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日々ごはん 1と2
この本を書いている時、御歳40歳くらい?にして、素直で気分が乱高下してちょっとスケベな夢見ちゃったりして。こんな素敵なオトナってあるだろうか、って、ドキドキしながら読み進めた。25歳の私が勝手に共感するのは恐縮すぎるのだけど、あっち行ったりこっち行ったり、こんなふうになら、私もなれるだろうか、こんなふうになら、なりたい、と思っちゃうのです。
毎日のご飯に、あぁ私もちゃんとご飯食べようって、スピーデイな日常のなかで、ちょっとだけねじを緩めて普通の速さを教えてくれるメトロノームみたいな感じで、この本を抱えて暮らしたいって思った。
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旅のはじめ。
鈍行列車で6時間の長旅の最中に読みました。
とてもよかった。
高山なおみさんってかわいい。
かわいいところもあれど、芯はしっかりしていて、ビシッと決めていて、お仕事は体育会系で、がすがすっと。カッコいい。あぁ。こういう女性は憧れです。
しょっちゅう読書しているところが、自分とかぶりました。
スイセイさんとのやりとりも、愛を感じます。
表紙もかわいい。
【気になったところメモ】
リーダーといっしょに働くのが気に入っている。それはリーダーの心が真面目だからだと思う。人参を刻むのも、きれいに切ろうと真面目だし、後片づけも、早く終わらせようとするのではなくて、きれいに片づけようとしているので、真面目なのだ。そういうのって、几帳面というのともまたちがうような気がする。どんな世界においても、もの作りをしている人共通の、ベースラインの意識という気がする。同じ仕事の時間を過ごすのでも、得るものの中身がうんとちがう。その時はたいして気がつかなくてやりすごせても、後々、身についてくるものは雲泥の差っていう気がする。私は、亀のような真面目さんの生き方の方が好み。→たしかに、そういう仕事の仕方っていいかも。私も気をつけなければ、、と思った。
私は自分の好きな時に本を読みたいし、自分で決めた時間に起きたいので、いっしょに暮らす人にもそうして欲しいと願ってしまう。それは、好きなことばかりして怠けているということの正反対。自分のやり方に対して真面目でいて欲しいと願うのです。→わたしもそれ理想。
このところ私は生活習慣ががらっと変わったので、感じ方というか、今まで考えてもみなかったようなことを思うようになった。ただ単に時間が増えたからなのかと思っていたけれど、それはきっとこうだ。たとえば風邪をひいたりすると、てきめんに気持ちがふさいだり、弱気になったりする。調子が良い時は気持ちも明るく元気。体の具合と気持ちはくっついたものだから、今、私の体は今までとすごく違い始めているのかもしれない。体の使い方というか、境遇が変わったのだから当然のことだろう。そしてもしかしたら、前から無意識に感じてきていた事が、どんどん表面に出てきたという感じもある。→わかる。私も暇な時間が増えたら、あれもこれも処理していない!って感情がどばどば出てきたりした。これから逃げるために忙しくしていたのかな。という気持ち。
ニライ荘。
クボー御たき
常々思っていたのですが、自分の中にふたりいる気がするのです。ひとりは黙々とただ料理が好きで、寝起きの頭のような素朴な人。もうひとりも料理が好きだけれど、けっこうやり手のミーハーで、元気な人だ。その人がけっこう出たがりだから、まいっちゃうんだよな。まあ、どうせやらなければならないのだから、気合いを入れて頑張ろう。→客観的に見れているのがすてき。
仕事がひとつずつ片づいてゆくというのは、体育会系の気持ち良さがあるものだ。そして、ひとつずつを作っていきながら、おいしいレシピが確実に増えてゆく。料理家としての高山なおみが、一枚ずつ太ってゆくような、ひじょうに充実感がある気がしている。それは食べ物が、物だからだろう。→体育会系わかる。私もライブ詰め込んでて、ひとつひとつ確実にこなしていくとき、おなじ気持ち。
人にもよると思うが、自然の中にいることって、頭で想像するよりもかなり人体に影響があると今回強く思った。肉や内臓や骨や脳に直接にしみこむ。自然、自然と簡単に言うから、もう使い古された台布巾みたいな言葉で、実感としての伝わり方がとても鈍くなってしまっていると思うが。。人間がこの世界はひとりで作ってきたと思おうことって、何も良いことを生み出さないと思う。それは苦悩の始まりだ。(料理を作っているから、私は元気なのかもしれないな)と、帰りに自転車をこぎながら思った。)コンビニ弁当が体に悪いと言っているわけではない。私だってたまには食べる。仕事が忙しくて、夕食はコンビニ弁当か外食ですましてしまうのが日課の人は、料理を作らないから、くたびれもひとしおなのではないだろうかとふと思う。野菜を触っているだけで、元気になってくるというのは本当です。野菜は、まぎれもなくちいさな自然だから。
渋谷 やさいや
西荻 のらぼう
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2015/04/08 再読 クウクウで働いている。10年以上前の話だとは思えなく近く感じる。若々しくてこの当時ですら私より年上だとは思えない。もちろんいい意味で。
再読2016/09/19
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毎日の積み重ね。ささやかだけどいとおしい。
人は思っている以上に自由なんだ、と思う。
好きな時に好きなものを食べ、眠り、働く。
