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Posted by ブクログ
元上司から奨められて読んだ本です。タイトルはセンセーショナルですが中身は本格的。仮説主導やイシュ−アナリシスといったコンサルタントの仕事の基本を垣間見ることができます。内容的にも読みやすく、プロジェクトなど日々の実務に落としやすい一冊でした。
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「仕事」に対する考えがまさにプロの集団だなと思える。
序盤で紹介されていた「事実に基づく」「構造化する」「仮説主導」という問題解決の方法は、言われてみれば当然のことかもしれない。だがそれを遂行するための準備・分析・アプローチ・チーム間の意思疎通などの徹底ぶりが他とは段違い。
マッキンゼーのことをほとんど知らない人(勿論自分も)でもすんなり読める内容だと思います。
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◆最初の会議で問題を解決してしまう:行動する前に問題の解決策を考える(当初仮説をたてる)
◆海の水を全部沸かすな:猛烈に働くのではなく、賢く働く。あなたの抱えている問題に関するデータも、したほうがいい分析も、それこそ山のようにある。その対部分を無視することだ。
◆シングルヒットを打つ(期待に応える):すべてができるわけではないのだから、しようとしないこと。すべきことだけを、きちんとする。ホームランを狙って、10打席のうち9打席で三振に終わるより、コンスタントに一塁に出るほうがずっといい。
◆大きな絵を眺める(目標を定期的に確認する):ときどき、そのときしていることから心のなかで一歩退いてみる。そして自分自身に基本的な問いかけをしてみる。今していることは、問題の解決にどうつながるのか?思考をどう発展させるのか?この時点でできるいちばん大事なことか?あまり役にたっていないとしたら、なぜそれをしているのか?
◆チームの士気を保つ秘訣:①チームの体温を計る。②一定方向に進む。③チームメートに彼らがしている作業の目的を知らせる。④敬意をもってチームメートを遇する。⑤チームメートを人間として知る。⑥行き詰ったときはビル・クリントン方式で。
◆面接の秘訣:①誘導しないで聴く。口を開くのは、面接調査が本筋からそれないようにするのに必要な最小限にとどめる。②言い換える。相手の答えを少し言い方を変えて繰り返し、できるだけまとまりのあるかたちできかせる。
◆メッセージを効率よく伝える秘訣:①簡潔さ、②完全さ、③構造
◆実施計画を成功させるための秘訣:すべきことと、それをいつまでにしなければならないかを、ばか者でも理解できるように詳しく明確に述べる
◆過酷な出張を楽しむ秘訣:①出張旅行を冒険と考えるようにする。たとえば、ミシガン州フリントに冬の3カ月足止めされたとしても、いつか自分の孫たちにこんなふうに威張れるぞって思うんです。昔、おじいちゃんはな、フリントで越冬したことがあるんだぞ。こんなこと、ふつうの人には、なかなか言えることじゃないでしょう。
②あらゆる人に最大限の敬意をもって接することです。マッキンゼー人は時として要求ばかりになって、忍耐にかける面がある。おまけに、どういうわけで自分の望むようにならないかを理解しません。ちゃんと敬意を示す人には力を貸したいと思う。それに、こっちのストレスも溜まらないですむ。フラスト状態でいるより、人と仲良くしているほうが、気分はずっといいですからね。だから、そのほうが「みんな勝ち」なんです。
◆価値ある教訓:問題解決について。どんな問題でも、これはとても無理、と思うような問題でも、構成要素に分解すれば解決できるということ。もう1つは、この広い空の下に新しいことなどない、ということ。どんなことでも、あなたより前にそれをしたことのある人がいる。その人を見つければいい。
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日々の業務をより生産的にするための意識のヒントがまとめられていた良書であった。
小さなテーマごとに、筆者の一流コンサルタント集団での経験とそこから得た学びがコンパクトにまとめられていた。
特に印象に残ったヒントが2つある。
1つは、「シングルヒットを打つ」意識を持つことである。毎回完璧(ホームラン)を狙うのではなく、単打を積み重ねる意識が大事との教えである。不健全な完璧主義に陥りやすい自分にとって、心に留めておきたい言葉であった。
もう1つは、「大きな問題も構成要素に分解すれば解決出来る」意識を持つことである。自分でも解けるレベルまで課題を分解する癖をつけることで、様々な大きな問題にも怯まず一歩を踏み出せる。よく不安に駆られて焦る自分に言い聞かせたい言葉だった。
今後何か困ったことがあれば、本書の該当項目を読み返してヒントをもらい、前に進んでいけると感じた。
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マッキンゼーについて知りたくて読書。
大前研一さんや勝間和代さんを通じて知ったマッキンゼー社。その強さ、特徴を知りたいと思う。事実から始め、事実から仮設を作り、解決策を考える。
厳しくても、出身者の多くが多彩な分野や上級職へキャリアパスしている点からも同社が学校のような存在であることが分かる。そして、同社の出身であることを堂々と誇る、そんな会社はいいなと感じる。
よりマッキンゼーについて知りたくなる1冊。
不況下の日本で、いまだに大企業志向が強いのも分かる氣がする。安定力よりも、その企業が持つ伝統、文化、教育に魅力を感じているからなのかもしれない。
読書時間:約25分
Posted by ブクログ
いろいろな方が良書と薦められていたもののなかなか手に取れなかった一冊。マッキンゼー式と言いつつも、この手の自己啓発書を大量に読んでいる私にとってはそれほど目新しい発見はなかったものの、わずか2年ほどの在籍でここまでの学びがあるマッキンゼーという会社の凄さと、アタリマエのことを当たり前にやる難しさが改めてわかった気がします。
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海をすべて沸かすな
大きな絵を見る、何故そのことに時間を費やしているのか?
