【感想・ネタバレ】あだし野のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

壬生七郎。

この男を通した三部作。

むごく鮮烈な愛ゆえに 女 は自殺を図り
妻は精神に錯乱を来たした。。

月日は流れ
【胃に変な塊】を抱えた彼の精神風景を
描く2部、3部は静かな月日の流れに
相反するような 生と死の迫力を感ずる

『頭の中に澄んだ水の流れが一本あり、
 彼はいつもそこに妻を沈めていた』

ああ。。成る程。。
それが『妻』であっても、なくとも
澄んだ水の流れ がないと四十男なんて
光と影 の隙間に消えてしまうのかもしれない

と四捨五入で五十男の俺は想った(苦)

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2012年08月18日

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