子供二人とアヤは生活していくことが出来るのでしょうか。

そこにアヤと哲也の幼なじみ健が引っ越してきて、アヤの悩みの相談に乗っ...続きを読むてくれるのですが...

ワンパターンの物語でしたが、楽しく読みました。

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Posted by ブクログ 2015年12月12日

なきむし姫、1年間よく頑張りました、凄いです‼︎と最後言いたくなる作品でした。幼馴染のケンちゃんの元奥さんの再婚式はちょっと寂しくなりました。微笑ましい場面が沢山あり面白かったです。あと、読みやすい。

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Posted by ブクログ 2022年10月08日

子どもの成長と親の心配と単身赴任の不安と…少々大袈裟とはいえ思い当たる節のあることばかりで。

この作者の小説は久しぶりに手に取ったが以前読んだ時と変わらない印象でハートフルな家族だったり友人だったりで嫌な気持ちになることなく読めます。

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Posted by ブクログ 2019年11月06日

人は自分が気づかないうちに少しずつ変化していく。それは環境の変化や人との関わりが大きいのだろう。色々な家族があり、家族単位の人生があり、その家族の中でも一人一人に人生がある。その人生には沢山のことが起きるが、家族で支えあうと不思議と乗り越えられる。家族の中でなくても、ママ友や幼馴染や近所の人など沢山...続きを読むの人がいる。今はあまり関わる事が少なくて、頼りづらいかもしれないけれど、支え合うのが人間だから、頼ったり、頼られたりしながら生きていきたいと思う。そしてお世話になった人にはちゃんとお礼が言える人になりたい。

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Posted by ブクログ 2019年04月24日

最後も想像通りのきれいな終わりで、
全体的に物足りなさを感じる。
もっと内容に広さや深さがあった方が好み。

ただ、最後の方の健の子育て論は、
大いに賛成できる。


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Posted by ブクログ 2018年10月09日

二児の母なのに泣き虫な三十三歳のアヤの、いつも守ってくれていた夫が単身赴任となったことではじまる、小学生になるアヤ似の文太と、親分肌な幼稚園児の千秋と、キツくて息子自慢も多いけれど悪気はないママ友や幼馴染み父娘との日々が色々ありつつも和やかでほっとする。アヤや文太の自然体な成長が逞しくて良かった。

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Posted by ブクログ 2017年09月18日

二児の母でありながら、泣き虫のアヤ。便りにしている旦那さんが一年間の単身赴任をすることになり…というのがあらすじ。

アヤが子育てに孤軍奮闘しながらも成長していく話を期待していたけど、イメージとは違っていた。実際は、幼なじみの健ちゃんが動くことで話が進んでいき、アヤは傍観者に近い。旦那さんが健ちゃ...続きを読むんに変わっただけのような。二人の子ども、ブンちゃんとチッキがかわいくて、もっとアヤとこの二人のエピソードをメインにしてほしかったと思う。

健ちゃんの家庭や旦那さんの仕事の話も描かれているけど、それがアヤの成長に深く関わってくるわけではないので、まとまりがないような印象。それぞれのキャラは好きなので残念。

確かにだんだんアヤは泣かなくなっていくけど、最後まで自分からは動かず、健ちゃんに頼りっきり。やっかいなママ友との関係も変わらないままだった。

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Posted by ブクログ 2017年08月20日

‹内容紹介より›
霜田アヤは、二児の母なのに大のなきむし。夫の哲也は、そんな頼りないアヤをいつも守ってくれていた。ところが哲也は一年間の単身赴任となって、アヤは期間限定のシングルマザーに。そこに現れたのは幼馴染の健。バツイチで娘を育てる健は、夫の不在や厄介なママ友に悩むアヤを何かと助けてくれて……。...続きを読む子供と一緒に育つママの奮闘を描く、共感度満点の愛すべきホームコメディ!

