【感想・ネタバレ】アルファ/オメガのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

アルファ/オメガというのを聞くと、腐的にはオメガバースを想像してしまったのだが、なんかそういうのとは全然別物のえらいシビアできっつい設定だった。
よくわからないままに終わったので、続きが気になる。っつか、お前はそこで死ぬんかいw というのが一番大きかった。

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2016年08月31日

Posted by ブクログ

ディストピア小説。
「爆発」のあと人類は必ず双子でうまれ、片方は
「正常」、もう一人は「異常」、そして片方が死ねばもう片方も死ぬという世界。「異常」である片方には時に未来予知能力を持つ場合もある。
「正常」な片方が「きょうだい」に煩わされず生活できる施策を取り始める中、「異常」なきょうだいは追い詰められていく。

全3部作の1話目。
ラストの展開は少し予想ついたけど、このあとどうなるの感がハンパない。続編の翻訳お願いします、早川書房様!

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2016年03月13日

ネタバレ

ありきたりなSFかと思いきや

今流行りの某オメ ガバー.スではない。
爆発がどうとかそういうのはよくあるSF小説と変わりないと思ったが、この話については『双子』が大事な鍵となる。この双子設定が登場人物の思考感情全てに影響を及ぼし、この話に不可解で納得がいかない部分を増やしているといっても過言ではない。
アルファとオメガ(正常な方と何かしらの異常を持つ方)は、さまざまな違いを持つ。オメガは『アルファが母親の胎内で吐き出した毒』という描写があるように、アルファよりも格下どころか触ると汚染されるというアルファによる共通認識まである隔離されるべき存在である。だが、双子の片方が死ぬともう片方も死ぬというこの世界では、オメガが死ねばアルファも死ぬ。だから、オメガにかろうじて死なない程度の生活をさせなければならない。
この歪な関係はアルファに逆らえないオメガとオメガを全否定できないアルファによって奇妙なバランスを保つ。
この既存のバランスを崩し新たなアルファとオメガとの関係を作り上げるために利用されようとしているのが本作の主人公でオメガのキャスである。キャスは通常のオメガとは違い、目に見える欠損を持っているわけではなく、未来が見える能力を持つ『超視者』として生きる。
キャスの片割れでありアルファのザックは特殊なキャスの能力を使って体制を強引に変えようとする。
キャスは片腕のキップと共にザックから逃げながらこの世界の核心に近付き、バランスを崩すきっかけを図らずも作っていく。
途中で起こる泥臭く残酷な生の描写が目立つ。
本作は第一部なので、このあと続く第二部と第三部には期待する。

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2015年10月06日

Posted by ブクログ

だまされたー。3部作その1と知ってたら買わなかったのに…。
とっても『ハンガーゲーム』。ユートピア/ディストピア、運命の乙女、レジスタンス…よくできたジュブナイルではある。
人類すべてが、完璧な側と欠損した側の双子で生まれてくる設定は面白いけど、陰惨な社会や闘いの痛みが伝わらないところも『ハンガーゲーム』ふう。
まあ、主人公の運命は気になるので、続きも読むようにするけどねー。映画の題材としてはいいかな。

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2017年09月10日

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