【感想・ネタバレ】パパと親父のウチご飯 8巻のレビュー

仕事で海外へ赴任するという元カノから子供を預けられた整体師の千石哲。浮気した妻と離婚して子供を引き取った漫画編集者の晴海昌弘。そんなシングルファーザー同士が、あるきっかけから晴海の部屋でルームシェアをしながらそれぞれの子供である愛梨と清一郎と暮らす日々を描いたこの作品。幼稚園に通う愛梨と清一郎は、好き嫌いやわがままを言っては反省して、友達と喧嘩しては仲直りして…と何ともまぁ子供らしくてかわいい子供たちで、その姿を見ているだけでもなんだか癒されます。一方、シングルファーザーである千石と晴海も、子育てを含めた家庭はもちろん、仕事にも自分の親にも悪戦苦闘…とこちらもいい意味でどこにでもいそうな大人たちで、うっかりしていると身につまされたりもします。そんな彼らが、悩んたり迷ったり、他人を助けたり他人に助けられたり、子供たちだけでなく大人たちも成長を見せたりする様子を、家でご飯を作って食べることを通じてとても丁寧に描いているところが私はとても好きです。作中ではお料理シーンもかなり長く描かれているのですが、巻末には作中に出てくる料理のレシピもきっちり載っていて、読み終わるとあれもこれも食べたくなるのにはちょっと困るかもしれません。
そして、本当はご飯より酒の肴のほうが好きなあなた、もしくはこのパパと親父が気になって仕方がないあなたには、スピンアウトである『パパと親父のウチ呑み』も激しくおすすめです!

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過去編

めっちゃ楽しかったです!若かりし頃の晴海さんと千石くん、見た目はあんまり変わらなかったですが(笑)でもマキさんと同棲してる時の千石くんは髪下ろしてる率が高くて可愛かった…!もっと若い頃の話読みたいです♪

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2020年12月15日

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過去

晴海と哲、同居に至る過去篇。
ろくでなし虐待親父のせいか、子供作る気0の哲が愛梨のお母さんと出会い、どれ程救われたか。母親も女である事を優先し、あまり息子を鑑みる人ではなかったみたいだし。このへんまた描かれる回あるんだろうか。

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2020年12月02日

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過去編

初回からすでに一緒に暮してたので気になっていた同居するまでのストーリーが知れて嬉しいです。晴海パパはまだまだありそうですね😊

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2020年11月23日

Posted by ブクログ

誰にだって、目を背けたくなるような過去があるもんだ
顔から火が出そうなほど恥ずかしい事があったとしても、その青臭さが「今」に繋がっているのだから、忘れちゃいけないし、無かった事にしても仕方がない
どんなジャンルの漫画にも言える事だけど、過去編で人気が左右する、と言っても過言じゃない
過去編で読み手の心を揺さぶって人気がより高まる作品もあれば、それなりに人気があったのに過去編で手を抜いたせいで打ち切りの憂き目に遭ってしまう作品もある
過去の経験や努力がキャラの背骨になる以上、読み手を納得させるものにしなくちゃいけない
漫画家にとってはプレッシャーだろうが、それを跳ね除けてこそ得られる成長もある
この(8)、あくまで、個人的な印象ではあるが、実に好かった
千石さんも、晴海さんも、まだまだ、自分達は父親として半人前だ、と思っているだろうけど、そんな現在よりも、酷かった時期が彼らにはあった
自分の子供との向き合い方が一人では掴み切れず、かと言って、逃げだす訳にもいかず、ギリギリだった二人だったからこそ、この共同生活は上手く行ったんだろう
やっぱり、育児ってのは助け合いが肝心なのだろう
友人よりかは少し深い関係性である二人を繋げたのも食であり、ギスギスしかけていた父と娘の関係を改善の方向に向けてくれたのも食
食べるってのは、体だけでなく、心の育成にも大事なんだな、そう、しみじみと感じるストーリーだ
我武者羅に悪戦苦闘する姿にこそ、父親のカッコ良さってのは如実に出るのかも知れない
どの回も、心と胃、どちらにも響いたが、最も好感が持てたのは、40話「チンジャオロースー」だ
青椒肉絲が大好物の一つであるコトは否定しないが、ストーリーの良さで推したい
育児あるあるのような気がする、炊飯器の買い替えは
子供は成長していくごとに食欲が増していき、これまでの炊飯器で炊ける米の量では足りなくなっていく
大変だ、と思いながらも、親ってのは子供がいっぱい食べられるようになっていく事に、幸せを噛み締めるんだろう
しかし、ここ最近の炊飯器ってのは多機能ですよね。下手に良い物を買っちゃうと、米すらマトモに炊けない可能性が。個人的に気になっているのは、米を入れると必要な水の量を教えてくれるタイプ
また、この回は次巻への引っ張り方が上手い。半々人前だった頃の自分を懐かしい、と感じ、少しは成長できただろうか、そんな自信が芽生えた矢先にやってきた、己の過去の中でも特に重い事件
果たして、晴海さんはこれを受け止めきれるんだろうか。彼は優秀な分、どうにも、問題を自分一人で抱え込みすぎやすい。育ちもあるんだろうけど、誰かを頼るってのは、悪いことでも弱さでもない
この台詞を引用に選んだのは、千石さんの男気が滲み出てるなぁ、と感じたので。こんな事を言ってくれる旦那なんていない、やさぐれた意見もあるかも知れないが、漫画の中にくらい、こんなカッコイイ旦那がいてもいいではないか。夢を追うのに、年齢も立場も関係ない。助けてくれる誰かがいて、「やってこい」と背中を押してくれるのならば、その人の為にも躊躇せず、やってみるべきだ

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2018年05月16日

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今回は千石と晴海の出会いや、一緒に住むことになった出来事が載っていました。
二人とも突然一人で子育てをすることになった感じなので、再会できて良かったですよね。
この漫画を読んでいると、本当に出会いって大切だな~と感じます。

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2019年11月26日

Posted by ブクログ

まるごと過去編の8巻。それぞれの背景とふたりの絆がしっかり描かれた感じで、これからの展開がより楽しみになりました。真希ちゃんの現在が気になりますね。再登場はいずれあるのかなー。

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2018年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まるごと過去編。確かにふたりが友達になるって不思議だもんね。真希が戻ってきたらどうなるかな。3人で暮らしてほしいななんて思ってしまう。山代先生との過去とこれから…前を向いてくれたらいいのに。エビフライいいなー。

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2018年02月11日

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