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泣き虫な奥さんというところにまず共感しました(笑)
夫から見たら「小さなこと」でも、いろいろと考え込んで悩んでしまい、追い詰められて泣いてしまうアヤ。
哲也も負担があるのかな……と思いましたが、彼の「アヤちゃんを泣かせないように守るのが俺の仕事」というスタンスは見習わなければならないかも、と思いました。
小説の流れとしては、アヤが健に振り回されながらも成長していく物語。いつもふざけていて、大人になってもガキ大将のままの健ですが、意外と深く考えていることもあるようで、アヤに「二人目の子供だから、ということはない。こどもにとって親が一人であるように、「ブン(兄)」の親も「チッキ(妹)」の親も初めてのことで、子育てしながら一緒に親も成長していくんだ」という趣旨のことを言う場面には感動しました。
たしかに、弟や妹に対して、兄や姉に接していた経験から接するのは違うのかもしれないな、と感じました。

ストーリーに加えて、こういった「学び」につながる部分があったのは良かったなと思います。

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Posted by ブクログ 2017年07月13日

ライトノベル。裏表紙に「ホームコメディ」と書かれていたけど、それには疑問。コメディではないけど、でも同じ家族がテーマではあるけど、「流星ワゴン」ほど重たい話ではなく、本当にライト。電車の中でサクッと読み終える。深みを求める人には物足りないかも。

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Posted by ブクログ 2016年09月09日

ほっこりする作品。描写が細かく、単身赴任中の心情がかなりリアル。全体に癖になるような引き込まれる感じはないけど、かわいいなーとさくさく読める作品。観覧車が素敵なシンボルとして扱われていて、観覧車に対してここまで考えられるなんてと思いました。

・チケットをバッグから出した。「こうなっちゃうんじゃない...続きを読むかなって、思ってたんだ」アヤはそう言って、泣き笑いの顔になった。
→なきむし姫が自分の涙のためじゃなくて、結局哲也の涙のためにもう一枚チケットをとっておいたのかと思うと、どれだけ愛しているか、どれだけ彼を理解しているかが伝わる描写。

自分ではなにもやらずに解決したいってのは、ウワサ話や陰口だけで誰かのことわかったようなつもりになるのと、似てるような気もするけどな。

世の中にはいろんな景色があって、いろんなひとたちがいて、みんな、それぞれの生活を一所懸命がんばって生きて、死んで、また新しい命がうまれて

涙を受け止めてくれるひとが、いる。
それがなによりも幸せなことなんだと、いま、気づいた。

チッキは『二人目』なんかじゃない。子どもに『一人目』も『二人目』もないんだよ。
アヤちゃんはブンちゃんの親を初めてやってるのと同じように、チッキの親も初めてやってるんだ。

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Posted by ブクログ 2016年07月21日

なきむしの奥様を残して神戸に旦那は単身赴任。そこへ男気溢れる小学校時代の2人共通の友人が現れ、なきむし姫に子育ての手助けを結果的にすることに。あれか、キュンキュンしちゃうけど旦那はうらぎれないわ~系の話かと思ってケッとか思って読んでいました。色々足りない感じの本でした。さっと読むにはいいかもしれませ...続きを読むん。

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Posted by ブクログ 2016年04月01日

子供も親も,子育ての中で育っていく.その様子が生き生きとして楽しい.バツイチ,放浪者の幼なじみの健ちゃんとナッコが素敵で哀しく愛おしい.

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Posted by ブクログ 2015年11月09日

「なきむし姫」というタイトルにするほど泣いていなかったような気がします。アヤって女子に嫌われそうなタイプだよなーと思いながら読みました。泣いてれば王子様が助けてくれると思ってる天然お姫様。なきむし“姫”ね。現に幼なじみ2人は男だし、ママ友は友達が出来ないからアヤにくっついてるプライドだけ高い孤独なモ...続きを読むンペアだし、相談相手は独身の姉だし。哲也がいなくてもさほど困った描写もなく、なんだかんだ周りに助けてもらって適当に上手くやってますね。
とりあえず、散々子供たちの面倒みさせてたり留美子さんに対する愚痴を聞いてもらってるのに、子供のことで心配する気持ちはお姉ちゃんには分からないよ~なんてよく言えましたね。厚かましい。
健のキャラクターもうっとおしくてイライラしましたが、アヤはダントツです。きっと鬱病にはならないだろうな、こういうタイプ。
ラストの爽やかなまとめ方や、ブンちゃんの成長していく姿の描き方はさすが重松作品と思いました。

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Posted by ブクログ 2016年05月15日

子供の頃の泣き虫のまま大人になった妻と、妻を気遣い続ける幼馴染の夫。優しいがプレッシャーに弱い長男と、元気の良すぎる幼稚園児の妹。
重松さんお得意の子供と家族の物語です。

重松さんらしい。
というか、らしすぎる。
これまで沢山の重松作品を読んできた身には、余りに普通すぎます。
いい話なんですけどネ...続きを読む

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