【感想・ネタバレ】宇宙への序曲〔新訳版〕のレビュー

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Posted by ブクログ

宇宙船が月に発射されるまでの期間を、歴史学者の視点から追っていく話。
クラークらしく、人物の所感とか動機とかの部分に重きが置かれている。ちょうおもしろかった、クラークは良いなあ〜〜〜。

基本は淡々と出来事が進んでいく。でも、ときにイベントや事件が起こる。ハッセル、ウィルクスのくだりはそれぞれ胸にくるものがあった。
終わらせ方も全然想像できていなかったけれど、なんだかえらく感動してしまって泣いてしまった。

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2020年07月18日

Posted by ブクログ

序曲、PRELUDEのタイトル通り、宇宙開発の
夜明け前を描いていて、地味ともとれるけど
1951年作品、月面着陸の約20年前で
現代からすれば地味に感じさせるほどびっくり技術や
不思議な力を使わない正当な月への第一歩。
だけど、ところどころに見せる次への夢への一歩、
エピローグで見せるロマンがたまらない。

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2015年10月05日

Posted by ブクログ

英米民間の惑星間協会。原子力(プルトニウム)ロケットを発射するには「アメリカは狭すぎる(人口密度が多い、何かあったら大変)」と危険を意識して、オーストラリアに基地。執筆'47年~想定'74年。真空管時代、機器の全部が。「電子計算機」は地下。チップ1つで数十万以上のダイオード(原義は「二極管」)備える21世紀は「想像を遥かに超えた未来」。しかし現実は情報工学以外は空想を遥かに下回る。原子爆弾を頂点とする民間人無差別爆撃に及んだ第二次大戦の教訓を活かそうと目指した「世界政府」は(空想の世界以外では)実現せず…

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2020年05月05日

Posted by ブクログ

クラークの長編一作目。
1951年に書かれたんだからすごいよなー、と思う。

主人公の設定がやや微妙な気がしたが、
人類初の月面着陸有人飛行の過程がとてもリアルで、
その出来事後に生まれた私でも、
この一大事業への緊張感を感じた。

しかしながらその一方、
リアルさを追求した引き換えなのかもしれないが、
物語としての盛り上がりにはやや欠ける。
夢中になって読む、という感じではないかな。
まあクラークらしいのかな…。

そんな理由で☆3。

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2016年05月29日

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