【感想・ネタバレ】四色の藍のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年10月23日

捕物だったんだ。自分でも最初から東雲屋が下手人だろうな、どうやって解決するのかといたって単純に読み進める。カラクリがガッチリと組み合い、まさかの許嫁が兄を殺すとか、養父が黒幕とか、なんにせよ山根さんが仏の様な人が犯人だったなんて意外だよ。四人の背負う重石も大変かと思いますが、紙一重。実の息子が人殺し...続きを読むなのにおかみさんと結婚させたいとか、殺してしまう許嫁が兄殺しだったとか、でも幸せな未来が目の前にある。なんとでも、真実は何かと考えさせられる読み物だった。東雲屋が捕まり山根さんと結婚して兄の仇をしてたら?

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Posted by ブクログ 2024年01月20日

各々の仇討ちが微妙に縺れ合うお話。
最後のどんでん返し、ちょっと不意打ちだった。
昨日の敵が今日の味方に、また逆もあり。おくめ婆さん哀れ...
ハッピーエンドではないものの、それなりの落ち着き処に落ち着くのは江戸庶民の日常だったのかも知れない。

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Posted by ブクログ 2023年02月12日

紺屋の主人が殺害された事件の裏には、藩の有力者が糸を引く真相が隠されていた。
全く個性が異なる4人の女性の関係性が非常に好ましく、悲惨な事件が重なる割に雰囲気が暗くならず、むしろ微笑ましいのは作者のバランス感覚の為せる技か。

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Posted by ブクログ 2022年11月30日

時代小説に慣れていないので、読み始めは抵抗のある文体でしたが、内容にだんだん引き込まれ途中からどんどん進みました。
どの登場人物の人柄もとてもいきいきと描かれているところにも引き込まれました。

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Posted by ブクログ 2022年03月18日

初めての西條奈加さんの作品。話自体はよくあるパターンだが、藍を巡る町人・商人中心の話から某藩の陰謀まで迫る展開は意外で十分に楽しめた。キャラの描写が非常に丁寧だと思う。強烈なキャラクターを描かなくても魅力が出ている作品は非常に好きだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年12月19日

2021/12/15
普通に面白い人情噺。
でもとびぬけてではなかった。
東雲屋をもうちょっと見せてくれたらとびぬけたかも。

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Posted by ブクログ 2021年05月02日

環、お唄、おくめ、伊織。四人は環の夫が殺された事件の真相を探っている。それぞれの係わり事に屈託を抱えながら。
それぞれの想いを持って。

真相が分った時、想いは乱れながらも一つの方向にむかっていく。四人ともが心安く過ごせますように

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年08月01日

おもしろくて引き込まれました。意外な展開でびっくり。女4人の仇討ち。この時代に女だけでというところがまたいいです。ハッピーエンドとは言えないのかもしれないけれど、それなりにおさまってよかったです。男と女って難しい。

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Posted by ブクログ 2016年02月06日

女四人で事件の真相を、それぞれ過去に秘めたことが
これだけどんでん返しは久しぶり
まあ、一応ハッピイエンドか?

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Posted by ブクログ 2015年11月13日

藤沢周平のような清冽な雰囲気もない。和田竜のような奇想天外な内容でもない。
飯島和一のような内に秘めた熱い魂も感じられない。なのに面白い。
人情物でありながら、それだけに終わらないスリリングな展開も読み応えがある。
時代小説って、作者によっていかようにも雰囲気が変わるので、いろんな作家を読み比べてい...続きを読むるが、読まない作家は全く読まない。そんな中でまた一人読みたい作家が増えた。

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Posted by ブクログ 2024年01月05日

亭主を殺された紫屋環、遊女のお唄、剣士姿の伊織、洗濯婆のおくめの4人が、事件の真相をあばくために動き出す。
まさにミステリーの要素、人情噺の要素も加わったエンターテイメント時代小説ですね。

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Posted by ブクログ 2023年12月10日

異なる背景を持つ女性4人が、それぞれの恨みを晴らすべく女将環の下、協力し合い犯人を追及していく。そしてその中で各々は自分の愛がどこに向かっているのかを認識する、四色の藍ならぬ四色の愛の話

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Posted by ブクログ 2022年12月13日

江戸時代の話を読むと、昔はこの道を江戸の人も歩いていたんだよな〜とか想像して生活ができて楽しい。
登場人物たちもそれぞれ強い女性たちでみんな好きになった。

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Posted by ブクログ 2022年09月04日

202207/真相は好みではなかったけど、登場人物達がみなキャラがたって生き生きと描かれていて楽しめた。

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Posted by ブクログ 2018年03月26日

最近、西條奈加作品ばかり読んでいます。いくつか読んだ中で共通するのは、いつも善と悪が単純なものでないところでしょうか。今回のはちょっと切ない終わり方だったかな。女性たちの強さが気持ち良いです。

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