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Posted by ブクログ
冨田さんの本、ほんとめちゃ面白い
バークリーの分かり易い解説。
驚くべき観念論の豊かさに驚く。驚きつつ、違和感、疑問を拭えない。
そんで、バークリーへの批判として、そうそう、だよね、そこがずっと気持ち悪かったよ、というところを指摘してくれる。
でも、それでもバークリーの観念論の魅力を話す
が、最後、明るい観念論としてのバークリと、暗い観念論としてデカルトの懐疑の果ての我と観念だけ、という孤独を紹介したのち、どうしてこんなに暗い観念論は魅力的なのか、となる
え!デカルト本だったっけか?と思うのだけども、そうでなく、明るい観念論から暗い観念論に転じてしまわないようにね、暗い観念論は魅力的なのでちょっとしたことで陥るからね、明るい観念論でいられるかは、生き方なのよ、と。
スターウォーズか!
いっそ、フォースを観念と訳しちゃえばいいのでは
ドイツの観念論と比較しつつもあるけども、このあたりは言ってることはわかるけど、ふにおちるには、それぞれをもうちょっと勉強しないとわからんなー
一番感動したのは、88ページあたり
これってつまり、世界が僕にアフォードしてくる、というのは、神が世界としてメッセージを僕に送ってきてる、ということ、と受け取っちゃってもいいのかな
ギブソンがいうには、アフォードは、世界の側にあるものを私が見つけるものとしたけども(確か、、)、それは、ここのバークリーからすれば、神としての世界がこちらにメッセージを送ってて、それを受け取る、という図式にしてよさそう
そうして意味が発生する
あーおもしろい
というので、バークリーの視覚新論に行こう