【感想・ネタバレ】この部屋で君と(新潮文庫nex)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最後の短編が特に生々しくて。他のもどれも生々しかった。のぞき見している気分。同棲って何なんだろう。結婚のように契約でもなんでもなくて、気持ち次第ですぐに出て行って。また夢に見そう。

0
2021年09月04日

Posted by ブクログ

朝井リョウはん目当てで手に取りましたが、
最後の吉川トリコさんの短編がお気に入りです。

私自身も、自分の性格や習慣はこれまで一緒に過ごした人に影響されてるところがあるのだろうと思い馳せました。

0
2021年07月31日

Posted by ブクログ

神様のやつが一番良かった。
『そういうことか!』『そうだったんだ!』ってなるような話が好きなので。
あとはインコのやつも良かったです。

0
2019年11月08日

Posted by ブクログ

作家8名によるアンソロジー。
ひとつの部屋で暮らす、いろんな二人の物語。

ひとつ屋根の下というと、ルームシェアか同棲がイメージしやすかったのですが、妖怪とか少女とか変わった関係も多くて。
初読みの作家さんも多かったのですが、個人的には徳永圭さんの『鳥かごの中身』がせつなくて、少しあたたかくて好きでした。

0
2019年07月22日

Posted by ブクログ

誰かとの同居生活についての話。
最初に間取りがあり、いろいろ想像させる。

面白い試みでまた他の作家さんの作品も読んでみたい。
友人にもプレゼントしようと思っている。

0
2017年03月14日

Posted by ブクログ

「月の砂漠を」を読んでみたくて購入。「女子的生活」「十八階のよく飛ぶ神様」「冷やし中華にマヨネーズ」が面白かった。

0
2023年05月15日

Posted by ブクログ

8つのアンソロジーからなる作品。正直アンソロジー作品は多少はハズレがあるが、この本はそれがなくどれも当たりだなと思った。朝井リョウが大好きなので気になって買ったが、他の作家も良い作品だったのでこれを機会に読んでみたいなと思う。
各ページ冒頭の間取り図も見ていて楽しい。

1話目
◎朝井リョウ「それでは2人組を作ってください」
どうしてこんなに女子心がわかるんだろうと思うくらい、人の心の繊細さや機微を感じ取るのが上手だなと改めて感じた。『何者』を読んだことのある人だと余計楽しいと思う。朝井リョウ大好きすぎる。

2話目
◎ 飛鳥井千砂「隣の空も青い」
韓国出張に行く前と行った後の、主人公の心の変化がポジティブな形で細かく描かれていて良かった。高畑は帰国後、香奈とともに過ごしていくこの先の未来のために、同棲やお互いの国に対する考え方や抱えている思いを話し合うんだろうなと明るい気持ちになった。

3話目
○越谷オサム「シャイニングニー」
夢を追う男女が最後自分の道のために別れてしまうのはよくある設定だが、それが爽やかでお互い明るく吹っ切れたラストだったのが良かった。

4話目
◎ 坂木司「女子的生活」
小川さん(くん)が自分の性に対して自信と誇りをもって楽しく生きている姿が素敵だったし、部屋に転がり込むことになった後藤くんもいい意味で気を遣わなく気が回らないので、この2人なら自分たちらしく生活していくんだろうなと思った。小川さんが後藤くんに文句を言いつつも、後藤くんが気にしないで「でもこれも良いじゃん?」と笑顔で言ったことに「まぁしょうがないこれも良しか」となってる未来が見えて微笑ましく思った。

5話目
△徳永圭「鳥かごの中身」
これが一番平凡だったかも。多少抱いた同情で、隣のよく知らない子どもを無責任に勝手に預かって世話をするのはどうかと思った。よくあるテーマ説定感が否めなかった、、ななかちゃんは素直でいい子なんだと思った。

6話目 
○似鳥鶏「十八階のよく飛ぶ神様」
SFと神話を盛り込んであるのに、厨二感がなくサラッと楽しく読めた。ミニどんでん返しがあるのも良かった。

7話目
○ 三上述「月の砂漠を」
戦争や昭和の文化観を感じながら読んだ。亡くなった大事な人が同じ男女が共に、そのつらさや思いを抱えて支え合って生きていくためには、時間と深い愛情と話し合うことが必要なんだと思った。

8話目
◎ 吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」
毎日一緒に過ごし、特別なことはしない。だらだらとつき合っているが、無意識化でかけがえのない存在だと感じる。結果的には別々の道を歩むことになったが大丈夫、やっていけるはずだと思った。リアリティがあって良かった。