レシピは、きっちり何グラムということはほとんどなく、料理名から作ってみたくなる、そんな1冊。
きっと高山さんが作ったものと同じものはできないけど、日々ごはんはそれでいい。
今はもうないけれど、「クウクウ」に行ってみたかったな。
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シンプルに生きるって、簡単なようで難しい。いろんなコトに振り回されたり、いろんなものを欲しくなったり、日々、複雑にこんがらがってしまう。でもちょっと時間をかけてお茶をいれたり、ちょっとだけ時間をかけてご飯を作ったりして、それをゆったりと食べる時に、ふと肩の力が抜けて、ほっこりしてしまう。そんなことを積み重ねてしあわせを感じたらちょっとは憧れのシンプルに生きるに近づくのかなぁ…。そんなことを思わせてくれる日記です。ちなみに、本に出てくる塩豚はおいしい!お試しあれ!
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再読。
まだ「クウクウ」に勤務されていた頃なので忙しい日々。
初めて読んだ時に「ごはんをつくること」を考えさせられた一冊。
日常で自分にいちばん欠けていた部分だったから。
いまは「野菜を触る=自然に触れる」が少し実感できるようになった。
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ほんとに高山なおみさんって素敵な人だなあと思います
会ったことないのにすごい好きだなーと思う
この本を読むと、体と自分に素直に生きたいな
忙しい中に読むと余裕が生まれる気がするよー
自分を大切に休めてあげて、頑張る時は頑張らないとなーっておもえる!
大切にしていきたくなるような言葉もたくさんあって、励まされたよ
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たとえば、背中とくっつきそうなくらいおなかがへっていたら、
目の前にドン、とほかほかの美味しそうなドンブリが出てきたような。
あるいは、甘いものが食べたくて食べたくて仕方ないときに、
そっと、柔らかくて甘くてつめたいものが差し出されるような。
もしかすると、調子が悪くてなんにも食べたくないときに、
香りだけでほっとするような、さわやかなお茶を渡されるような。
この本には、そんな力がある。確実にある。
高山なおみさんからあふれてくる言葉たちは、
みんなどれも、なまなましくて、体にとびこんでくる。
男らしいかと思えば、びっくりするほど繊細な表現にも出会う。
そして、はっとさせられる。
彼女じしんが、高山なおみを100パーセント生きていると気づく。
そこに嘘もかっこつけも、卑下もない。
それが、とてつもなくかっこいいのだ。
濃いコーヒーに、ときおりミルクを差すように、
ところどころで高山さんのレシピが入ってくるのもうれしい。
彼女のレシピは、質実剛健、いつも間違いなく美味しくて、
また作りたくなる率ナンバーワンの料理家さんなのだ。
たまに気分がしぼんだとき、春の陽気にうかれたとき、
すこしの移動時間でも、近い場所に置いてすぐ読めるようにしてある。
そういう本は、実は数少ないもの。
表紙がくったくたになるくらい、永く読み続けるつもりだ。
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料理家、高山なおみさんの日記をまとめた本。
人の日記を読むのがすき。
料理家の毎日はこういうものなのかーと思ったり、
一人のおバカな人としても面白かったり
旦那さんの一言にハッとしたり。
途中途中にかかれているレシピもおいしそうなんだよなー。
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料理研究家の日記エッセイ第1弾。「なんでもない毎日が、たんたんと積みかさなってゆくしあわせ」。何気ないのに深く染みる文章だ。毎日の生活をきちんと見つめて生きている人の言葉だ。この料理を作りたい。今日は晴れた。体調が悪い。そんな当たり前のことに当たり前に気付いて泣いたり笑ったりできる、その豊かさ。仕事に対して、頭も身体もフルに使うけど感情はいらない、そう言えてしまう潔さには仕事を持つ者として納得させられるものがあった。ごはんの描写のひとつひとつにもほっこりさせられる。ちゃんと食べるってとても大事なこと。毎日少しずつ読んでいきたい本だ。ちょっとまわりを見回してみようか、そんな気持ちになれる。
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4年前の日記なんだけれども新鮮さを失わず、ぐいぐい読めました。ちょうどW杯の事など季節柄読んでいる時とかぶっていて、より共感してしまいました。さらっと書いてる毎日のご飯メニュウ、私の理想です。
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風が吹いて 雲が流れて 台所からは夕ごはんのいい匂い 吉祥寺にあったレストラン「Kuu~~ Kuu」のシェフを務めながら、テレビの取材カメラに追われ、雑誌のレシピ作りに夜なべする。スタッフのよき「お姉さん」として人生相談にのったり、本に涙して目をはらしたりしながらも、淡々と過ぎていく日々・・・。ささやかな出来事をていねいに拾い集めた、人気料理家・高山なおみさんの日常。「おまけレシピ」付き。
毎日のごはんが、シンプルで素朴なんだけど、美味しそう。
手作りの料理っていいな、と思わせてくれる。
ついついコンビニで済ませようとしてしまうとき、この本を読むと、自炊欲を高められる!
