感情タグBEST3
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スイスの財団が主催し、財政界はじめ、各界から文化人や芸能人を含む著名人が数多く集められるダボス会議(俗称: 世界賢人会議)が東京で開催されることとなります。
招待者の一人には、さほど有名でもないアメリカ人の遺伝子工学研究者が含まれていました。
その研究者こそ、悪人を殺し続ける殺人グループ「アゲハ」たちの理論上の生みの親であり、昴たちは、彼を狙ってくるであろうアゲハを確保するよう命令を受けます。
人工的に生み出された、二つのグループのミュータントの戦いを描くシリーズの第二弾。
常人の感知できないレベルで繰り広げられる激しい戦いの中、謎めいていたアゲハのメンバー各々の能力、そして昴自身の能力も明らかになり、最後までハラハラの物語でした。
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仲間への想いと残虐性が共存している特殊能力を持つ若者たち、何を考えているのか分からない渡瀬議員、虚無感に満ちたIT長者など、奇妙なアンバランスさがもどかしくてどんどん先を読みたくなります。
いったいこの物語はどこへ向かうのだろうか。
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面白かった。
ただ、アゲハ、カラス、碧、学、モモ、ヒデ等々愛称的な表現が多くて頭にはいりにくかった。この人の能力は??
この人はどんな人?前に戻りながらも少し読み飛ばして読んでしまいました。
ただ、それぞれの人物が魅力的にかかれているので戦闘のシーンは緊張感があったし読み応えがありました。次も期待大です。
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より「SFさ」が増した感のある文章が印象的だったACT-2。
本作は基本的に3つ以上のグループが同じ舞台で入り乱れる、という形式になってますね。いろいろな思惑が交錯する様っていうのはやっぱり読んでいてワクワクします。
「使い道のない金は、人を変態にする。」
「強制的洗練。すなわち選択的排除。それが未来に対する我々の責任だよ。」
それぞれ神谷と渡瀬の一文です。
なるほど、と思わせてもらいましたが、世のインテリがみんなこんなこと考えてたらイヤですね。
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二作目ということで、やっぱり一作目のワクワク感はなかったけれど、混ざり合って絡まる展開はとても楽しかった。
大まかな秘密も明かされて、決着の三作目も読むの楽しみ。
にしても今回はわさわさ退場していったなぁー。
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さぁ3巻を買いにいくぞ!!!
だんだん出てくるひとが増えてきて、映画のキャストもちらついてくるけれど、あまり映画の情報を見ないようにして。
2巻まで読んでもやっばり、『本多孝好がこれを書くんだ……』っていう意外性。でも、根底にあるのは家族だったり身近なひとを大事にしてるかなっておもった。かな、
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2冊目。もう3冊目が出てるとか。
その能力ゆえの破綻に向かう可能性があるとか、能力が先天的か後天的かで対比されていて、この後どうなっていくのか。。
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内容とは関係ないのだけど、読み終わって寝たら超能力で戦う夢を見てしまった。単純~!(笑。
次で最終巻なんですよね?
どう決着が付くのか楽しみです。
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真実に近づけば近づくほど,その闇の大きさに慄いてしまう.そして早く続きが読みたい.
以下あらすじ(背表紙より)
運動能力、聴力、記憶力…に常人とはかけ離れた能力を持つ昴、沙耶、隆二、良介。政治家・渡瀬浩一郎のために裏の仕事をするなか、殺人集団アゲハの創造主である大学教授リムの来日を知る。リムに復讐したいアゲハと、「アゲハを狩れ」と命じられた昴。彼らのスリリングな攻防に、若きセキュリティー会社社長・神谷昌樹が仕掛ける“ゲーム”、アゲハに部下を殺された警備会社社長・井原卓の報復作戦が重なる。混乱を極める死闘を制するのは―。新感覚アクション第2弾。
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前作の期待が大き過ぎたか…全ては証されないが結構ばらされる敵方の特殊能力。双方がぶつかるシーンは良かったが外野(カラス・ガリソン)が邪魔にしか見えなかった。いや、全ては昌樹が邪魔!純粋にやり合って次への布石!って感じにして欲しかったかな。
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ついにアゲハとの直接対決(というほどでもない)。そこに、仲間を殺されて引けない井原、アウトローの集団の皆殺しを狙う神谷が絡んで、まさに緊迫の展開。昴の能力やアゲハのメンバーも明らかになり、クライマックスへ向けて盛り上がってきた!
緊迫感のあるシーンでも、基本的に日常どおりの昴たちとアゲハメンバーのやりとりは、友達のようでなんだか切ない。
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超人的能力をもつ殺人集団アゲハの目的は、自分達を産み出した科学者達への復讐。
同じように人為的に産み出された主人公たちの生い立ちが浮かび上がる。
相変わらず主人公サイドとアゲハサイドがぶっ飛び過ぎてて周りのノーマルな人間が飾りに。
「一番怖いのは普通の人間」的なテイストがあった方がハラハラしない?
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「アゲハ」とは何者なのか。
誕生の過程は違っても異種であることは昴たちと同じだ。
異種であるがゆえに、彼らの結束は固い。
生への執着は薄いのに学を中心にした「アゲハ」に隙はない。
理不尽に生み出されたことへの復讐。
その果てに何があるのか、学たちにもまだ見えていないのだろう。
一方昴には明確な目的がある。
仲間と穏やかな生活を送ること。
だがそれも、いつになったら実現するのか。
そもそも今は離れている仲間は無事なのか。
みんなが揃って笑顔になれるときは来るのか。
すべてを背負いながら昴は仲間を背に闘うしかない。
人間であっても闘いを好む者もいる。
仕事として闘いを受け入れている者もいる。
やむを得ず闘いに身を投じている者もいる。
そして、はっきりとした目的・・・殺人・・・を胸に闘う者がいる。
それぞれが入り乱れ、混乱の中で闘いは続く。
初めて会った昴と学、ふたつのグループはいずれ決着をつけなければならなくなるだろう。
けれど今はまだその時ではない。
昴にとって「普通」が実現したい夢ならば、学にとって「普通」は最初から選択肢にはないものなのだ。
互いに譲れない思いを抱えている限り、どこまで行っても対立は避けられない。
物語はこの先どんなふうに進んでいくのだろうか。
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特殊能力者同士の戦いに、テロリストが混ざり、ゴチャゴチャとなってしまった印象。アゲハとテロリストを勘違いする混乱がキーだった気がするがうまく機能していない。また、戦闘シーンが描写不足でイメージがしづらい。
それでも、昴と学が対峙するシーンは意外とよかった。3作目も諦めずに読んでみる気にはなれた。
Posted by ブクログ
特殊能力系の話は好きなので、期待して読みました。
元々人の名前を覚えれないので、誰がなんの能力なのか、最後ごちゃごちゃになりましたが・・・。
元々の能力でななく、人工的に何か施されたようですね。
引き続き、2巻も読みます。
Posted by ブクログ
ACT-1の最後の方から徐々に緊張感が高まって
ACT-2の後半にうまいことその緊張感が最高潮に持っていかれました。
そして化物がどうして生まれたのかも少しずつ明らかになっていくのですが
肝心な部分が分からずACT-3に向けて嫌が上にも期待が高まる展開となっています。
主人公側も決して正義と言うわけではないですが
アゲハも決して悪というわけでもなくどのように
物語が収束していくのか楽しみです。