感情タグBEST3
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やさしい物語。何回も読み返したい。
お母さんと仲直りもできたし、これでもうおばばたちのいるところへは行けなくなっちゃうのかな…と思いきや
中学生になった舞子の日常にも当たり前のようにおばばたちがいる最後がとても良い
香月日輪さんだいすきだ〜
素敵な物語をありがとうございます
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香月日輪さんらしい、妖と人間の温かいお話。母親と舞子の人間関係が少しリアルで、実際親が気づいていないだけで、こういう悩みというか、小さな問題を心に抱えた子供は、少なからずいるような気がする。でもそれは親だけのせいではないのだろう。短かったけど面白かった。
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はじめて読んだのは小学生の頃で、でもそのときはタイトルも表紙も違ったし、ポプラ怪談倶楽部?とかいうシリーズの作品だったな。 怪談に特化したシリーズだったけど、これって怪談じゃなくない? と当時から思ってた。むしろめちゃめちゃ人の情に訴えかけてくるような、あったかくてやさしくて切ないお話。 社会人になった今でも香月さんのお話が大好きだけど、そのとびらを開いてくれたきっかけの作品。 読むといちばん元気になれるし、優しくありたいと思える。 毎日自分のペースで焦らずがんばろうって柄にもなく前向きになったりもする。 まだランドセルを背負っていたころにはじめて出会って、何回もくりかえし読んで、20歳をすぎて大人になってもずっと好きでいられる作品があるってすごすぎて、うれしすぎて、なんかうまく言えない。 私を取り巻く環境がどんなに変わっても昔から好きなものを大事にできる感覚はなくなってない。 そういう自分のことを好きだなと思える。 20.2.26、22.8.4追記
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一人ぼっちだった女の子が幽霊と出会って変わっていくお話。
辛い描写も多いけれど、読後感は爽やかで夏休みにぴったりなお話なんじゃないかな。さらっと読めるので、ちょっと気分転換したい時にもいいかもしれない。
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読み終わりました!
最初はどうなることかと思ったけど、
イラズの森に導かれておばば達に出会う………
出会うたびに元気になって
外の世界でも成長していく舞ちゃん
いじめに立ち向かうシーン良かった!
そして最後良かった。:゚(。ノω\。)゚・。
ラストも良かった…こういう結末嬉しい////
……続編もう読めないんだなと思うと寂しいです。。
それにしても、天空魚が現れたときは
『大江戸妖怪かわら版』雀たちの世界にも出てたなと
関連しているようで、ちょっと嬉しくなりましたね。。
どこかで繋がっていると…
あと、話す言葉も似ている!「ちげえねえ!」とか笑
○○ぜよって言う妖かしさんがいたのですが
喋り方が龍馬さんっぽかった////
こちらの世界の料理も
美味しそうだった(〃゚σ¬゚)ジュルリン..
おばばって絵にするとどんなだろう。。
きっと可愛いおばあちゃんだろうな
一番最初の出会い。。
酒ビンをくわえて塀の上を歩くシーン………が
まるでニャンコ先生みたいだなとつい思ってしまった(笑)
猫じゃないけど!
………もうこれで香月さんの新作が
読めないと思うと残念です。。
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おばばと妖怪たちは魅力的で、救われていく舞子に
ほっとしながら、あまりにものめりこみすぎて
本当の家を見捨てていきそうな様子が心配だった。
でも、あのラストは嬉しかった。
よかった~。
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昨年末先生が他界されたので、この小説は続編がないのかと思うと、残念です。
この小説こそ、現代の人たちに読んでもらいたい小説の1つだと思います。温かいけど・・・絶対何かに気付かされます!!
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ねこまたおばばに会ってみたい。
自分のおじいちゃんおばあちゃんを早くに亡くしたので、主人公の舞ちゃんのように遊びに行けるおばあちゃんがいることが羨ましい。
子どもの世界は狭いから、家庭や学校で居心地が悪いとすべてが楽しくない気持ちになるから、
舞ちゃんにとってねこまたおばばの所へ遊びに行くことが良い息抜きになってホッとした。
人には人の物語がある。
時私には私の人生があるように母親には母親の、友達には友達の人生がある。
普通に生活していると時々忘れてしまうこの事を大事に胸にしまっておこうと思った。
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子供大人も芯の部分はあまり変わらない。おっちょこちょいは大人になっても変わらないように。(多少変わりますが…)
子供と継母などの関係は難しいと思う。
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子供なりの苦しみがリアルです。
だんだん大人より大人らしくなる主人公の成長がおもしろい。
そして、周りの大人が大人でも悩んでいる姿が「わかる!」って思いながら読めます。
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心の余裕がない時ってどうしても、あっちは大丈夫だよねと自分の物差しで物事を見ちゃいがちだけど、それって大丈夫と判断された方としては放置以外の何ものでもないって分かってはいるけど両立って難しいよね。
分かりやすい言葉で、簡単に読破できてしまうページ数だけど色々考えてしまう。中でも愛情をもって接するのと、甘やかすのは違う。
この一文。実践するのは難しいしどこまでが甘やかしなのかの線引きって意外と難しい。
児童書のようですが大人が一番読むべき。
貴方の大切な人を忙しいということを理由にしてないがしろにしていませんか? 本当にその人は「大丈夫」ですか? 貴方の勝手な基準による「大丈夫」ではありませんか?