0
2022年08月28日

Posted by ブクログ

"結局私は、自分よりもバカだと思う人としか、一緒にいられない。"
"自分に希望を感じさせてくれるものに目を向けて、それを大事にしたり、誇りに思ってみたらどうかなあ"
"夢のようで、すべてが自分の思い通りの生活はステキ。でもときどき、「自分」すぎていけないのかなって思うことがある。だからこういうノイズも、たまにはあっていいのかも。"
"いたいのって、なんでしつこいのかな。どうしたら飛んで行ってくれるのかな"


ルームシェアいいな〜と憧れもあるけど、全く価値観が違う人と暮らすって大変だろうな…と。
誰と暮らすかって本当に大事。

0
2021年07月10日

Posted by ブクログ

8人の作家の作品をつまみ食いできる本。

朝井リョウ目当てで読んだけど、他にも好きそうな作家を見つけることができてよかった。


7つ目の三上延の話が、登場人物が魅力的で素敵だった。
普段の日常では寡黙な人は嫌いだが、この話に出てくるような寡黙な人だったら好きになれそう。

0
2021年05月30日

Posted by ブクログ

*それでは二人組を作ってください(朝井リョウ)

姉とルームシェアをする大学生のリカ。小さい頃から二人組を上手く作れず、今回姉が婚約者と同棲するために出ていくことになって、友達の智美をルームシェアに誘おうとするが…
きっと女性なら必ず感じる、「二人組を作る」イベント時に感じる不安を上手く表現されていた。後味はすっきりしない感。

*隣の空も青い(飛鳥井千砂)

同じ会社の男性先輩と急遽、韓国出張に行くことになった男性主人公。宿泊するホテルの部屋が手違いでダブルの部屋で。。
国問題も少し表現されていて、でも希望が見い出せる素敵なお話だった。個人的に飛鳥井さんのファンなので読めてよかった。

*ジャンピングニー(越谷オサム)

プロの漫画家を目指し睡眠を削り死にものぐるいで生活する智美とチャンスを掴みそうなプロレスラーの彼氏との同棲生活。

*女子的生活(坂木司)
東京でともちゃんとルームシェアして女子的生活を送るミキ…
少しだけミステリチックになってて面白かった!

*鳥かごの中身(徳永圭)
ひょんなことから小学生のななかを預かることになった主人公のお話。

*十八階のよく飛ぶ神様(似鳥鶏)
突然、神様と敵が現れるお話。敵から身を護ってくれるという神様と数日同居をするが…

*月の砂漠を(三上延)
大正、昭和時代の夫婦の話。その時はまだ珍しいモダンなアパートメントでわずらわしい規則にうんざりして生活する八重のお話。

*冷やし中華とマヨネーズ(吉川トリコ)
13年近く同棲をする恋人の物語。
アンソロジーの最後に相応しい、少し切なくでも明るく前を向ける作品でした。

0
2020年07月06日

Posted by ブクログ

「二人の部屋での同居生活」を物語の共通点とした、複数作家のアンソロジー。

純愛をテーマにした作品だけでなく、なかなか複雑な事情を持った境遇や二人にフォーカスをあてた作品だったりするので、バラエティーに富んでいる。

同居生活から見えてくる隣人との距離の取り方というかなんというか。妖怪や神様が登場する話(!)含め、考えさせられた。

0
2020年02月15日

Posted by ブクログ

桐島や何者の朝井リョウさんとビブリアの三上さんに惹かれて購入。自分の中ではキャラ文芸と小説の間くらいを攻めているというイメージの新潮文庫nexってこともあって読んでみたけど、まさしく印象の通りだった。
小説というカテゴライズがしっくりくる話から、これはもはやラノベだろって言いたくなるような話まで盛りだくさん。どれもこれもきっと作者の個性がありありと出ているに違いない。最初から最後まで様々なメニューを楽しめるお店に入ったような感じでした。個人的には「それでは二人組を作ってください」「ジャンピングニー」「月の砂漠を」「冷やし中華にマヨネーズ」の4作がお気に入り。
こういうアンソロジー系って、作家さんがスタートラインに並んでよーいドンってやるわけじゃないですか。誰が一番良い記録を出せるか、みたいな。そういう時、実際に顔を合わせた時はお互いの作品についてあれこれ言ったり褒めたりとかするのかもしれないけど、内心では絶対「俺の方が面白い」って思ってるんじゃないかなって。でも、そういう気持ちって大事だよね。少なくとも自分はそういう人間です。あと多分朝井さんも。

0
2018年11月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

*誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕…気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー*

ハッピーエンドばかりではないのに、何故か穏やかであたたかい読後感の残る短編集。未読の作家さんが多くて楽しめた。

0
2018年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕……気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。

