【感想・ネタバレ】世界基準の上司のレビュー

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Posted by ブクログ

再読ありかと
アウトプットイメージ作成アプローチ
業績・成長目標合意書
共にやってみよう。特に後者。

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2022年06月21日

ネタバレ 購入済み

上司の世界基準とは何か

上司の世界基準とは何かを知りたくて手に取った。
結論は、「部下を育て結果を出す」こと。
方針を明確に打ち出し、部下を育成し、部下の能力を最大限に引き出し、チームで最大限の成果を出す。
そのために、上司は自分自身の仕事を常に棚卸しし、メール・書類作成・情報収集・部下への仕事の指示などを工夫し続ける必要がある。
コミュニケーションの土台としてポジティブフィードバックを心掛ける。
そのための10のポリシーと5つのアクションについて、かなり具体的に書かれており、参考になった。
ポイントごとにチェックリストまで用意されており状況に応じて確認しながら実践できる構成になっている。
読めば当たり前と思うようなことが書かれているがこれをどれだけ意識し実践できているか。
あるいは無意識に行えるようなレベルになっているか。
私の組織を振り返ると自分自身も含めてまだまだできていない。
本書を読むことで職場の改善点、自分の取り組むべき課題が明確になった。
日々実践していこうと思う。

#アツい #深い #タメになる

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2022年03月21日

Posted by ブクログ

根性論では全くなく、部下的目線でも助かる上司像だと思います。
今の自分は管理職ではないですが、こういう目線は忘れずにいたいものです。

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2020年05月18日

Posted by ブクログ

組織で上司として働くためのエッセンスが詰まっている。凝り固まった常識が気持ちよく打ち砕かれ、実践するにつれ本書の内容が真であると確信してくる。

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2019年02月01日

Posted by ブクログ

世界基準の上司
著:赤羽 雄二

上司の仕事のしかたは、二つの観点から根本から見直すべき時期に来ている。一つは、右肩上がりの成長は多くの産業でとうの昔にストップしたことである。今も成長している新しい産業でも、組織の拡大に基づく新ポジションはそこまで増えていない。もう一つには、日本企業が日本人以外の優秀な人材を今の数十倍活用しないと闘えない時代になったことである。彼らが納得する世界基準の仕事のしかたでなければ、そういった人材の採用、活用は夢のまた夢になった。

本書の構成は6章から成る。
①世界基準で活躍する上司になる
②部下と協力関係を築く
③部下に具体的な指示を出す
④チームから最大の成果を引き出す
⑤部下とのコミュニケーションをとる
⑥部下をきめ細かく育成する

部下が上司に合わせる時代は終わった。そういった視点で捉えてしまっている時点で本書の本質からは自分自身まだまだ離れているのかもしれない。

表面だけ捉えれば上司が部下に気を遣うというのはどうかと思うが、それだけではなく、さらに厳しくなる経営環境の中ではよりよい成果を上げるにはチームとしての成果をあげるしかない。そのためには個より組織。短期的ではなく長期的に安定してそれを成し遂げ続ける必要がある。その場しのぎではない方向にむかうためには、時には回り道も必要である。

本書はその回り道を行う中でもスピードを上げて、成果を上げ続ける組織をつくる上司について書かれている。
まだまだ不足している点が痛感できた。

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2019年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者の赤羽雄二氏は、小松製作所、マッキンゼーを経て、ブレークスルーパートナーズを設立。

感想。参考になるフレーズが多かった。でもやってみないとわからない。

備忘録。
・部下を水に投げ込み、自力で泳ぐことを期待するのはダメ上司。
・あいまい指示もダメ上司。
・世界基準で活躍する上司の基本は、方針を明確に打ち出して、部門と部下の力を最大限引き出し、成果を出しつつ、部下を最速最大限育成する。
・全体を動かすには担当者だった頃と考え方を根本的に変える必要あり。自分よりすぎると劣る部下一人一人に目標を与え、具体的な行動内容を決め、進捗を管理する。相当面倒だが部下とのスキル差に気を配れれば難しいことではない。
・担当者だった頃は客のことを良く観察。上司は部下のことも良く観察すべし。
・自分で全部やっていたら壁にぶつかる。部下を使いこなすスキルは重要。
・問題があるとしたら、部下より上司であることの方が多い。
・部下に苛立ちを持たないのが大切。「自分の若い頃は」とあう発想を捨て、相手の視点で最善を尽くす。
・ああまいな指示でこちらのニーズを理解して欲しい、汲み取って欲しいというのは無茶な願いで、上司のわがまま。横暴。
・「部下に任せきらないと成長しない」と考えている上司は多いが、部下は上司の何分の一の情報しか持っていない。その情報を適切に共有した上で任せるのがポイント。
・上司がこれまで工夫し体で覚えてきたノウハウは膨大にある。それを「自分で工夫しろ」「いちいち教えることではない」「気合いが足りない」と、思うのではなく、細かい工夫も部下に教えよう。
・自分はできた、できるやつはできるとか思わないこと。一人一人の状況に合わせて必要なフォローをする。
・部下の面倒をみることについて「どうしてここまでやらないといけないのか」という考えを捨てる。
・部下に情報を共有しないのは、もっと勿体無いバカな上司。上司の威厳やパワーの源泉を「部下より多くの情報を持ってある」とおもうのは勘違い。