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のんびりな高山さんの生活が楽しくて、一緒に一夏を過ごしたような気分になった。
毎日をたいせつに生きたい、いまいちばんそう思えて、この本も参考に。
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著者の日常の淡々とした、でもとても自然な流れのなかで人間って生きてるんだよなぁと思わせてくれる本。毎日の日記を綴ったみたいなものでした。レシピも載ってます。
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日々のことが淡々と綴られていると思いきや、結構へヴィ。
高山さんの心の内や家族や他人との微妙なバランス。
普通の人とは違う生活感。
絶妙なリズムが奏でられてドキドキした。
・・・それにしても高山さんは寝ているか料理か読書で24時間構成されている。
欲に貪欲で野性的な人だ。
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ずっと気になっていたのに、あえて買いませんでした。
でも買ってよかった。
ごはんへのモチベーションが再び上がりました。
高山さんの毎日のことがつづられています。
気張っていない高山さんの食事はちょっとすればまねできるし、
好感がもてます。
あとさすが料理研究家、レシピもちょこちょこ掲載されていたり、
あとアバウトにこんな風にするとうまいなんてことも書かれています。
料理が毎日出てくるエッセイですね。
料理が好きでご飯が好きな人はぜひ!
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日記を書籍化したもので、現在9巻まで既刊。
なんだか日なたのような本。
毎日良いことばかりではなくて、悩んだり、体調が悪かったりもするのだけれど。
その日食べた夕食が書き記してあって、それが本当に季節に合った献立で、気持ちがゆっくりする。
だんなさんであるスイセイさんとの日々。
スイセイさんの娘さんが同居したり自立したり。
何か特別なことが起きるわけでもなく、主張の強い文章では全くないのだけれど、たまに立ち止まるように家族のことや、食べること、働くこと、生きることを考えるきっかけをくれる。
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食べたもの、読んだ本、会った人などが書いてある。
全てその人がインプットしたものの記録だ。
日記とはインプットしたものをアウトプットするツールなのかもしれない。
と読みながら思った。
高山なおみさんの名前は存じ上げていたけれど、著作を読むのは初めて。
思っていたよりワイルドな人だった。
おそらく、この本の時は43歳くらい?今の私とそう変わらないはず。
かなりの頻度で二日酔いになったり朝帰りしたりしている。
今の私には(子供がいるからなどの環境的要因もあれど)体力的に、まあ無理だ。
読んでいて銀色夏生さんの「つれづれ」シリーズを読んでいる気持ちになった。
ふんわりした風貌なのに、芯は頑固で、自由な感じ。
若い頃に読んでいたらイライラしたかもしれない。
(お金がなくて何者でもない自分と比較してしまって)
でも今はこんな人もいるのか、と楽しくふむふむ読んでいる。
著作の中で、ごぼうのハンバーグは作ってみたいと思っている。
あと、やっぱりただのエッセイよりこういった日記形式の本の方が好きだ。
と改めて感じた。
富士日記をいつか絶対読もうと決意。
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鰹のたたきのレシピと…
ソーセージの蕪と白い恋人シチューのレシピが魅力的。
はじめに…のヒッチコックの映画『フレンジー』に出てくる料理を研究してる奥さんについて書かれてる部分が面白かった。
淡々と日々を送ってるのに、いつも楽しそうってのが良い。
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呑みすぎて感情的になってこけたり、二日酔いで動きが緩慢になったり…、それはアカンやろと思いつつ、でもそういうところに共感できる