選択と行動
マッキンゼーの人ですら当たり前のことを悩んでいる
事実を集める、仮説を立てる、検証する
mece3つに分類しすると決めているから、逆に分けることができる。枠をつくっているから、そのことに時間をかける必要がない
次元を合わせる
2080の法則
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新入社員の当時を思い出してしまいます。
死ぬほど働くって言ううわさどおりに夜中でもメールのやりとりをしたり、議論で頭の回転の速さに置いてけぼりを食らたり、あなたの仕事は、なっていません!と(クライアントなのに!)怒らたり(笑)、etcあのころはかなりダメだしを食らったなぁと・・・。入社当時一番のカルチャーショックでした。
もちろん、一般の会社員と比べれば信じられないほど稼ぐ人たちだからっていうのもあるけど、頭が良くて上を目指す人たちっていうのはこういう人たちだな、と感じました。
まぁ、マッキンゼーは相当優秀な人材しか入れないらしいからねぇ。デキが違うといってしまえばそれまでなんだけど。
ところで、この本の内容は、マッキンゼーの基礎的な考えが詰まってます。これは、「仕事をする」という基礎的な部分ともいえますので、これから就職する学生や新入社員の方向けかな。さらりと読めますので読んでみて損はないと思います。
Posted by ブクログ
仕事への取り組み姿勢の基本が書かれている。
今から読み直すと目新しい部分はないが、
これを買った2001年の10年前はドキドキしながら読んでいた。
その時にきちんと理解できていなかった自分を思い出した。
Posted by ブクログ
世の中には本当に賢い人たちがいるのねぇ~なんてのんびりしたことを感じつつ。MECEの考え方、現状を把握し過去事例から分析する能力。。全部網羅するのは難しいけど「出来そうなこと」はある。まずは情報の蓄積・共有の為のアウトプット力を磨くぞぉ!
