【感想・ネタバレ】習近平の闘い 中国共産党の転換期のレビュー

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Posted by ブクログ

自国で推し進める反腐敗キャンペーンの裏に見え隠れする、習近平の考えを考察してる。

周永康、令計画、徐才厚3人の捕り物劇は、どうしても中国の内情に明るくないので内容や前後関係が難しかった。
官僚の腐敗にメスを入れると同時に、格差や国内環境問題などへの対処を平行して行っていくことの難しさがよく描かれていた。

中央集権的で一党独裁なので上が決めればすぐ変わる、反日は政権へのガス抜き、といった単純な構造ではないんだというのを知れた。
人民が党に対して自省を促す、統制を受けてるマスコミが出来る範囲の汚職を見つけることで使命感を燃やす、と言うのは考えたことのない見方だった。

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2015年10月17日

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