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Posted by ブクログ
27歳のときベーチェット病で失明した著者は
母親になるために盲導犬使用者になることを決意。
最初の盲導犬ベルナを亡くし、3ヶ月後に夫が他界。
次の盲導犬ガーランドも白血病で3歳で死んでしまった。
現在は3番目の盲導犬ペリラと一緒にいるが10歳という高齢。
最後まで一緒に居るべきか、リタイアさせてあげるべきか。
盲導犬のその後を追ったノンフィクション。
盲導犬ってずっと盲導犬なんだと思ってました。
リタイア犬を引き取るボランティアもあるんですね。
盲導犬の飼い主は生まれたときから数えて5回変わるそうです。
そして驚いたのはまるで見てきたかのような文章の描写力。
中途失明だからというのもあるかもしれないけれど
これだけ鮮明な表現ができるとはびっくりです。