本作では継母と子という関係でしたが、これは夫婦でも恋人でも起こりうるすれ違いです。
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妖怪が好きで購入した一冊。
悲しいことや辛いことがあった時に、子供達に手にとって欲しいな、と思うような温かい作品でした。
もっと幼い時に出会っていたいと思いました。
おばあちゃんが語る言葉は、どんな人間にも等しく優しく、包み込んでくれます。
妖怪ももちろん可愛いですが、家族それぞれの心が子供にもわかりやすいように描かれていると思います。
内容はひとくくりにしてしまえば少女の成長記録ですが、読んで良かったなと思う素敵なお話でした。
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作中に出てくる食べ物が美味しそうでした。
家族のお話…ちょっとおばばの雰囲気がトトロの大家さんに似てるなーと思いました。
ページ数も少なく、軽いけど深い感じでしょうか。読みやすいです。最後らへんでほろりときました。
もっぱら表紙買いでしたが、なかなか軽いわりに面白かったです。妖怪アパートシリーズも読んでみたいですね。
あったかい物語が好きな人におすすめです。
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さくさく読み進めるお話でした。お母さんを亡くした小学低学年のおんなのこが、おばけのおばばやその仲間たちに助けられ支えられて強くあかるく立ち直る話かな。
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「人にはそれぞれ自分の物語があるんだよ」継母に子どもができて、家族とうまくいかなくなった少女・舞子。学校でもいじめられ、幽霊が出るというイラズ神社に、ひとり行かされることに。心細さのあまり亡くなった母を思いながら、暗い竹やぶを歩いていく彼女の目の前に、突然、わらぶき屋根の家が現れて―!?ねこまたのおばばと不思議な物の怪たちとの出会いが、舞子に本当の自分を教えてくれる。心温まる癒しと勇気の物語。
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本物の気持ちって大切なんだな。
自分で気づいた本物の気持ちが、いずれ、陽の目を浴びたら
今度は隠し持っていた本物の優しい気持ちや強い気持ちなどが自然と表に出てくるのだろうな。
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角川つばさ文庫で出ていたものと云うことで、それを知らなかったためか子供向きでびっくりしたけど、久々に児童向けの小説を読んでも、素直に楽しめた。
こういうピュアで素直な小説というのはいつの時期でも心動かされる。
というか、なんだか心が洗われる感じ(笑)
読後の後味が良い
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姪っ子ちゃんと2人で大絶賛の面白さ♡
小学生向けの本やったのかなぁ?
ほとんどの漢字にルビがふってあったし、たった1時間で読めちゃうw
家族との間に確執のある小学5年生の女の子が、ねこまたおばばが住まうアヤカシの世界の中で、どんどん成長していくお話し☆
おばばの言葉に心がポカポカしました!
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先日,香月さんが亡くなられましたね.ちょうどこの本が届いた翌日でした.世知辛い世の中を逞しく生きて欲しい,彼女の作品はいつもそう語っているように思う.もし我が子に本を読ませたいと思うなら,彼女の作品をオススメします.
以下あらすじ(巻末より)
「人にはそれぞれ自分の物語があるんだよ」継母に子どもができて、家族とうまくいかなくなった少女・舞子。学校でもいじめられ、幽霊が出るというイラズ神社に、ひとり行かされることに。心細さのあまり亡くなった母を思いながら、暗い竹やぶを歩いていく彼女の目の前に、突然、わらぶき屋根の家が現れて―!?ねこまたのおばばと不思議な物の怪たちとの出会いが、舞子に本当の自分を教えてくれる。心温まる癒しと勇気の物語。
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家族や同級生との関係をが上手く行かない舞子ちゃん。ねこまたのおばばと出合って居場所が出来た。自身の心も体も成長できた。拠り所が有れば強くなれるのね、人は。
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生みのお母さんが亡くなって、新しいお母さんを迎えた小学生の舞子は、色々うまくいかないことばかりですっかり落ち込んでいた
両親との壁
クラスメートからのいじめ
家にも学校にも居場所のなくなった舞子はそんなある日
「出る」と噂の古い神社へと行く羽目に
しかし、不気味に連なる赤い鳥居の先に開けたのは
穏やかな花畑がどこまでも続く
とても暖かな場所だったーー
****
不器用な親子、不器用な友人関係
そういうものに悩む小さな心に触れる
母と子の間に立つ今、そのどちらの気持ちもよくわかる気がして
どちらともつかない涙が滲んだ
子どもはこんな風にして、育つのがいいんだなぁと
おばばの住む花畑を想像して思う
それにしても日輪さんの書く話は、どうしてこんなにも食べ物が美味しそうなんだろう!
