感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前作(IN THE〜)を超えることはないだろう、と思っていたけど、そんなことは全くなかった。
妹尾を泣かせたアサトの言葉は、すごく印象的であのシーンに最優秀賞あげたい。
BLで泣くとは思わなかった。
全体的に妹尾がメインというか、やっぱり背負っている過去が強すぎて妹尾妹尾!って気持ちで読んでしまうんだけど、あのセリフ一つでアサトの存在感がぐっと押し出された。
アサトがいてよかったね。
スピンオフのモアザンワーズは少し気になるけど、今の所読むつもりはない。
アサトの言うように、妹尾の過去はそれはそれとしか思わないし、私は2人のお話が好きで満足したからあえてほじくり返して見てみたいとも思えない。
レビューで見たところでそんなもんか、というのも正直なところ。
購入してよかった…
前巻読破後、即購入。
前巻は朝人と妹尾、特に妹尾が
何を思い、どういう考えのもと行動しているのか。
それがいまいちわかりませんでした。
そういったものが、今回話を読み進める中で、
ゆっくり、ゆっくり、
読み解くことができて良かったです…。
あのシーンそういう感情だったの…?と読み返したくなる作品。
妹尾が
「もう いいかんかな 」 「 もう いいかぁ… 」
と静かに呟く、
この2人のシーンが1番印象に残っています。
何とも言えない、この雰囲気が好きです。
これからもっと、2人に幸せになってもらいたい。
そう感じさせてくれる作品でした。
モアザンワーズを読んだあとのムカつく度MAXでしたが今少し和らいでますが。やっぱり妹尾君目線が強く切なすぎる。ごめんですが永慈と美枝子の二人を見たくないし。意味がわからん。BL好きにはモアザンワーズはおすすめしません。
匿名
心に響く
何回か読み返していますが、心に響くやりとりが堪らなく良いですね。
2人が寄り添い会いながら、少しずつ己と向き合って、2人の関係も近づいていく様子が〜萌えました。お付き合いした後の、2人のダラダラな日常をもう少し見たかった。
いや~上手いこと収まりましたね
妹尾のつかみどころのない性格も中身をしれば可愛いもんだわ
しかし感情が分かりづらい!!
振り回されてた朝人だけど実は妹尾も妹尾で色々揺さぶられてたんだろうなぁと思うと…
ハピエンで本当良かった!
Posted by ブクログ
前作の答え合わせみたいな所もあってすごく良かった。スギモンもまだまだ仕事について悩んでたり、妹尾が二人の関係性について深く考えてたり。
絵津鼓さんの絵柄と話のテンポがとても合ってて気持ちよく読めました。
友達と恋人、どちらの関係性も始まったばかりで、これからの2人をまた見てみたい。
あい
二人かグズグズくっつかないのも、二人それぞれの人生の後悔に凹んでるのも、人は恋愛だけになやむんちゃうわなと思う等身大な描写が良かった。
やや妹尾が面倒臭いけど。
Posted by ブクログ
こんなに分厚い一冊で700円て~!お安い~!!!ありがたい~!!!今回も内容ギッシリでした。でも絵がスッキリしてて綺麗だから読みやすい。相変わらず髪の描き方が好き。
今巻はモアザン読者に投げ掛けるようなセリフがたくさんあったように思うなぁ。
逆にモアザン読まないでインザだけを読んでる人は、前巻はともかく今巻は楽しめるのだろうか?楽しめるか。前巻でキャラは出揃ってるし説明もされてるもんな。モアザン読んだらより楽しめるって感じか。
妹尾の「おれのこと可哀想やと思うん?」「あいつらの話するときはおれが話すんやから、おれの言い分だけはちゃんと伝わってると思う」「そうやからおれだけ被害者っぽくみえてる?」とか、これはモアザン読者にありがちだった「妹尾かわいそう!」という意見に、妹尾本人が問題提起しているようにさえ見えた。
でも妹尾がこういう考えできるようになったのもスギモンのお陰というか。
妹尾は“世界の中心に俺しかおらん”的な考えやなと思ってたけど、今巻に入って、この子の中にもちゃんと他者が入ってこれるスペースができたんやな~と感じた。
あとスギモンが妹尾に「…俺はお前が 何考えてんのか全然分からん…」と言っていたり、あとモノローグで「俺が最後まで踏みこめないのは 何も手放せないまま 妹尾が踏みこませないからだ」って言ってたのも印象的。そうなんだよな、そこなんだよ妹尾。君は他者を踏みこませようとしないから一人になる。そしてまた一人になろうとしていた。
でもね!!!それを止めてくれたのがスギモンです!!!なにこのいい男!!!!
二人が朝方にベランダの窓を開けて、風を浴びながら話していたところはとても清々しく美しかった。
「なんか 答え合わせしてるみたい」
これが今巻で一番グッときたセリフ。
スギモンの言葉。キメて言ってないのがまたかっこいい。
彼らは意外にちぐはぐで、案外通じあっていなかった。でも人間ってそれが普通だ。全部の気持ちを言い合わない。隠すし、伝わらないし、言葉の受け取りかたもそれぞれ違う。
だから、答え合わせをしてるみたいに二人の誤解が解けていく瞬間は嬉しいし心地いい。
なーんだ、そうだったのか、と。好きだ。
また感想長くなった。
いい漫画でした。前巻よりBL感も強いよ。ノブルたちも出てくるよ。心に残るし、かわいいよ。素敵です。
Posted by ブクログ
スギモンと妹尾の話ふたたび。
妹尾がある日突然フラッと出て行ってしまうんじゃないかと、スギモン以上にドキドキしながら読んだ。複雑で繊細な妹尾をわかろうとするスギモンには、終始片想いの切なさを感じた。
そんな妹尾が過去を過去として抱えられるようになるまでと、仕事と恋愛を通して成長するスギモンが語られる。続編を読めて良かったと実感するお話でした。
繊細なふたりの心理描写
言葉の掛け合い、体の接触、流す視線…ちょっとしたものも全てがチクチクと心に刺さって、せつなくて読むのがしんどかったです。スギモンに感情移入したせいもあるかもしれません。妹尾くんは繊細で鈍感で風船みたいで、私なら無理ですわ。諦めなかったスギモンに拍手を送ります。
切ないながらも暖かい
モアザンワーズから読んでます。モアザンワーズは最後が切なくて切なくてしかたなかったのですが、この漫画でこの切ない気持ちが温かい気持ちに浄化されました。
Posted by ブクログ
★3.6
前作から、そんなに2人の関係変わってなくてどう決着つくのかなと思ったけど、重かった過去を乗り越えてちゃんとお互いの気持ち通じあえて良かった。妹尾のフラフラした掴みどころのないとこやっぱり好きにはなれなかったなー。
スパナチュからの流れで読んで今更気づいたけど、アサトくんはスギモンなんか!!(笑)同一人物だったとは~〜!スパナチュん時はクールなイケメンだからわからんかった。
Posted by ブクログ
杉本と妹尾の続きが読めるとは! それにしても、なかなかじれったい展開で、読んでいるこちらも、二人と一緒にモヤモヤしたりジリジリしたりしてしまった。でも、こんな風に人は立ち止まったり振り返ったりしながら、なんとか進んでいくものよね……。妹尾が、過去の先輩たちとの関係を消化できて前にしっかり進めるようになってよかったなぁと思った。『モアザン…』は未読だけど、それでも満足。