【感想】
それでは二人組を作ってください/浅井リョウ
必死でがんばってでもやりきれないお話だった。でもこの書き口が読んでいて心地よかった。

隣の空も青い/飛鳥井千砂
一方的にしか通らない気持ちが最後に通じ合うところがよかった。

鳥かごの中身/徳永圭
このアンソロジーの中で唯一、大人と子どもの二人で暮らす時間のお話だった。少し悲しいお話だったけど、最後のワンシーンで心がほっこりした。

この3人の他の作品も読んでみたくなった。

0
2017年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思ってたより面白かった。どの話もそれぞれの色が出ているなと。カラフルな表紙通りの作品群。その部屋で生活している住人たちの頭の中、独り言、生活模様を覗き見しているような気分になる。
印象に残ったのは、三上延さんの「月の砂漠を」。
ちなみに一つだけ異色な部屋が混ざってます(笑)

0
2023年01月14日

Posted by ブクログ

一つの部屋と二人をお題として八名の作家が書いたアンソロジー。同じお題なのに全然違ってて面白い。朝井リョウさん目的で買ったけど、他の作家さんのも面白くて、なるほど、こういう風に好きな作家さんを発掘していくのも面白いなと思いながら読んだ。吉川トリコさん好き。

0
2022年10月10日

Posted by ブクログ

面白いところとそう出ないところと。
この本に触れたおかげで、どんな作家の本を読みたいのか分かったのが学び。

0
2022年04月09日

Posted by ブクログ

アンソロジーは結構好きで色々読んだけど、他の著書も読みたいと思える作家さんが何人かいて、ラッキーだった。

0
2021年10月16日

Posted by ブクログ

冷やし中華にマヨネーズはかけませんが、他人と暮らすってそういうことなんだろうなあと思いました。価値観の相違をどのようにして擦り合わせていくのか、どのようにして生きていくのか。いつか他人と暮らすときにもう一度読み直したい作品です。

0
2021年07月03日

Posted by ブクログ

浅井リョウ「それでは二人組を作ってください」
飛鳥井千砂「隣の空も青い」
越谷オサム「ジャンピングニ―」
坂木司「女子的生活」
徳永圭「鳥かごの中身」
似鳥鶏「十八階のよく飛ぶ神様」
三上延「月の砂漠を」
吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」
以上8つの短編集。

率直な感想を述べると、私には少し難しかった。
同居人との間には特別な価値観があり、そしてその形の多様さはとても素敵だと思う。
しかし、若輩者の私には実感が伴わなかった。
この物語を楽しむには私の経験が足りない。
逆に言えば、もっともっと多様な人と出会っていけば、きっとどこかで共感できることだろう。

以下は、いくつか気になった作品について。

「鳥かごの中身」は、途中まではすごくよかったのだが、結末に納得がいかなかった。
主人公はななかのおかげで救われたかもしれないが、ななかはあの後前向きにやっていけるのだろうか。
小さな少女が大人に諭されて、仕方なく従っただけではないか。
ななかへの救いがほしかった。

「十八階のよく飛ぶ神様」は、8つの作品の中では唯一ライトノベルっぽい。
しかし展開はラノベのようにはいかない。
読み終わった後に、愛着を感じてしまっていたのにと寂しさを覚えたのは私だけだろうか。

「月の砂漠を」は作品としての出来が一番いいと感じた。
八重の寂しさがよく伝わってくる。
いい夫婦の話。

0
2020年10月07日

Posted by ブクログ

朝井リョウ、飛鳥井千沙、越谷オサム、坂木司、徳永圭、似鳥鶏、三上延、吉川トリコという8人の作家が、それぞれ「部屋に住む」ということをテーマに綴ったアンソロジー。

それぞれの作家性というか、クリエイターの個性あふれる物語で非常に面白かった。

「住む」ってのは衣食住のひとつを占めるとてもとても大事なマテリアルだし、更に異性とどんな形であれ一緒にひとところに住む、ともなれば「物語」は自ずと生まれるわけで。

0
2020年07月13日

Posted by ブクログ

誰かと一緒に暮らすことをテーマにしたアンソロジーですが、それぞれの作家さん達があまりにも個性的な設定を駆使したお陰でそれなりに面白いのですが、まとまりが無さ過ぎる一冊になってしまった印象です。

0
2020年01月01日

Posted by ブクログ

全部のお話に部屋の見取り図がついてて、これ見るのが楽しい♪

△それでは二人組を作ってください 朝井リョウ
主人公がヤな子で、さすが朝井リョウというか、隠れブラックだった。読後感があまりよくない。
○隣の空も青い 飛鳥井千砂
男二人でダブルの部屋に出張、という設定が笑えた。主人公より、同室の先輩がいい味出してる。日韓関係を盛り込んで、希望もあって、○
×ジャンピングニー 越谷オサム
ダメんずとズルズル同棲話。この手の話はあまり興味が持てない。私小説、リッチな日本の時代版て感じ。でも、最終話よりは、終わり方が爽やかかな。
○女子的生活 坂木司
なるほど!という設定。主人公が潔くて可愛くて、○○