Posted by ブクログ
企画営業、コンサルティング、プロジェクトを進行する立場の人にオススメ。
マッキンザーの仕事方法が何となく見えます。
職場上司からもらった本。
Posted by ブクログ
■当初仮説の立案
Factの収集→構成要素に分解(キードライバー)→そこへの解決策の立案。ただし、上がってきた案に対しては多角的な視点で見る事。
■Forces at Work
分析のための枠組み。施策の実施に当たって、対象にどのような影響が出るかを考える。「Five Force」のようなもの。
■キードライバー
要は物事の核心をつくという事。枝葉末節には捉われない事が重要。
■エレベーターテスト
提案事項や問題点を30秒程度にまとめる。
■「学び」の蓄積
一日の成果をチャートにまとめて整理する。3つくらいを1、2枚のチャートで。
■「大きな絵」を見る
物事を俯瞰して見直す事。枝葉末節に捉われて、はまらないように。
■自己主張
実力主義の会社で平等を主張して構わない。ただし、それ相応のリスクを伴うため、論理付けはしっかりと。
■具合的なリサーチ方法
?年次報告書を(懐疑的に)読む?異常値に注目?ベストプラクティスを探す
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【特に役立ったキーワード、項目】
●最初の会議で問題を解決してしまう 〜「当初仮説」
●「80対20の法則」
●「エレベーター・テスト」(30秒で社長にプレゼン)
●「初めての問題など存在しない」
●「全く同じ問題は存在しない」
●インタビュー時に「刑事コロンボの戦術」を用いる
→せりふ例:「ごめんなさい、あと一つだけ」
●面接の相手を裸にしない
●礼状は必ず書く
●毎日一つチャートを作る(常に具体的に)
●「検討もつかない」は暗号(ヒントを見逃さない)
●関係者全員に事前報告する
●自分だけのメンター(師匠)を見つける
●つねに三つのものを持っていく
【一言コメント】
今読み返してみると、「世界最強」でもなんでもないのですが、
普通のビジネスマン、入社1年目くらいのコンサルタントにとっては、
それなりに役に立つことが書いてあるように思います。
(私も入社2年目くらいに読んで「目から鱗」でした。)
特に「エレベーター・テスト」は日々意識していくことが重要だと思われ。
Posted by ブクログ
コンサル系の仕事に関するテクニックを除く全体像を知りたい方にはオススメ。しかし、具体的なテクニックなど専門技術を知りたい人には物足りないと思います。
Posted by ブクログ
この手の本は、ロジカルシンキング系・問題解決系の本を1〜2冊読めば書いてある内容と大体同じで、あとは個別の事例が異なる程度。まだその手の本を読んだことがないなら初めの一冊として選ぶのは良いかも。
・コンサルタントは、クライアントの限界を知るという責任がある。提案はその限界内に収まるようにしなければならない。
・チームのきずなが深まるのは大抵仕事を通してである。重要なのは、一緒にうまく仕事ができることで、自分が重視されている・自分の考えが尊重されているとメンバーが感じること。
・面接調査をするのは、他人の中にある情報や経験、逸話に接したいから。話を聞くためにそこにいるのであって、話すためではない。
・適切な答えを提供するのではなく、クライアントに受け入れてもらわないといけない。そのために、調査結果を事前に説明しないでプレゼンをすることはしない。
・あらゆる人に最大限の敬意をもって接すること!みんな、自分の思っている以上の力をもっている。
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80
・クライアントとは協働作業。クライアント企業を味方につける。
・シングルヒットを打ち続ける。
・初めての問題は存在しない。リサーチが鍵。
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マッキンゼー式とはなんぞや?
そう思い、一読。
約20年前の本ということもあり、古さを感じた。
というのも、論理的思考を極めた世界観が展開されていたから。
おそらく、20年前はそれが世界最高峰の武器になったのだろう。
けれど、現在は多くの人がそれを身につけ始めた。
論理的思考は有利で武器になるけれども、最高峰ではない。
もちろん、これは現在のマッキンゼーではないので、今のマッキンゼーはもっと進化しているのだろうと思う。
その中においても80:20の法則は勉強になった。
時間の80%を占める仕事で20%の利益しか生んでいない。
とか、反対に
20%の人材が80%の利益に貢献している。
とかが成り立つことが大いにあるそうだ。
あとは、3つのポイントとMECE。
また、この頃は(今もかもしれないけど)
徹夜、長期出張などの長時間労働してたんだなぁと。
確かに論理的思考を極めるには時間が必要なのかもしれない。
それを越える新時代の何かが必要な気がした。
Posted by ブクログ
事実を重要視していて、これでもかというくらいに検証する。現場の有能な人が出すアウトプットの品質と同じくらいでかつ、早く出せる。ただ、マッキンゼーにいる人ほど有能な人はいないのが常。
企業の平均的な能力値があるとすると、マッキンゼーの最下層の人と比べても最下層の人のほうが勝る。
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・解決法の構築
1.事実に基づき 2.厳密に構造化され、3,仮説主導である
・当初仮説
行動する前に問題の解決策を考えること。
⇒手元にある基本的事実をできるだけ纏める⇒構成要素に分解⇒各キードライバーについて、実現可能な提案を考える⇒もっと細かな問題点に分ける⇒それぞれの問題点について、仮説を証明あるいは反証する分析
※チームで立てた当初仮説のほうが、個人よりはるかに強力。あら捜しができる
・分析方法メモ:フォーシズ・アット・ワーク/ビジネスプロセスリデザイン
・目標