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2018年03月22日

Posted by ブクログ

非常に納得のいく内容。部下を成長させるのが上司の役目。部下がきちんとしたアウトプットを出してこないのは、指示の仕方が悪い、指示が足りないから。ふわっと伝えて、できてない!はあまりに時間の無駄ですね。

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2016年08月08日

Posted by ブクログ

日本の組織にありがちな問題点をキレイに抽出して、対処方法が書いてあります。
1番量が多いのは部下育成についてです。やっぱり上司の一番の仕事というのは、部下を育てることなんですね。
あとがきの「日本をもっと元気にしていきましょう」という一言が1番胸に響きました。

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2016年07月18日

Posted by ブクログ

これまで自分でチームを作ってきて部下が増えていて迷うこともなかったが、人事異動などで自分が採用した部下でない者も見るようになり購入。

自分基準⇔世間基準(国内)
自分基準⇔世界基準

のギャップを推し量りたいという期待あり。
また一方で部下とのよくある関係性についても、欧米主導のリーダーシップ論、とは少し目線の違う部下とは?から始まる「上司論」を期待した。

期待は、期待通りといえば期待通り。当たり前のことが整理されて記述されており再確認するにはちょうどよい。
ブックマークした箇所を後からパラパラ眺める、そんな使い方が今後できそうな本となってくれた。

それにしてもシンプルに部下の実際、上司の現実がまとめられており、現実はこんなものだろうと良く良く理解でき楽になった。

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2015年12月14日

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ネタバレ

タイトルに”世界基準”とあるが、グローバル企業の○○で採用されているなどの具体的なものではなく、組織としてベストパフォーマンスを発揮し続けるために、部下をどう使い、育成していくのかが述べられている。
指示内容(特に資料作成)のスケルトンを明示してやることで、上司のイメージに沿った作業が進められるし、余裕をもって8割の完成から熟成させることにより部下の学びにもなるとの指摘には納得した。
部下評価のフォーマットも示されているが、目標の共有や強み・課題の評価などに実際に取り組むにはハードルの高さを感じた。
15-187

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2015年09月02日

Posted by ブクログ

まさしく「上司」のための本。部下との向き合い方について網羅しており、世界基準と書いてあるが、グローバルな企業人のみに向けてというわけではなく、国内企業に勤める”上司”にも100%必要な要素が詰まっていました。

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2015年05月04日

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著者自らが自分で言っているように、確かにどこかで聞いたことのある、当たり前のことが書かれている。
なので、心に残ったことだけを書くとすると、

・部下との会話の中で早わかり(言い切ってないうちに結論を自分で勝手に見つけること)
・困難に陥った部下の再出発は、小さな成功体験の積み上げから
部下と話が盛り上がっているのは、部下がこっちに話を合わせてくるだけ、と認識せよ

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2022年09月11日

Posted by ブクログ

新規入社者の作成物のレビューを任される様になったが、なかなか上達しないその方に対してどの様に接すれば良いかヒントを得るために読んだ。反省として、自分の経験を当てはめすぎていた様な気がする。もう少しその方の心情に寄り添って成長を促してあげなきゃなと思った。まずは、コミュニケーションを取る機会を増やしてどのような悩みがあって、それを改善するためにはどうすれば良いか一緒に考えていきたい。

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2022年08月28日

Posted by ブクログ

まだなんらかの悩みを持っているわけではないので、即効性がある本ではない。今後悩んだときの辞書的役割を果たしてくれる本だと思う。

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2020年05月24日

Posted by ブクログ

全部ではなくとも今時点でもやれてるかな、思うことが多かった。
基本で当然のことだけど、いざ上司の立場にたつとできなくなる人が多いのか。実際、いまの会社でもこれができている人はかなり少数派という印象。
だからこそ、差別化はしやすいのかもしれない。

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2020年03月22日

Posted by ブクログ

自分自身が部下であったことを忘れることなく、部下に接すること。部下を褒めること。明確な指示。人材育成のコツ多数記載あり。

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2017年12月17日

Posted by ブクログ

「上司」は「自分」と読みます。

全ての原因は自分が関係している。
仕事が進むのも進まないのも誰のせいでもなく自分のせい。
部門の成果が上がるのも上がらないのも自分が影響する。
組織が成長するのもしないのも明らかに自分が影響する。

「部下」は「仲間」「同僚」「身の回りの人」とも読みます。
世の為人の為に仕事の成果、組織の成果を上げるにはまず身近なステークホルダーである部下の為になることを考える。

この人にどうやって活躍してもらうか。
親ではないけれど親の様に考える。
コミュニケーションをとる。話を聴く。傾聴する。

一人であげる成果と組織で上げる成果、どちらが大きいのか。
蟻は巨像にもなりうる。

巨像になりたいなら・・・
身近な「人」に興味を持つこと。

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2017年02月01日

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