普通に白米とみそ汁と漬物が出てくるだけなのに!
きっと食べ方の描写がいいんだろうなぁ
最後に、香月さんのご冥福をお祈りします。
本当に残念で…
素敵な作品をありがとうございました。
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香月日輪さんの新刊かぁと思っていたら、
復刊だったのですね。
人と人の心のぶつかりあいと、
理解しあうことの大切さ難しさを
そっと教えてくれる物語でした。
かといって、説教っぽい表現は少なめだと
思うので、他の作品で「説教くさい」と思っている
方にもあまり抵抗なく読んでいただけるのでは
ないでしょうか。
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お母さんが亡くなって再婚したお父さんと継母の間に赤ちゃんが産まれた。
お母さんの死で寂しさが埋まらない所に、両親は赤ちゃんにばかり目を掛け、舞子のことを放ったらかしにしてしまう。
学校でもいじめっ子3人組に執拗に絡まれ、いつも暗く言い返せないまま、どこにいても居場所がない。
そんな時に出会ったイラズ神社のねこまたのおばば始め、カマイタチの風、キツネの参左、カッパの吉弥、異空間の居心地の良い妖たち。
舞子は居場所を見付け、どんどん生きる力を身に付けて行く。
その一方で、家には居場所がない。
諦め切った舞子に育児に疲れていた継母が溜まっていたものをぶつけてしまう。
蓋をしていた舞子の怒りが溢れる中、香月さんならどう収めていくのだろうと思いながら読み進めた。
おばばは
『完全な人間などおりゃせん。
人間にはそれぞれの物語がある。
自分の物語が大事なのはみんな一緒。
大人だっていつでも素直にいたいんだ。人間の芯の部分は子供も大人もそんなに変わりはしない。』
という様なことを話した。
子供を責めるのではなく、かといって大人を責めるのでもなく、違う視点があるんだよと提示して気付きを促す。
香月さんの物語はいつも決して子供を責めない、子供を尊重する目線が心強い。
最後は両親の反省が早く、うまく事が進み、大人の私には物足りなく感じたが子供にとっては頼もしい味方の一冊になると感じた。
Posted by ブクログ
母が亡くなり、新しいお母さんがきて、子供も生まれ、自分の居場所がなくなる主人公。学校ではいじめられて、内も外も落ち着けるところがない中、あることをきっかけに不思議なものたちと出会うことに。
今までと違い、とても楽しい日々を過ごし、学校も楽しくなった。家を除いて。
はじまりはもう何てどうしようもない環境なんだろうと悲しくなりましたが、おばばと会えて、周りとのわだかまりもすっきりし、さらに主人公が一回りもふた回りも成長して、羨ましささえ覚えました。
いつかは入れなくなる日がもしかしたら来ちゃうかもしれないけど、そうなっても主人公はもう大丈夫だなというハッピーエンドでした。
Posted by ブクログ
児童書だと思ってなかったので、想像と文体が違いすぎて最初はちょっとついていけなかったです。
子供の気持ちも、大人の気持ちもわかる。こっちも向いて欲しい、他にもやらなきゃいけないことはたくさんある、すれ違うのって辛いなあと思いました。
おばばの『人間には、それぞれの物語がある。みんな、それぞれの物語が大事。自分の物語が大事なのは、みんな、いっしょ。』(ザックリヨウヤク)という言葉が、この世の真理だなあと思います。突き詰めると、誰だって自分の人生を、物語を生きていて、それは自分だけのものなんだなあ、と。
最終的に、そんな簡単に解決しちゃう!?と思ってしまったので文体とも合わせて星は3。
Posted by ブクログ
『妖怪アパートの幽雅な日常』をぎゅーっと圧縮したような短編。おばばや物の怪たちと非日常的な空間で過ごす日常を通して、成長していく香月ワールド全開な作品。ハッピーエンドすぎて、作品としては物足りない気がしなくもないけど…ねっ!