あくまで到達可能な設定を。自分の力に余ることは請け負わない。
・チームのきずな
チームの絆は仕事を通して深まる。
自分が重視されていると感じることが大事。
・チームの士気
チームの体温を図るために、話すこと。一定方向に進む。チームメートに彼がしている作業をの目的を知らせる。敬意を持って接する。(敬意とは自分がしたくないことや、したことがないことを人にさせないことを意味する)
・リサーチのテクニック
外れ値に着目。(良い数字と悪い数字に着目)・業界でうまくやっている方法を真似る。
・ミーティング
全員を出席させる、議題は必要最低限、リーダーはできるだけテキパキと議題を処理する。
・ブレーンストーミング会議
ポストイット使用、フリップチャート使用、不平不満を吐き出させる。最大で2時間が限界。準備が大事(全員が同じ知識基盤があるようにする)
リーダーは仮説をもってきて、この仮説をみんなで攻撃しようという進め方が効率的かもしれない。
・面接調査
事前準備は大事。これだけは聞くというポイントを絞っておく。原則一般的な質問から始めて具体的なことに移行したほうが、面接社のウォーミングアップになり、心を開いてくれやすい。
自分が知っている質問をいくつか入れるておくと、相手の力量が図れる
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原題の「THE McKINSEY WAY」の方がタイトルとしてはしっくりくる。ブレストのやり方、マッキンゼーで生き抜く方法、マッキンゼー人の教訓は面白かった。すぐに仕事で使えるといった類のものではないけど、こういうところを目指して(意識して)仕事することは意味があるかな。
Posted by ブクログ
「海の水を全部沸かすな」⇒猛烈に働くのではなく、賢く働く。「毎日一つチャートを作る」⇒常に具体的に。「シングルヒットを打つ」⇒コンスタントに期待に応える。
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また100円コーナー発見。ラッキーです。
最近コンサル系の本を結構読んでいたので書いている仕事術に当たるような内容は基本的に似たり寄ったりです。
しかし、世界最強の企業の一つに挙げられる企業の中身を知るには最適な一冊でした。凄さが一つ一つの例から伝わります。
ちなみに余談になるがこの企業の凄さが一番伝わるのは新卒採用ページの社員紹介ページ。社員の経歴がすごいことなってます・・・
Posted by ブクログ
「アメリカにガソリンスタンドは何軒あるか?」
「マンホールのふたはなぜ丸いのか?」
以上がマッケンゼー面接試験における問題の一例である。
こういった問題を元々知っていることが求められるのではなく、結果へ導くための構成要因、またそれを用いてのプロセスが重要である。
Posted by ブクログ
こういう時はこうするんだ、という本ではなくて、マッキンゼーではこんな時こうやっているよ、って言う感じの内容。自分で考えず条件と結果だけを求める私にはちょっと読みづらかったかも。
自分が学生のころにこう言った外資系コンサル会社のことを知っていれば入社できるかどうかは置いておいて、なんか別の人生を歩んでいたかもしれないなぁと思った。
学生さんに読ませたい。
Posted by ブクログ
●目的
自分にも実践できる考え方を学ぶ
●概要
イメージされるロジカルな能力に加えて、チームで上手く成果を出す方法や働く上での意識が紹介されている。
●ポイント
・問題解決
事実を直視する
⇒質問を繰り返し、問題を明確化する
「本当にこれでいいのか?」
仮説は立案し、そして立証しなければならない
・マインド
自分だけのメンターを自分自ら見つける
あらゆる人に最大限の敬意を示す
・チーム
士気
メンバーと会話をし、共感する
目的を知らせて、方向性を定める
面接
会う目的を明確にする
あらかじめ答えてほしい質問を用意する
・スキル
メッセージ
シンプルに・完全に・構造的に
ポイントは3つ
プレゼンを30秒でまとめる
選択能力
⇒優先順位をつけて、必要ないものはおもいきってやめる
●アクション
・メッセージをシンプルに・完全に・構造的に
・人と会う目的を明確にする
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PART1 マッキンゼー式<ビジネス問題の考え方>
1 解決法をどう構築するか
■三つの特徴
①事実に基づき(リサーチ)
②厳密に構造化され(MECE)
③仮説主導である
■最初の会議で問題を解決してしまう:行動する前に問題の解決策を考える(当初仮説をたてる)
①当初仮説の「定義」
②当初仮説の「立案」(問題点系統図)
③当初仮説の「テスト」
2 アプローチをいかに発見するか
・医者は患者の自己診断を鵜呑みにすることはない。
■壁にぶつかった時の解決方法
①まず、問題を再定義する
②それから、少しずつ改善しながら前進する
③さらには、政治にめげずに仕事をする
3 問題解決への道を切り拓く重要法則
■海の水を全部沸かすな
猛烈に働くのではなく、賢く働く。あなたの抱えている問題に関するデータも、したほうがいい分析も、
それこそ山のようにある。その対部分を無視することだ。
■キー・ドライバーを探す(核心をつかむ)
■エレベーター・テスト(三十秒でプレゼン)
■低い枝の実を採る(成果はすぐに提示する)
■シングルヒットを打つ(期待に応える)
すべてができるわけではないのだから、しようとしないこと。すべきことだけを、きちんとする。
ホームランを狙って、10打席のうち9打席で三振に終わるより、コンスタントに一塁に出るほうがずっといい。
■大きな絵を眺める(目標を定期的に確認する)
ときどき、そのときしていることから心のなかで一歩退いてみる。そして自分自身に基本的な問いかけをしてみる。
今していることは、問題の解決にどうつながるのか?思考をどう発展させるのか?この時点でできるいちばん
大事なことか?あまり役にたっていないとしたら、なぜそれをしているのか?