新鮮な食材を手に入れたら、できるだけ素材を生かすシンプルな方法で食べようとし、料理研究家であるがゆえの宿命「工夫をこらして奇抜な料理を」ってご飯を食べさせる家族にちょっとだけ申し訳なさを感じているところに共感できる
感情がほとばしった文章が出てくると「それはちょっといきすぎじゃないか?」とか、徹夜呑みしてバカバカタバコ吸って「これが健康の秘訣」と書いてるあたりは「それはちゃうやろ!」とか、今の俺に相容れない部分も散見されるが、それも含めて読まされてしまう。
前に読んだエッセイより、肩肘の力が抜けてるのがかえって良いのかも。ブログやミクシを読みなれてきた俺としては、こういう日記形態の本も楽しめるものだと思った次第。
ってことで、このシリーズもう少し追いかけるつもり。あと、炊き込みご飯にナンプラーはなんかの機会に試してみたい
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ひとりの、ふつうの人の日常が綴られたエッセイ。
飲んで、食べて、眠って・・・。
時計や決まりごとに捉われない生き方もアリだなぁと思わせられる。
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古本屋で①と②を購入。
人の日記って読んでてそんなに楽しいもんじゃない。
日記は読むより書く!ですね。
でも高山さんの料理は素朴でとっても好きなので、どうしても本は投げ出すことができなかった。
だってね、
※ナンプラーとバルサミコ酢のチキンソテー、ついでにプチトマトも。
※焼きバナナ+砂糖を焦がしてカラメルを作り、アイスクリームにかける。
パリッとなったカラメルはプロのよう。
※茄子は縦に何本も包丁を入れて丸ごとだし、しょうゆ、みりん、酒で弱火 でことこと柔らかくなるまで煮る。
仕上げに生姜の千切り、みょうがなどを のせ、ごま油をかけて冷たくしていただく。
※だしとジャワカレーのルーで和風カレー。蓮根、里芋、椎茸入れて。
※フライパンでにんにくとたまねぎのみじん切りを炒め、色づいてきたらフライパンの端に寄せる。
水切りをした木綿豆腐をフライパンに入れてこんがり焼付けた後、くずしてたまねぎと混ぜる。
カレー粉、豆板醤、味噌、酒、鶏がらスープ+(しょうゆ or ソース)で味付け、青ねぎを混ぜる。
※赤カブを塩でもんでしばらくおく。
その後、ゆずの絞り汁、みりん、薄口しょうゆで味付け、ゆずの皮と昆布を加えて一晩つける。
※小皿にマヨネーズをしぼり、ナンプラー、ゴマ油、黒こしょうを混ぜてスティックサラダのディップに。
※アサリ500gに水300g、酒、塩を入れて酒蒸し。
アサリだけ取り出してフライパンの汁にキャベツ半分を入れ半生で火を止め、しばらく蒸らす。アサリをフライパンにもどす。
※フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れハムとカブの葉ざく切りを炒める。
フライパンいっぱいのカブの葉に酒をふりかけ、ふたをする。しんなりしてきたら塩コショウで味付ける。
※手羽元8本に酒1/4カップ、しょうが1片、長ネギ(青い部分)、にんにく1片、鶏がらスープを入れてぐつぐつ煮る。
柔らかくなったらしょうが、にんにく、長ネギを除いてオイスターソースで味を調える。
片栗粉でとろみをつけ、こしょう、ごま油をふりかける。小松菜をそえる。
なーんてね。メモしておきたいレシピ満載です。料理家の頭の中ってどうなってんだろ。
Posted by ブクログ
料理家なので、日々ごはんのことを考えて生きている。
すごくいいなー、と思う。
クレソンをよく食べるみたいなので、スーパーに行ったら、小さなひと束が195円かなんかして諦めた。
旦那さんのパンツからのぞく中身がすごく気になるのか、何度か出てきた。旦那は嫌がらないのか? んなこと書いて。
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このシリーズはいいですよ。
ちゃんとご飯を作って 使いまわして調理して 悪くなりかけの野菜も捨てずに上手に使っています。
季節の料理レシピがおまけで付いているので とても参考になります。
Posted by ブクログ
高山なおみさんの考え方とか生き方とかに憧れる。
素敵な旦那さんと楽しい仕事仲間に囲まれて、毎日のいいことわるいこと、自分の思ったことを素直に飾らない言葉でさらっと言っちゃう!