【感想・ネタバレ】小林カツ代のお料理入門のレビュー

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2022年10月17日

味付けの難しい煮魚や肉豆腐、茹でずに直に炒めれるほうれん草炒め、肉味噌のレタス包み。
ハンバーグのこつ、カレーのこつ。あんかけのこつ。
どれもじゅうぶん納得。わかりやすく簡単な説明に加え、料理大好きな先生の人柄がわかる文章で楽しめました。

手頃な値段でつくれるものも多く、よいレシピ本です。...続きを読む材料費だけかけて失敗して、かえって損したという経験のある方、お試しを。

#ハッピー #癒やされる #タメになる

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Posted by ブクログ 2015年05月06日

料理エッセイでありレシピ本でもある。
あー本当に美味しそう。調理道具や調味料についてのこと、分量が少人数向けで嬉しい。
カツ代先生、ごちそうさまでした。ありがとうございました。

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Posted by ブクログ 2018年02月13日

小林カツ代さんは言わずと知れた料理研究家。なんとなく、読みたくなって購入。非常に平易な内容で読みやすく、お腹が空いてくる本。読んでいて料理がやりたくなる本ですね。

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Posted by ブクログ 2022年06月01日

お料理入門、である。再入門できた、そんな気がする。
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少年期に『美味しんぼ』の洗礼を受けてしまったため、食に対してひねくれてしまった。

「スキヤキを食わせるからには、せめて魯山人風のスキヤキくらい食わせてみろ。」というのは、かの海原雄山氏のセリフであり、純情な僕は真面目に魯山人風ス...続きを読むキヤキなどを作っていた時期もあった。未だにアサヒスーパードライが飲めなかったりする。

だがね。そのうちそういうのが面倒になってきた。小林カツ代は、そんな僕に手を差し伸べてくれる。

本書の冒頭は、ひとりすき焼き。
「鍋は、フライパンがうまくいきます。ちょっと風情がないけれど。」
風情より楽ちん、確実を。

オムライス。
「断じて高級料理風オムライスは間違っているっ!」
「料理は、火をつけることと同じくらい、火を止めることが大事なんです。」
いい話や。

だし。
「私は煮立っても昆布はコトコト煮てるし、鰹節もしっかり煮出したその上に、ギュッと絞ります。猫もまたいでいきます。」
一番だし、二番だし、というのは料亭の理論なのだ。これを読んでだしとりが気楽になった。

春菊。
「水にさらさず絞らなければ、春菊はびっくりするほど美味しい。」
本当だった。ずっとさらして絞ってた。

水もだしである!
包丁だけは暴利はないです。

などなど。名言なり、気楽な言葉にずいぶん救われた。
なんでも、子どもたちが独立して巣立った後、家族のためでなく自分のためだけに料理をつくるようになって、その中での発見を綴ったものなのだそうだ。

気がつけば食べ物の本ばかり読んでいる。でも素敵な本がたくさんあるから。

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Posted by ブクログ 2015年12月16日

一人暮らしの狭い台所に、世話好きなおばちゃんがどかどか入ってきて言う。
「やれば簡単なんだから、ね!美味しいもの食べなきゃ楽しくないでしょ!」

料理のいろはから教えてくれる料理本だけど、手の込んだ料理をふるまえるようになるための本ではない。一人でも、要領よく美味しいものを食べられるようにするための...続きを読む料理本だ。
出来立てを味わう一番美味しいタイミング、鍋の独り占め、野菜をいかに簡単に取るか……時には栄養バランスなんてものも忘れる。美味しいものを食べたい時は、そんな余計なことは考えない。大胆かつ大胆なレシピの数々。

カツ代先生の陽気さがそのままページに写し取られたようで「葱がピカーッと焼けてくる」など独特な表現もクスッと笑えていい。

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