感情タグBEST3
さすが有名脚本家の奥さんだけあって、
「やっぱり猫が好き」に代表されるような演技力だけではなく、
エッセイストとしてもすばらしい!
私も先日アメリカ旅行中に携帯していましたが、
流れるような文体で非常に楽に、
また楽しく読むことができました。
Posted by ブクログ
大好きな小林聡美さんのエッセイ。
聡美さんの文章はテンポがよくて元気が出る。
"行ったことないし"、"暖かそうだし"と
軽いキモチで決めたという初エッセイにして旅行記の先は
メキシコ。なかなか情熱的というか、潔い選択。
16日間でメキシコを6か所移動して、ユカタン半島では
古代文明の遺跡やビーチなどにも足を延しているけど
読後に残るのは強烈な小ハエの大群と心が折れそうな料理の数々。
そして、私は生涯旅行先に選ばないだろう…という想い[笑]
ハイテンション、フルパワーでピラミッドの階段も
がつがつ登ってガイドしてくれるセニョール・マヌエル。
ホテルの中に動物園がある!と嬉々として夜に探索すると
うさぎ、ねずみ、猿、キジ…。桃太郎と小学校の飼育小屋を
彷彿とさせる見事なラインナップ。
メキシコ料理に胃袋が疲れ果て、入ったチャイニーズレストランは
テレサ・テンが流れ、朽ち果てた箸に想像を越えない料理…。
♪つくぅ~してぇ~、泣きぬぅ~れてぇ~♪...........。
他にも料理はとことん残念感漂う、キツネ目の鉄板焼き、
デ・ニーロを彷彿とさせ「エビ、スズーキ、カキ、アカガーイ」
と怪しげな日本語単語を連発されるシーフードレストラン…。
メキシコの力強さとどんどん疲れていく聡美さん一向[笑]
そんな中にも、動物たちのシルエットが青く浮かびあがる
美しい月と満天の星の夜や、そよそよと心地いい風に吹かれながら
ビーチでのんびりと読書をして過ごす昼下がり。
と、もちろんステキなエピソードも含まれてるけど
やはり残るのは………[笑]
波音が聞こえるビーチで読書なんてステキだなぁ♡
現地で出会った女の子とのジェスチャー大会をしつつの
1日のあったかい交流もあったりと、ほんとに楽しい!
でもあまり行きたいとは思わせない[*´▽`*][笑]
今も昔も変わらない、心のすっぴん度が高い
聡美さんの楽しいメキシコ旅行記。
Posted by ブクログ
生きている
メキシコで生きている
日本で生きている
小林聡美さんは、メキシコにいった
メキシコという国がある
ある、のだ
ただ、生きていて、ある
Posted by ブクログ
小林聡美さんの文才は知る人ぞ知るところであるが、この本は、彼女のメキシコ旅行記である。
メキシコは、海外旅行に選ぶには、どちらかというとマイナーな国であるが、彼女の手に掛かると、どさまわり的旅行も実に楽しげな旅に変わる。
メキシコのごく普通の町で出会った17才の少女とのほのぼのとした時間を語った「ラモスとデイト」がとてもいい。
聡美さんの人柄がよく分かる。
タイトルの「ほげらばり」とは、"Forget about it !!" のことだ。
意味は、「忘れてください!」
Posted by ブクログ
第一に思ったのは、小林聡美ってこんなに面白い人だったんだ、ということ。読みながら何度も爆笑してしまった。
ただ、彼女の抱いている「メキシコ」のイメージと私のそれとは大いに違っているようだ。
彼女は、オアハカが1番メキシコらしいと言うことだったが、私は1番オアハカやチアパスがメキシコらしくないと思ったのだった。その国や街の印象は、そこで出会う人によって大きく左右されるのだろう。これは私が南米旅行をしている最中にも思ったことだ。
だが、自分の軸を持ちつつも、相手の抱いている国や街のイメージを聞くのはとても楽しい。人はみんな抱いている気持ちは違うし、私は他人のそれを聞くのが大好きなのである。
本を読んでいて、自分が浮かべるメキシコとは違ったけれど、新しいメキシコの側面も見えてまた新鮮でもあった。
Posted by ブクログ
小林聡美さんの旅行記、とくれば面白くないわけがない。
ド派手な表紙にふさわしく中身もハイテンションで、まさに怒濤のメキシコ旅行記といったかんじ。
独特の擬音が多くて笑える。
Posted by ブクログ
メキシコ留学前から、書く事が前提になっていたという本。
どんな旅でも、小林さんなら何かあるという事なんだろうけど、
本当にこんな事あったの?と言いたくなるくらいエピソード満載。
言葉の通じない彼女との出会いのところが好き。
Posted by ブクログ
小林聡美が行く、メキシコドタバタ旅話。とにかくライトにさらっと読めるのに旅の楽しさが伝わってくる、そんな一冊。さらっと何か読みたい人にはオススメ。
Posted by ブクログ
小林聡美のメキシコ旅行記。内容はやっぱり強烈だった。
ハイテンションな遺跡案内人やキツネ目の日本食料理人。リゾート地の出来事など、些細なことかもしれないのにすべてが面白く聞こえるから不思議。