■大きな絵を眺める(目標を定期的に確認する)
ときどき、そのときしていることから心のなかで一歩退いてみる。そして自分自身に基本的な問いかけをしてみる。
今していることは、問題の解決にどうつながるのか?思考をどう発展させるのか?この時点でできるいちばん大事な
ことか?あまり役にたっていないとしたら、なぜそれをしているのか?
■正直に「わからない」と言う(誠実にふるまう)
PART2 マッキンゼー式<ビジネス問題の解決方法>
■チームの士気に気を配る
①チームの体温を計る
②一定方向に進む
③チームメートに彼らがしている作業の目的を知らせる
④敬意をもってチームメートを遇する
⑤チームメートを人間として知る
⑥行き詰ったときはビル・クリントン方式で
■上司を引き立てる
■具体的なリサーチの実践テクニック
①年次報告書からスタート
②外れ値に着目
③ベスト・プラクティスを捜す
■事前の準備・・・面接調査ガイドの作成
・「答えのわかっている質問」をすることによって、面接相手の知識や正直さを
推し量ることができる。
・「面接で最も知りたい三つの点はどれか」を自問する。
■面接調査を成功させる七つの戦略
①相手の上司に面接のお膳立てをしてもらう
②二人で面接をする「役割分担)
③誘導しないで聴く
口を開くのは、面接調査が本筋からそれないようにするのに必要な最小限にとどめる。
④言い換える
相手の答えを少し言い方を変えて繰り返し、できるだけまとまりのあるかたちできかせる。
⑤間接的アプローチを用いる
⑥求めすぎない(「面接で最も知りたい三つの点はどれか」を自問する)
⑦刑事コロンボの戦術を用いる
PART3 マッキンゼー式<解決策の売り込み方>
■一つのチャートに一つのメッセージ
■滝グラフの絶大なる効果
■メッセージを効率よく伝える三つのカギ
①簡潔さ、②完全さ、③構造
■解決策を実施するための基本ルール
実施計画を成功させるための秘訣:すべきことと、それをいつまでにしなければならないかを、
ばか者でも理解できるように詳しく明確に述べる。
PART4 マッキンゼーで生き抜く方法
■自分だけの師匠(メンター)を見つける
■旅から旅への生活を楽しむ
・過酷な出張を楽しむ秘訣:出張旅行を冒険と考えるようにする。
・あらゆる人に最大限の敬意をもって接する
→フライト乗務員や、ホテルの接客係、クライアント企業のアシスタントといった人達の力の活用。
マッキンゼー人は時として要求ばかりになって、忍耐にかける面がある。おまけに、どういうわけで
自分の望むようにならないかを理解しません。ちゃんと敬意を示す人には力を貸したいと思う。
それに、こっちのストレスも溜まらないですむ。フラスト状態でいるより、人と仲良くしているほうが、
気分はずっといいですからね。だから、そのほうが「みんな勝ち」なんです。
■よきアシスタントを確保する
PART5 マッキンゼーの伝統
■価値ある教訓:問題解決について
どんな問題でも、これはとても無理、と思うような問題でも、構成要素に分解すれば解決できるということ。
もう1つは、この広い空の下に新しいことなどない、ということ。どんなことでも、あなたより前にそれをしたこと
のある人がいる。その人を見つければいい。