0
2019年07月25日

Posted by ブクログ

共同生活がテーマで書かれたアンソロジー。

面白い作品と微妙な作品の差が激しいと思った。
特に、男女の恋愛模様を描いた作品はだいたい私の好みではなかった。
逆に、恋愛絡みではない共同生活(ルームシェア、出張のホテル、隣の家の子供の世話)は結構面白かった。

好きな作家さんがいるなら読んでもいいかもしれない。

0
2019年02月14日

Posted by ブクログ

部屋がらみで様々な人が寄稿した短編集。
それぞれの人の特徴を感じながら一気に読める軽い本。
この本を皮切りにいっぱい本が読めるようになってきた。
もっと簡単に本に向き合って良いんだなと思わせてくれてありがとう。

0
2019年02月10日

Posted by ブクログ

腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕…。気鋭の作家8人がさまざまなシチュエーションを詰め込んだ、ひとつ屋根の下アンソロジー。

いろいろな間取りがあって楽しい。

0
2018年12月05日

Posted by ブクログ

最近の人気作家8名の作品によるアンソロジー。

朝井リョウさん,似鳥鶏さんを目当てに読み始めたが,他の方の作品も良かった。

自分以外の他者との共同生活。
それは,自分の私的な一面を他者に開示するのと同義である。

その他者が親しい人間とは限らない。
それでも,同じ空間とルールを共有していくなかで,互いの私的な部分も共有され,いずれは自分の習慣の一部として生活に組み込まれていく。

私の大学は同棲率が高いことで有名らしいが,実際はどうなのだろう。

意外と本書のような物語が,私の部屋のすぐ下で起こっていたりするのかもしれない。

0
2018年11月18日

Posted by ブクログ

8作品のアンソロジー。

姉が出ていくので次を探している主人公。
誘う相手を考えて、良く見ていると言うTVに出ていた
家具を揃えてさぁ…という最初の話。
それに関しては、うわぁな落ちが待っていましたが
そもそも話があまりかみ合っていないので
これで良かったのではないでしょうか。

出張先でさっさといなくなってしまう同僚。
一緒にいるだけ、と思っていると、見えるものすべてが
駄目な方向へと考えてしまいます。
しかし、実際はそんなもの…。
こうして分かる事も、あまりないと思います。

どう考えてもダメな男。
それを愛しい、と思うのは最初だけ。
そのうち、愛情マジックで曇っていた部分が消え
クリアになると見えてくるのは…という。
主人公の決断、それでいいと思います。

題名から考えて、さらに訪ねてきた男に対して
そういう事! という驚きが。
しかし案外優しいな、と思いますよ。
知っているとはいえ、もう何の義理もないのを
世話してあげたわけですし。
後は、追いかけてもろもろがこなければ平和。

ありそうで、そうそうなさそうな5話目。
探しに来たのが警察じゃなくてよかったね、とも。
どんな目にあっても、親を切れないのが子供。
もう少し、聞こえないところで、聞かれないように
話す配慮が欲しかったです。
無理だと思いますが…。

ファンタジーちっくな6話目。
途中で、それ放りだした方がいいんじゃない? と
思い始めましたが、まさかの落ち。
命がかかっていますが、きちんと話を聞くのは
非常に大事です。

打って変わって、時代がさかのぼり…。
どうしてこんなところを選んだのか。
心に溜めていないで早く聞けば、落ち着く事。
大事なのは、会話する事。

最後は…まぁよくありそうな話です。
最後には家に、と思っているなら、その過程で
きちんとしておかねば、こういう事になるのです。
気を付けましょう?

0
2018年10月12日

Posted by ブクログ

飛鳥井千砂の「隣の空も青い」が好きかな。
坂本司の「女子的生活」もおもしろかった。
浅井リョウの「それでは二人組を作ってください」は人間のあざとい部分が見えて、らしい。

0
2018年08月12日

Posted by ブクログ

何度か誰かと居を共にしたことがあるが(完全同居はないけど)、その楽しさも大変さもひっくるめてそこに物語はあって。

本作は、ひとつの部屋に住むふたりの人間をテーマに8人の作家が綴るアンソロジー。時代を、場所を、背景を間取り図を変え個性的な作品が並ぶ。

そんな中でも、朝井リョウ氏「それでは二人組を作ってください」の表現力と言うか、キャラの掘り下げが群を抜いてたのが印象的。中編集の中、ひとりだけ少しページ数が多かった故もあるのかもだけど。あと、長年の同棲に変化の表れる吉川トリコ氏の「冷やし中華にマヨネーズ」が好み。

0
2018年03月23日

「男性向けライトノベル」ランキング